ユーキャン宅建士講座を実際に受講した宅建士Kiryuです。
ユーキャン宅建士講座の公式サイトを見ると受講検討のための資料請求ができることがわかります。でも資料請求をすると何が届くのかは明記されておらず、よくわかりません。
そこでこの記事では私が資料請求を行った際に届いたものをひとつずつ示してレビューしていきます。またそもそも資料請求をやる必要があるのかという点についても私の意見をお伝えします。
参考にしてみてください。
ユーキャン宅建士講座の資料請求は何が届く?
ユーキャン宅建士講座の資料請求をすると、次の4つのものが届きました。
- 講座紹介パンフレット
- 合格体験記
- 楽しく学ぼう宅建知識
- 宅建士合格マンガ
順番にチェックしていきましょう。
講座紹介パンフレット
ユーキャン宅建士講座の資料請求で届いたものの1つめは講座紹介パンフレットです。
パンフレットの内容は宅建士資格の概要や講座の概要など。6ページくらいのあっさりした内容です。
残念ながらこの資料を読んでもユーキャン宅建士講座のテキストや問題集の詳細はほとんど分かりませんでした。なぜなら載っているのは教材の外観写真だけで中身についてはほとんど説明が無いからです。
購入を検討している側としてはテキストの構成やレイアウト、問題集の雰囲気などを知りたかったのですが、知りたい情報が載っていなかったというのが正直なところです。
ちなみに講座紹介パンフレット以外の資料にもそういった情報は載っていませんでした。
合格体験記
ユーキャン宅建士講座の資料請求で届いたものの2つめはA4判1枚の合格体験記です。
表面・裏面合わせて10人の合格者の声が掲載されていました。こちらの内容は参考にならないわけではないですが限られたスペースに多くの人の情報を載せているためかなりあっさりとした内容の体験記になっていると感じました。
個人的にはもう一歩踏み込んで「他講座ではダメだったけどユーキャンならできた!」とか「ライバルたちをものともせず、圧倒的な得点差で合格!」とかのドラマチックな話が読みたかったです。
楽しく学ぼう宅建知識
ユーキャン宅建士講座の資料請求で届いたものの3つめは楽しく学ぼう宅建知識です。
楽しく学ぼう宅建知識は試験対策で学習する内容のごく一部を10ページほどで紹介した冊子です。朝比奈先生とA子さんとの対話形式で「宅建知識はプライベートでも役に立つ」を軸に学んでいきます。
受験勉強で覚える内容が実生活でも役に立つというのは確かにそうです。私自身も賃貸の部屋を借りるときなどに宅建士の知識を大いに役立てています。
注意点としてこの冊子のポップで可愛らしい雰囲気はユーキャン宅建士講座の教材とはだいぶ違います。この資料をもとに「ユーキャンの教材って会話形式で学べて自分に合うかも!」と判断するときっと後悔するでしょう。
宅建士合格マンガ
ユーキャン宅建士講座の資料請求で届いたものの4つめは全6ページの宅建士合格マンガです。
『宅建士を目指す方法はいろいろあるけれど…』というタイトルがついていて、ユーキャンの講座を受講する人と独学で頑張ろうとする人との対比が描かれています。進研ゼミのマンガのようなものをイメージしてもらえればOKです。
※以下このマンガのネタバレを含みます。
マンガでは再就職検討中の30代子育て中の女性と転職を希望している20代男性サラリーマンが登場します。
最終的に女性のほうはユーキャン宅建士講座を受講することに決めます。そして通信講座だから学びやすく、時間のやりくりも上手にできて見事宅建試験に合格。
一方の20代男性のほうは独学でやってみよう!と決意します。しかし何をどうしたら良いのかわからず思うように学習がはかどりません。最終的には受験自体を断念する結果に。
以上のような内容です。伝えたいことは分かる気がするのですが、何だか独学で頑張る男性リーマン受験生をディスっているような気もして少しヒドいと感じました。笑
とはいえ宅建試験の合格率は毎年女性のほうが男性よりも高いので、このマンガの描写は実態をよく反映しているとも言えます。
資料請求で届いた案内資料はここまで見てきた4点です。
ユーキャン宅建士講座の資料請求は不要
個人的にはユーキャン宅建士講座の資料請求はあまりやる意味がないと感じました。なぜかと言うと教材のサンプルが一切ついていないからです。
他の通信講座であれば何かしらの形で教材を体験できるようになっていることがほとんど。たとえばフォーサイト宅建士講座の資料請求であればテキスト・問題集の無料サンプルが送られてきます。
またスタディング宅建士講座の無料お試し講座であれば、講義動画のサンプルを見たり問題演習システムを使ってみたりできます。
これに対してユーキャン宅建士講座の資料請求で届いたものはパンフレット類だけです。なので正直言って参考になりませんでした。この内容であれば資料請求をする必要性はゼロに近いです。
それどころか資料請求をすると案内資料が届くのを待つことになります。そのぶん学習開始の時期が遅れることとなり、試験対策上好ましくありません。
このブログをサンプル教材代わりに使ってほしい
とはいえ「だからこそ私がこのブログでやるべきことがある」とも感じています。つまり資料請求では教材の様子がわかりませんので、私が教材レビューを書いて公開すれば読者の皆さんに役立てていただけるはずです。
具体的には次のような記事を書いています。





ぜひこれらの記事に目を通していただき、ユーキャン宅建士講座の雰囲気をつかんでいただけると嬉しいです。
資料請求が不要なもう1つの理由
ユーキャン宅建士講座の資料請求が不要な理由はもう1つあります。それは受講申し込み後、教材が到着してから8日間であれば返品できることです(2023年5月現在)。
教材がお気に召さない場合や、ご都合でご受講できなくなった場合は、教材到着後8日以内であればご返品いただけます(キャンセル料は不要、返送料のみご負担願います)。
返品する場合、返送料は自己負担になりますが講座の料金は負担しないで済みます。たとえば申し込み時にクレカ決済をした場合はユーキャン側でキャンセル処理をしてもらえます。
とすればユーキャン宅建士講座の場合は即座に申し込みを済ませて、届いた教材を数日使ってみて、合わなければ期限内に返品すればいいということになります。このことを考慮すると資料請求の必要性は皆無と言えるでしょう。
この記事のまとめ
今回は「ユーキャン宅建士講座の資料請求は何が届く?必要性は?」というテーマでお伝えしました。この記事の要点を復習しましょう。
まず資料請求で届く案内資料は次の4点です。
- 講座紹介パンフレット
- 合格体験記
- 「楽しく学ぼう宅建知識」
- 宅建士合格マンガ
次に私の考えではユーキャン宅建士講座の資料請求は不要です。その理由は下記2点に集約されます。
- 資料を読んでも講座の内容がよくわからない
- 実は受講料を負担することなく教材本体を試すことができる(期限内の返品可)
資料請求をする代わりに私が執筆したユーキャン宅建士講座のレビュー記事に目を通していただければと思います。あなたにとって有益な情報がきっと見つかります。

あとで後悔しないためにも上記カテゴリの記事に目を通していただき、ユーキャン宅建士講座が自分に合うかどうかを見極めてください。
以上、参考になれば嬉しいです。
