フォーサイトとユーキャンの宅建士講座を実際に受講してレビューしている杉山貴隆です。


「宅建士の通信講座はフォーサイトかユーキャンにしようと思う。でも、自分に合っているのはどっちなんだろう?」
そんなふうに迷っていませんか。2つの公式サイトを見比べても、説明の仕方や力を入れている点がそれぞれ違うので、どこをどう比べればいいのか判断しにくいですよね。
そこで今回は、両方の講座を実際に受講した私が、フォーサイト宅建士講座 バリューセット3(通常セット)とユーキャン宅建士講座を10の観点からじっくり比べてみました。先に結論をお伝えすると、次の通りです。
- 不合格だったときの出費が心配な人
- 疑問をその場で解消したい人
- 問題演習を重ねて得点力を固めたい人
- 提出と返却のやり取りがあると続けやすい人
- 数分のスキマ時間を積み重ねたい人
- 物語仕立てだと頭に入りやすい人
ここからは比較表も使いながら、2つの講座の違いを詳しく見ていきます。講座選びの参考にしてみてください。
※本記事は2026年10月時点で入手できる情報を基に作成しています。
【比較表あり】2講座の違いを10項目で検証

まずは10項目の比較結果を一覧表で明示します。
| 比較項目 | フォーサイト | ユーキャン |
|---|---|---|
| 受講料 | ○ 約7万円 | ○ 約6万円 |
| 合格実績 | ◎ 合格率を毎年公表 | ◎ 修了生の合格率を公表 |
| 講師・講義 | △ 総講義時間が短い | ○ 短尺動画が多数 |
| テキスト | ◎ フルカラー紙+デジタル | ◎ フルカラー・マンガ入り |
| 問題集 | ◎ 演習形式が多彩 | ○ 肢別過去問が中心 |
| 模試 | ◎ 紙の模試あり | ◎ 紙の模試あり |
| スマホ学習 | ◎ ブラウザで動画DL可 | ○ ブラウザで利用 |
| 受講中のサポート | ◎ 質問無制限+AI | ○ メール・郵送で質問 |
| 合格特典 | ◎ 受講料半額の報奨金 | ○ お祝いのeギフト |
| 不合格時のフォロー | ◎ 全額返金保証 | △ 再受講割引なし |
| 総合評価 | 97点/100点 | 92点/100点 |
| 公式サイト | フォーサイト 公式サイト | ユーキャン 公式サイト |
- ◎:特に優れている(10点)
- ○:十分な水準(9点)
- △:やや課題がある(8点)
- 評価は6社比較記事に基づく
より多くの講座を比較した6社比較記事もぜひチェックしてみてください。

それでは上記の表で示した各項目について、順番に深掘りしていきましょう。
受講料
- 受講料はユーキャンのほうが約6千円安い
- フォーサイトは送料が別、ユーキャンは送料込み
- どちらも教育訓練給付制度の対象講座
受講料はフォーサイトのバリューセット3が約7万円、ユーキャンが約6万円です。差は6千円ほどで、ユーキャンのほうが手に取りやすい価格といえます。
さらにフォーサイトは送料が別にかかり、届け先の地域によって数百円から2千円あまり。送料込みのユーキャンとの差は、合わせるとおおよそ6千~8千円になります。
では、この差額をどう考えればよいのでしょうか。
私は、受講料の数字だけで決めてしまうのはもったいないと考えています。フォーサイトのバリューセット3には「不合格時の全額返金保証」や「合格時の報奨金(受講料の半額相当)」など、ユーキャンにはない制度が含まれているからです。
差額でどんな安心が増えるのかまで見たうえで、あなたにとって割に合うかどうかを判断してみてください。
ちなみに、どちらの講座も一般教育訓練給付制度の対象で、諸条件を満たすと受講料の最大20%が支給されます。対象になるかどうかは、各社の案内ページで確認してみましょう。
合格実績
- フォーサイトは合格率を毎年公表している
- ユーキャンは合格者数に加え、合格率も公表している
- 集計の対象が違うので、合格率は単純には比べられない
フォーサイトは、宅建講座の合格率を毎年公表しています。2021年度以降の5年度分はいずれも66~80%の範囲で、全国平均のおよそ3.7~4.4倍という高い水準です。
ただし、この数字は受講生全体の合格率ではありません。全額返金保証制度で定められた確認テストと学力テストの条件を満たし、受験番号を提出した受講生を対象に集計したものです。
2025年度分については、算出の過程を監査法人が所定の手続きでチェックしています。数字の根拠まで開示しようとする姿勢には、私も好感を持ちました。
一方のユーキャンも、2025年度試験の合格率を公表しています。講座を修了して受験し、アンケートに回答した受講生の合格率は48.7%で、全国平均の約2.6倍です。過去10年間にアンケートで合格と回答した人も、1万3千人近くにのぼります。
参考【ユーキャン公式】宅建士講座 合格実績・合格体験談(口コミ)
注意したいのは、2つの合格率では集計の対象が違うことです。フォーサイトの数字は、全額返金保証の厳しい条件を満たした受講生に絞ったもの。数字が高めに出やすいのは自然なことでしょう。
ですから私は、合格率の差をそのまま講座の実力差とは受け取りません。どちらも、講座をやり遂げた人が全国平均を大きく上回る割合で合格していることを示す数字だと考えています。
講師・講義
- フォーサイトは1コマ最大15分で、総講義時間は短め
- ユーキャンは5分ほどの講義動画が約900本ある
- フォーサイトはライブ配信講義も定期的に開いている
フォーサイトの講義動画は1コマ最大15分です。


基礎講座・過去問講座・直前対策講座を合わせても総講義時間は20時間に届かず、講義の量はかなり控えめといえます。
それでも私は、時間の短さを補う工夫を感じました。講義ではデジタルテキストを画面に映し、窪田講師が書き込みを加えながら解説していきます。

講義を聴き終えるころには、テキストも一通り読み終えている状態になるわけです。
窪田講師が画面越しに語りかけてくれるので、「次の講義も見よう」と自然に思えました。2週間に1回ほどのペースで、チャットで質問もできるライブ配信講義「eライブスタディ」も開かれています。
ユーキャンの講義動画は約900本あり、ほとんどが5分程度で終わる短さが特長。基礎テキストのチェックポイントを電子黒板で解説する内容です。


総講義時間は公表されていないものの、本数から考えると講義の量はフォーサイトを大きく上回るでしょう。
私が視聴したときの講義は、余談を挟まずに淡々と要点を説明していくスタイルでした。面白みには欠けますが、そのぶん無駄のない講義だと感じています。
講師に引っ張ってもらいながら進みたいならフォーサイト、短い講義を数多く見て理解を積み上げたいならユーキャンが合うでしょう。
テキスト
- どちらもフルカラーの冊子で、デジタル版でも読める
- フォーサイトは色分けと図表で要点を整理している
- ユーキャンは各レッスンの冒頭がマンガになっている
フォーサイトのテキストは科目別の4冊で、重要度に応じて色分けされたフルカラーです。図表やイラストが多く、文章は要点に絞られています。私が使ってみて驚いたのは、読み進めるのが本当に楽なことでした。


正直なところ、色の有無は学習に関係ないと思っていたのですが、一度慣れるとモノクロのテキストには戻れません。その反面、試験範囲を隅々まで網羅した分厚いテキストで学びたい人には、物足りなく感じられるでしょう。
ユーキャンでは、インプット用の基礎テキスト3冊と、過去問演習用の実戦テキスト3冊が届きます。どれもA5サイズのフルカラーです。



基礎テキストは分量を思い切って絞ったスリムな作りで、各レッスンがマンガから始まり、覚えるべき点は「チェックポイント」にまとめられています。
デジタル版はどちらにもありますが、フォーサイトはテキストをダウンロードして使えるのに対し、ユーキャンのデジタルテキストは閲覧専用で、書き込みやダウンロードはできません。
どちらも初めて法律を学ぶ人に配慮したテキストで、差が出るのは「入り口の作り方」です。図表で要点をすっきり整理したいならフォーサイト、マンガで身構えずに入りたいならユーキャンを選ぶとよいでしょう。
問題集
- フォーサイトは問題集5冊に加え、答練や一問一答演習もそろう
- ユーキャンは重要な選択肢を厳選した肢別過去問が中心
- 演習形式の多さはフォーサイトが上回る
フォーサイトの過去問講座には、科目別に分かれた問題集が5冊付いています。

見開きの左に問題、右に解説が載っているので、解いてすぐに答え合わせができるのも便利なところ。過去問講座の講義では講師と一緒に問題を解いていくため、正解にたどり着くまでの考え方も学べました。
さらにバリューセット3には、eラーニングの「過去問 一問一答演習」と、紙の問題で解く「科目別答練講座」も含まれます。
一問一答演習は、過去問の選択肢を1つずつ「○」「たぶん○」「×」「たぶん×」「わからない」の5段階で答える仕組みです。あいまいな理解のまま正解してしまうことを防げるうえ、正答率の低い問題が優先的に出題されるので、苦手な問題を重点的に練習できます。
ユーキャンの演習の中心は、過去問の選択肢から重要度の高いものを厳選した実戦テキスト3冊です。チェックポイントで要点を思い出してから解く流れなので、「全く解けない」というストレスを感じにくいのが長所でしょう。


私自身、基礎テキストに戻らずに復習と演習を同時に進められる点が気に入っていました。
ただ、ユーキャンは実戦テキストの問題数を公表していません。フォーサイトも総問題数は非公表ですが、答練だけでも200問を解けるのは確かです。公表されている情報で比べる限り、演習の量と形式の多さではフォーサイトが一歩リードしていると私は見ています。
模試
- どちらも紙の模擬試験が1回分付く
- ユーキャンの模試は添削課題として提出できる
- フォーサイトは答練でも50問・2時間の演習を積める
フォーサイトでは、本試験と同じ形式・レベル・ボリュームの模擬試験が1回分、紙で届きます。

届くのは試験の直前期で、それまでの学習の仕上がりを確かめる位置づけです。
私が受講したときは、前年度の本試験を本番と同じ形式で再現した「再現問題集」も同じ時期に届き、本番のシミュレーションを2回行えました。

科目別答練講座も1科目50問を2時間で解く形式なので、時間配分の練習を重ねられます。
ユーキャンの模擬試験は、全7回ある添削課題の最終回です。試験時間と同じ2時間以内で解くことが勧められていて、提出すると採点されて戻ってきます。

自分で丸付けをして終わりにせず、採点結果として受け取れるのはユーキャンならではの形。本番形式の演習をもっと増やしたい場合は、別料金の「宅建模試」(全3回)を申し込む方法もあります。
紙の模試が付く点は同じなので、模試そのものの差は大きくありません。違いが出るのは、50問を2時間で解く機会の多さと、結果の受け取り方です。本番と同じ問題数・時間での演習を講座の中で数多くこなしたいなら、フォーサイトのほうが機会に恵まれています。
スマホ学習
- どちらも講義動画・テキスト・演習をスマホで一通り使える
- フォーサイトは講義動画をダウンロードしてオフラインで見られる
- ユーキャンは通信量に余裕のある回線で使うと安心
フォーサイトのeラーニング「ManaBun」を使うと、スマホのブラウザで講義動画の視聴やデジタルテキストの閲覧ができます。確認テストなどの演習にも、スマホで取り組める設計です。
私が特に評価しているのは、講義動画をスマホにダウンロードしておけること。音楽をスマホに保存しておけば電波のない場所でも聴けるのと同じで、保存した講義動画はネットにつながなくても再生できます。
ユーキャンでは、「合格デジタルサポート」という学習専用サイトをスマホなどのブラウザで使う形です。
講義動画・WEBテスト・デジタルテキストに加えて、試験日を選ぶだけで学習スケジュールが作られる機能があるのは便利なところ。私が使ったときも、取り組むべき課題が示されるので迷わずに済みました。
ただ、講義動画のダウンロードには対応していないようです。ユーキャンは、動画の視聴で通信量がかさむことがあるとして、余裕のある回線を勧めています。
スマホで一通り学べる点は、どちらも変わりません。そのうえで、通勤電車の中などで通信量や電波を気にせず講義動画を見たいなら、ダウンロードに対応したフォーサイトのほうが使い勝手は上でしょう。
受講中のサポート
- フォーサイトは講師・スタッフへの質問が無制限で、AIにも24時間質問できる
- ユーキャンは1日3問まで、メールか郵送で講師に質問できる
- ユーキャンには全7回の添削課題がある
フォーサイトのバリューセット3では、専任講師と宅建に合格したスタッフに回数無制限で質問できます。質問はManaBunから24時間受け付けていて、回答までは数日ほどかかるのが目安です。私が質問したときは、早ければ翌日に丁寧な回答が届きました。
加えて、AIによる質問回答も回数無制限で、深夜でもその場で答えが返ってきます。AIの回答は担当講師も確認する体制なので、ちょっとした疑問をすぐに解消したいときに心強い存在です。
ユーキャンの質問は1日3問までで、学習サイトからのメールか郵送で講師に送る形。1日あたりの上限はあるものの、その範囲であれば受講期限まで質問を続けられます。
ユーキャンならではのサポートが、全7回の添削課題です。解答を郵送で提出すると、採点結果に講評やアドバイスが添えられて戻ってきます。
私が受講したときはマークシート式で、提出の手間はほとんどかかりませんでした。正直なところ、最初は郵送でのやり取りに意味があるのか疑問だったのですが、取り組んでみると意外に良く、学習の節目で実力を確かめる機会になったと実感しています。
合格特典
- フォーサイトは合格すると受講料の50%の報奨金を受け取れる
- ユーキャンは合格すると1万円分のeギフトを受け取れる
- どちらも体験談やインタビューへの協力が条件
フォーサイトのバリューセット3では、合格すると受講料の50%が報奨金として進呈されます。条件は、アンケートの提出と、合格者インタビューへの出演を許諾することです。受講料が約7万円であることを考えると、受け取れる額はかなり大きいといえます。
ユーキャンの合格お祝い制度で進呈されるのは、1万円分のeギフトです。受け取るには、受験調査アンケートと顔写真付きの受講生体験談に回答し、広告などへの掲載を許諾しなければなりません。
原則として受講期限内に受験して合格していることや、楽天市場経由・法人での申し込みでないことも求められます。
金額の大きさでは、フォーサイトが大きくリード。ただし、どちらも合格者として体験談やインタビューに登場することが前提の制度です。人前に出ることに抵抗がある人は、特典を受け取らない選択肢もあると考えておくとよいでしょう。
逆に、合格の喜びを形として残したい人にとっては、勉強を続ける動機の一つになるはずです。
不合格時のフォロー
- フォーサイトは条件を満たせば受講料が全額返金される
- ユーキャンには不合格時の返金や割引の制度がない
- フォーサイトの返金保証は条件がやや厳しい
フォーサイトのバリューセット3には、全額返金保証制度があります。主な条件は、eラーニングの確認テスト全てで100点を取ること、本試験の約1か月前に行われる学力テストで所定の順位以内に入ること、受験票などの書類を提出して本試験を受けることです。
学力テストの基準は全国平均合格率の2倍をもとに決められていて、上位4割近くが目安になります。個人で申し込んだ人が対象で、利用できるのは1回限り。返金されるのは実際に支払った受講料で、送料や分割手数料は含まれません。
確認テストは何度でも挑戦できるので、コツコツ取り組めば満点を狙えます。実力が問われるのは学力テストのほうでしょう。つまりこの制度は、真剣に勉強したのにあと一歩届かなかった人を救うためのものだと私は受け止めています。
なお、教育訓練給付制度とは併用できません。給付を希望していても、返金の対象になれば給付の申請は取り下げとなる点に注意してください。
ユーキャンには、不合格だった場合の返金や受講期間の延長、割引での再受講といった制度がありません。もう一度受講する場合は新規の申し込みとなり、受講料も全額必要です。
不合格のリスクに備えられるかどうかは、2つの講座の大きな違いといえるでしょう。
フォーサイトはこんな人におすすめ

ここまでの内容を踏まえると、フォーサイトの受講をおすすめできるのは次のような方です。
不合格だったときの出費が心配な人
約7万円を払って勉強し、もし不合格だったら。そう考えると、申し込みのボタンを押す手が止まってしまうかもしれません。通信講座を選ぶとき、多くの人が一度は抱く不安ですよね。
フォーサイトのバリューセット3なら、所定の条件を満たしたうえで不合格になった場合、支払った受講料が全額返金されます。条件のうち確認テストの満点は、何度でも挑戦できるので努力次第で届くもの。真剣に取り組んだ人ほど救われる仕組みです。
さらに合格した場合も、条件を満たせば受講料の50%が報奨金として進呈されます。合格でも不合格でも費用面の見返りを得られる道が用意されているので、あなたも思い切って勉強に打ち込めるはずです。
疑問をその場で解消したい人
権利関係の事例問題に取り組んでいると、「なぜこの結論になるのか」がどうしても飲み込めない場面が出てきます。疑問を抱えたまま翌日に持ち越すと、勉強のリズムが崩れてしまうもの。
フォーサイトなら、AIによる質問回答を回数無制限で使え、深夜でも早朝でもその場で答えが返ってきます。AIの回答だけでは納得できないときに、講師やスタッフへ回数を気にせず質問できるのも安心材料です。
「すぐに聞ける相手がいる」という状態は、一人で学ぶ通信講座の弱点をかなり補ってくれます。わからない点をため込まずに進みたい人には、フォーサイトの質問サポートが合うでしょう。
問題演習を重ねて得点力を固めたい人
宅建試験は、知識を「知っている」だけでは得点につながりにくい試験です。似た選択肢の微妙な違いを見抜けるかどうかは、どれだけ問題を解き込んだかにかかっているといってよいでしょう。
フォーサイトのバリューセット3には、問題集5冊に加えて、過去問一問一答演習と科目別答練講座が付いています。一問一答演習は正答率の低い問題が優先的に出題されるので、あいまいな知識を効率よく減らしていける仕組みです。
科目別答練講座は4科目を各50問、合計200問解く内容になっています。私はこれを、足に重りをつけて走り込む練習のようだと感じました。本番の50問に余裕を持って臨めるだけの負荷をかけられるからです。
演習の量と種類で実力を伸ばしたい人にとって、フォーサイトは頼もしい相棒になります。
ユーキャンはこんな人におすすめ

ここまでの内容を踏まえると、ユーキャンの受講をおすすめできるのは次のような方です。
提出と返却のやり取りがあると続けやすい人
通信講座は、自分のペースで進められるのが長所です。その反面、学習の区切りを自分で決めなければならないため、気づけば手が止まっていたということも起こりがちですよね。
ユーキャンには全7回の添削課題があり、学習の区切りごとに課題を解いて提出します。提出すると採点結果と講評が返ってくるので、「ここまでは理解できている」と確かめながら次に進めるのです。最終回は模擬試験で、本番と同じ2時間以内で解くことが勧められています。
ネットで何でもやり取りできる時代に郵送とは、と私も最初は半信半疑でした。しかし実際に取り組んでみると、節目ごとに採点を受けることが得点力を高めるうえでも役立つと実感することができました。
一人だと勉強がだれてしまう人には、この仕組みが良いペースメーカーになるでしょう。
数分のスキマ時間を積み重ねたい人
家事や育児、仕事の合間に取れる時間は、5分ほどの細切れであることが多いもの。まとまった時間ができるのを待っていると、なかなか勉強を始められません。
ユーキャンの講義動画は約900本あり、ほとんどが5分程度で完結します。電車を待つ間や、子どもが寝ついた後のわずかな時間でも、1本見終えて区切りをつけられる長さです。視聴後にWEBテストで理解度を確かめれば、その5分が確かな前進になります。
1本が長めの講義だと、途中で中断して続きが気になることもあるでしょう。5分なら「今日はここまで見た」と区切りやすく、達成感も得やすいはずです。スキマ時間をコツコツ積み上げたい方には、ユーキャンの講義動画の短さがきっと合います。
物語仕立てだと頭に入りやすい人
法律の勉強を始めると、硬い言い回しや聞き慣れない用語が次々に出てきます。いきなり文章だけで説明されると、何の話なのかをつかめないまま読み進めることになり、気持ちが重くなってしまう人も多いのではないでしょうか。
ユーキャンの基礎テキストは、各レッスンの冒頭がマンガになっています。マンガで話の入り口をつかんでから本文に進めるので、身構えずに学習へ入っていけるはずです。そのうえで覚えるべき点はチェックポイントに集約され、図表や図解で整理されています。
私は文章を読むのが苦にならないタイプですが、物語のほうが記憶に残りやすいという人もいるはずです。活字ばかりの教材に気後れしてしまう人ほど、マンガから入るユーキャンのテキストは心強い味方になるでしょう。
この記事のまとめ
今回はフォーサイト宅建士講座とユーキャン宅建士講座の違いについてお伝えしました。比較表を再掲します。
| 比較項目 | フォーサイト | ユーキャン |
|---|---|---|
| 受講料 | ○ 約7万円 | ○ 約6万円 |
| 合格実績 | ◎ 合格率を毎年公表 | ◎ 修了生の合格率を公表 |
| 講師・講義 | △ 総講義時間が短い | ○ 短尺動画が多数 |
| テキスト | ◎ フルカラー紙+デジタル | ◎ フルカラー・マンガ入り |
| 問題集 | ◎ 演習形式が多彩 | ○ 肢別過去問が中心 |
| 模試 | ◎ 紙の模試あり | ◎ 紙の模試あり |
| スマホ学習 | ◎ ブラウザで動画DL可 | ○ ブラウザで利用 |
| 受講中のサポート | ◎ 質問無制限+AI | ○ メール・郵送で質問 |
| 合格特典 | ◎ 受講料半額の報奨金 | ○ お祝いのeギフト |
| 不合格時のフォロー | ◎ 全額返金保証 | △ 再受講割引なし |
| 総合評価 | 97点/100点 | 92点/100点 |
| 公式サイト | フォーサイト 公式サイト | ユーキャン 公式サイト |
フォーサイトとユーキャンは、どちらも長年にわたって多くの合格者を送り出してきた講座です。教材の方向性やサポートの形は違っても、初めて学ぶ人が合格に必要な知識を身につけられるよう、丁寧に作り込まれている点は変わりません。
どちらを選んでも、安心して学び始めてください。
大切なのは、比較表の点数よりも「自分が続けられるかどうか」。万一への備えや質問のしやすさに安心を感じるならフォーサイト、提出の節目や短い講義、マンガで始まるテキストに魅力を感じるならユーキャンがよいでしょう。
あなたの性格や生活に照らして、しっくりくるほうを選んでください。
私自身、30歳近くまで職歴がほとんどなく、どこにも雇ってもらえない日々を過ごしていました。それが宅建に合格したことで正社員として働けるようになり、人生が大きく動き出したのです。宅建には、それだけの力があります。
講座を決めたら、あとは教材を信じて繰り返すだけ。あなたが合格をつかみ取る日を、心から応援しています。






