アガルート行政書士講座を実際に受講してレビューしている杉山貴隆です。

一度は行政書士試験に挑んだものの、あと一歩のところで合格を逃してしまった。次こそは確実に受かりたい!そんな気持ちを抱えながら、アガルートの中上級カリキュラムが気になっているのではないでしょうか。
「受講料が40万円以上と高額だが、本当に合格に直結するのか」「豊村講師の講義が良いと聞くが、実際の受講生はどう評価しているのか」。このあたりの疑問が解消できないまま、決断を先延ばしにしている方も多いはずです。
そこで今回は、アガルートで学んで合格を掴んだ受講生58名の口コミを丹念に読み込み、中上級カリキュラムの実像を徹底的に紐解いていきます。良い点だけでなく、注意すべき点や他社との違いもフラットにお伝えします。
この記事を読めば、中上級カリキュラムがあなたの学習スタイルに合うかどうかを、具体的な判断基準を持って検討できるようになります。高額な投資で後悔しないための材料として、最後までお付き合いください。
※本記事は2026年4月時点で入手できる情報を基に作成しています。ただし、引用している受講生の評価は受講当時のものであり、現在とは状況が異なる場合があります。
評判(口コミ)まとめ
ここからは、アガルート行政書士講座の中上級カリキュラム(フル)について、実際に受講して合格を掴んだ受講生の口コミをトピック別に見ていきます。好意的な評価だけでなく率直な不満や改善要望まで、できるだけ多面的にお届けしたいと思います。
豊村講師の講義スタイル
- 「豊村先生の講義はそうではなくて、『なぜそうなるのか?』という理解の部分を丁寧に説明してくださります。」【引用元】
- 「豊村先生は身近な例を出して解説してくれたり、登場人物に名前をつけたり、机上で学んでいることを現実と結びつけてイメージのしやすい講義を行ってくださいました。」【引用元】
- 「本当にわかりやすいですし初学者でも全然抵抗なく聞ける講義だと思います。堅苦しい~講義ではなく法令科目でも笑えたり楽しいのにかなり深いと思います。」【引用元】
- 「豊村講師が、難しい法律用語を、なじみのある分かりやすい表現に置き換えて説明してくださるので、法律を初めて勉強される方でも、すんなり理解できる講義だと思います。」【引用元】
- 「豊村先生の声と話し方が私にマッチし、すごく聞きやすく、学習を継続しやすかったです。」【引用元】
- 「先生は日常生活の例え話を使って、法律初学者にもわかりやすい言葉で説明してくれます。画面越しに頻繁に問いかけてくださるので、まるで教室の一番前の席に座っているような感覚になり、楽しく学ぶことができました!」【引用元】
- 「気分が乗らない日でも、「とりあえず動画を再生しよう」と5分見始めれば、先生の熱量に引き込まれて自然と高い集中状態に入ることができました」【引用元】
- 「豊村先生による講義が圧倒的に面白く、最後まで高いモチベーションを維持したまま学習を継続できた」【引用元】
- 「崩しすぎず丁度いいあんばいで法律を噛み砕いて教えてくれるやり方は本当に助かりました。あまり噛み砕かれすぎると本試験で少し固く出題された時に困ったりすることが以前あったためです。」【引用元】
- 「豊村講師が、都度、講義内容の重要度のランクづけをしてくださり、どの箇所に重点を置くべきかを知ることができ、メリハリをつけて学習することができました。」【引用元】
豊村講師の講義について語る声を読んでいて、私がいちばん「おっ」と感じたのは、「難解な法律をただ易しくするだけではない」というバランス感覚への言及でした。
易しすぎる講義は本試験で固く出題されたときに通用しない、という指摘は、一度本試験の冷たさを知った受験経験者だからこそ痛感するポイントでしょう。
中上級プランは受験経験者向けなので、この「崩しすぎず丁度いいあんばい」という絶妙な加減が、ボディーブローのように効いてくるのだと思います。
もうひとつ見逃せないのが、重要度のランクづけです。行政書士試験の膨大な範囲を前にすると、受験経験者であっても「どこに時間を投下すべきか」で迷い、手が止まってしまいがちではないでしょうか。
そこに「ここは一読程度」「ここは絶対に落とすな」と細かく重みづけをしてもらえるだけで、学習時間のムダが一気に消えていく。これは独学では絶対に得られない価値だと、私は読みながらうなずいてしまいました。
さらに注目したいのは、熱量そのものがモチベーションを支えているというコメントが複数あったことです。
「5分再生すれば引き込まれる」「エネルギッシュな姿を見て背中を押された」といった声は、講義を単なる情報伝達ではなく「伴走」として機能させている証左と言えるかもしれません。
長丁場の受験勉強では、知識の提供以上に、継続を促す力こそが合否を分ける。私はそう思っています。
演習教材の充実度
- 「他資格セレクト問題集(ジャンプ)が私の知識を飛躍的に向上させたと考えています。他資格の問題を学習することによって、特に民法、行政法、次いで憲法に効果がありました。」【引用元】
- 「他資格セレクト問題集はほとんどの科目を4回~5回繰り返しました。解説がとても丁寧で分かりやすく、過去問を中心に学習していた頃とは見違えるほど知識が定着しました。特に苦手だった民法・商法に関しては、他資格セレクト問題集なしでは合格はなかったと思います」【引用元】
- 「他の通信講座だと過去問やオリジナル問題が多く、正直見たことがあるから解ける状態になってしまいがちでした。しかし、他資格セレクトは初見のものが多く、また、実際試験に出された内容ということで取り組む意欲が全く違いました。」【引用元】
- 「この講座のおかげで、長年苦手意識の強かった「行政事件訴訟法」や「民法の複雑な論点」を克服することができました。各項目の重要問題がピンポイントで網羅されているため、一問一答を繰り返すうちに、曖昧だった知識が整理され、パズルのピースが埋まるように深く理解できました」【引用元】
- 「単なる知識の確認ではなく、「問題の解き方の練習」として極めて優れているということです。80問を解き、解説を読み込むことで、「作問者は何を求めているのか」「配点ポイントはどこにあるのか」という思考のプロセスを深く学ぶことができました」【引用元】
- 「市販の記述問題集も購入して対策していましたが、このアガルートの総まくり記述80問攻略講座が一番内容が濃く充実していたと思います。アガルートを受けていない受験生がこの講座のみをよく受けていたというのも聞いていたので納得しました。」【引用元】
- 「専用の解説動画がセットで付いているので、分からなかった問題を調べるためにわざわざテキストを開いて探したり、該当の総合講座の動画を探さなくていいのは非常に助かりました。」【引用元】
このセクションで私が思わず前のめりになったのは、他資格セレクト問題集への高評価が突き抜けていたことでした。「行政書士試験の過去問だけでは見たことがあるから解ける状態に陥ってしまう」という受講生の指摘は、ハッとさせられます。
受験経験者が抱えがちな「過去問は回せるのに本試験では点が伸びない」という症状の正体を、この口コミが見事なまでに言語化してくれたように感じました。
他資格セレクト問題集は、司法試験・司法書士試験・公務員試験等の過去問から厳選されたもの。つまり、行政書士試験で問われる論点を、まったく違う角度・違う事案設定で問い直してくる教材なんです。
これを繰り返すことで「論点そのものの理解」が深まり、本試験で少し捻られた出題にも対応できるようになる。口コミで「知識が飛躍的に向上した」と語られる理由は、この構造にあるのだと腑に落ちました。
総まくり記述80問攻略講座への評価も、実に興味深いものでした。「アガルート受講生でない人が、この講座だけを買っている」という声には正直なところ驚きましたが、裏を返せば「記述の解答プロセスを教え込む講座として完成度が高い」ことの証でしょう。
記述式は行政書士試験の合否を分けやすい領域なので、ここに厚みがあるのは中上級プランを選ぶ大きな理由になり得ます。
一方で、テキスト自体の完成度への言及も数多く見られました。判例と図表が充実し、カバー率が高い。この「基礎体力」があるからこそ、他資格問題や総まくり講座といった応用教材が効いてくる。そんな二階建ての構造になっているのだと、私は受け止めています。
逐条ローラーインプット講座
- 「条文はもちろんの事、判例の理解度も上がり、頭の中が整理整頓されていきました。まさにここが合格への分岐点だったと思います。逐条ローラーがなければ、行政法17/19(マークミス×1)、民法8/9は取れませんでした。私の合格体験で申し上げますと、100%必須の講座です。」【引用元】
- 「このような講座はアガルートにしかないと思います。」【引用元】
- 「この講座を全て視聴するには相当な覚悟が必要ですが、その分、民法、行政法の点数が飛躍的に伸びる講座であると伝えたいです。実際、この講座を受けてから、模試でも、苦手だった民法が得点源となりました。」【引用元】
- 「この逐条ローラーインプット講座はまさに目から鱗でした。テキストを読むのと同じ感覚で、条文読んでいくという。何を書いているのかが分からない条文でも田島先生が分かりやすく噛み砕いて教えてくれる。条文学習の重要さを本当の意味で実感出来る神講座だと思いました。」【引用元】
- 「このテキストを何度も読み込むことで面白いくらいに成績が伸びました。特に行政法は問題でウソ条文(実在しない条文)を見破る能力を身につけたため、問題を瞬殺することができるようになりました」【引用元】
- 「中上級総合講義に次いで、1番合格に寄与した講座である一方、全て視聴するのが1番大変な講座でもありました。民法及び行政法を1周するのに3ヶ月くらいかかりました。」【引用元】
- 「最初から順番に視聴する形式は、結果として私自身の学習スタイルにはあまり合いませんでした。全範囲をやり切るには膨大な時間を要するため」【引用元】
- 「逐条ローラーですが、総合講義と問題集のジグザクを一周したあとに取り組みましたが、結局全講義を学習することはできなかったと思います。正直、逐条ローラー講座は消化不良だったので大丈夫?かとも不安でした」【引用元】
- 「条文への抵抗感を減じたいと思い講義を視聴し始めましたが私には全く合わなかったのです。内容は良いのかもしれませんが、どうも情報が入って来ない。」【引用元】
- 「商法・会社法の条文を読むのが辛かったので商法・会社法の逐条ローラーがあったらなと思いました。」【引用元】
逐条ローラーインプット講座については、正直に言って受講生の評価が真っ二つに割れていました。「合格に不可欠」「神講座」と絶賛する声がある一方、「合わなかった」「消化不良」「情報が入ってこない」という本音も確かに存在しているのです。
この分かれ目から目を逸らさず直視することこそが、購入前のあなたにとって本当に役立つ情報だと私は考えています。
評価が分かれる理由を口コミから読み解いてみると、鍵は「全範囲を順番に視聴しきる根気」と「条文を読む学習への適性」の2つに集約できそうでした。
民法・行政法を1周するのに3ヶ月、という時間投資の重さは、仕事や家庭と両立する受験生にとって決して軽いものではありません。加えて、条文を逐条で追っていく学習スタイル自体が、人によってはなかなか頭に染み込んでこないということもあるようでした。
もっとも、合わなかったと語る受講生の多くが「辞書代わり」「ピンポイント活用」という別のかたちにシフトして合格を掴んでいる点は、絶対に見逃せないポイントだと感じました。
一問一答で間違えたときに該当条文を引く、迷ったときの「駆け込み寺」として使う。この柔軟な発想ができれば、完走できなくても十分に価値を引き出せる教材だと思うのです。
なお、逐条ローラーインプット講座はフルカリキュラムにのみ含まれ、ライトカリキュラムでは提供されません。この講座に惹かれるかどうかが、フル・ライトを選ぶ際の重要な分岐点になるでしょう。
受講サポートの評価
- 「Awesomeコンサルで勉強の進め方や精神面での調整の仕方、JT⇔TJの往復やキーワード 問題を漫然と解かない!言われたことをあげるとキリがないですが先生に言われた通りやってきて合格できたことに感謝しています。コンサルでは他の受講生の方に刺激をもらい、先生の言葉にも励まされました。」【引用元】
- 「オーサムコンサルティングを受講することで、他のアガルート受講生の進捗状況や頑張りを知り、私も負けてられない!頑張るぞ!と自分を鼓舞することができました。」【引用元】
- 「毎月のAWESOMEコンサルティングでライバル受験生の方々の進捗状況に刺激を頂き、豊村先生の「模試で1度も合格点を取れなくても、諦めなければ直前に急激に伸びる人も結構いる」という励ましのお言葉に大変勇気付けられました。」【引用元】
- 「オーサムコンサルティングでは、ゴールまでの道のりをマラソンで分かりやすく例えてくださいましたので、気持ちを落ち着かせながら常に本試験当日に照準を合わせて学習を継続できたと思います。」【引用元】
- 「KIKERUKUNにて大変お世話になりました。迅速ご親切な解答をしていただき、頭の中に「?」を残さずに勉強を進める事ができました。」【引用元】
- 「質問をすると林先生から回答がいただけるKIKERUKUNサービスにも大変感謝しております。独学の時は、分からない問題があってもネット検索して答えを探すしかありませんでしたが、間違った情報が多く苦戦しました。こちらではすぐにお返事がいただけますし質問の上限回数も多いので、分からないことをしっかり解決することができました。」【引用元】
- 「直前期には、田島先生に、バーチャル校舎で相談に乗っていただきました。親身なアドバイス、ありがとうございました!」【引用元】
受講サポートの口コミで私が最も胸を打たれたのは、AWESOMEコンサルティングの「横のつながり」がもたらす効果でした。通信講座は基本的に一人で学ぶもの。孤独になりやすいし、ペース配分も自分次第で、気を抜けばずるずるとリズムが崩れていきます。
そこに「他の受講生の進捗を知る機会」があると、自然とペースが保たれ、「自分もやらなきゃ」という健全なプレッシャーが芽生える。通学型予備校に近い刺激を、通信の世界に持ち込めているということだと思うのです。
豊村講師の「模試で一度も合格点を取れなくても直前に伸びる人はいる」という言葉に勇気づけられた、というコメントも心に残りました。
学習が長期化すれば、誰しも必ずスランプに陥る瞬間がやってきます。そのときに、ただの精神論ではなく、指導歴の長い講師が経験に裏打ちされた言葉で背中を押してくれる。この「伴走感」こそが、AWESOMEコンサルティングの本質的な価値なのだと思います。
KIKERUKUNも実用性の高いサポートとして、多くの受講生から高い評価を受けていました。フルカリキュラムでは100回まで質問できるので、よほど使い倒さない限り不足する心配はないでしょう。
独学時代にネット検索で間違った情報に振り回された、という嘆きの声を読んでいると、専門家に直接質問できる場を持てること自体が、いかに大きな意味を持つかがよく伝わってきます。
不満を感じた点
不満の声を読んでまず目に飛び込んできたのは、「過去問集に解説講義がない」という指摘でした。これは中上級カリキュラムの設計上の特徴であり、私も声を大にして注意喚起しておくべきポイントだと考えています。
入門カリキュラムでは短答過去問・記述過去問ともに解説講義が付いているのに対し、中上級ではテキストのみ。つまり「ある程度、解説なしで自力で解き進められる実力を持った人向け」という明確な前提に立って組まれているんですね。
購入前にこの差分を正しく理解しておくことで、「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを未然に防げるはず。どうしても解説動画が欲しい方は、逆に入門カリキュラムを検討してみる手もあります。
模擬試験が1回のみという点にも、複数の受講生から「もう1回欲しかった」という切実な声が上がっていました。直前期の総仕上げとして模試を何度も受けたい層にとっては、やや物足りなさを感じる設計かもしれません。
ただ、アガルートの模試は「他社より難易度が高く本試験に近い」との評価もあるので、1回分を2~3周して徹底的に分析する使い方をすれば、実は十分に補えるかもしれません。
教材ボリュームの多さについては、好意的な解釈と批判的な解釈の両方がありました。「内容が充実していてありがたい」と捉えるか「消化不良になりかねない」と捉えるか。これは結局、学習時間の確保状況と本人の性格次第だと言えるでしょう。
中上級カリキュラムを選ぶ以上、学習開始直後に全教材をひと通り眺めて、「どれを主軸に・どれを補助で使うか」の設計図を引くこと。これがミスマッチを回避する最大のコツだと私は感じました。
なお、口コミの中には「音声ダウンロードして携帯プレーヤーで聞いた」という記述もありますが、現在は音声のみのダウンロード機能は廃止されています。
代わりに学習アプリ「AGAROOT Learning」でバックグラウンド再生ができる仕組みに移行しており、スキマ時間の音声学習は引き続き可能となっています。
総括
ここまで受講生の口コミをテーマ別に眺めてきました。アガルート行政書士講座 中上級カリキュラムへの評価を総合してみると、講師・教材・サポートのすべての要素で高い満足度が示されていることが浮かび上がってきます。
とりわけ豊村講師の講義スタイル、他資格セレクト問題集、総まくり記述80問攻略講座。この3つは、多くの受講生が合格の原動力と語るほどの強烈な求心力を放っていました。
一方で、逐条ローラーインプット講座のように絶賛と「合わなかった」という声が両立する教材もあり、受講生の学習スタイルや時間の使い方によって相性が変わってくる面も無視できません。
また、過去問集に解説講義が付かないこと、模擬試験が1回のみといった設計上の特徴は、購入前に心に留めておきたい注意点となります。
全体を俯瞰すると、中上級カリキュラムは「受験経験者が本気で合格を掴みに行く講座」という輪郭がくっきりと浮かび上がります。その覚悟を持って飛び込めば、口コミで語られていたような、手厚く温かいサポート体験が待っているはずです。
特徴

ここでは、アガルート行政書士講座 中上級カリキュラム(フル)の主な特徴を3つの軸に絞って概括します。受験経験者向けの上位プランとして、どのような強みがあるのかを、合格実績・講師・カリキュラムの順で見ていきます。
高い合格率と豊富な合格実績
- 合格者数:368名
- 合格率:52.59%(アンケート回答者ベース)
- 全国平均合格率14.54%の約3.62倍
情報源:アガルート公式 合格実績ページ
アガルート行政書士講座の最大の看板は、何と言っても令和7年度の合格率52.59%という数字です。行政書士試験の全国平均合格率は14.54%ですから、実に3倍以上の差が開いていることになります。
ただし、この数値は有料受講生のうち合格発表後にアンケートへ答えた方をベースにしている点には注意が必要です。つまり「受講生全員の合格率」ではなく「アンケートに答えてくれた方のうちの合格率」となっています。
とはいえ、「アンケートに協力するモチベーションを保ったまま合格した受講生が368名もいる」という事実は、それだけでも十分に力強い実績だと言えるでしょう。多くの合格者を輩出している講座であることに疑いの余地はないわけです。
なお、こちらの合格率の算出には、アガルート行政書士講座の中上級カリキュラム(フル)の受講生だけでなく、その他の有料プランの受講生も含まれていることにも、あわせて注意してください。
指導歴20年超の豊村慶太講師
- 行政書士受験指導歴20年超
- 大学3年次にわずか2か月の学習期間で行政書士試験に合格
- 大手資格予備校LECで12年以上にわたり看板講師として勤務
- LEC時代・アガルート移籍後を通じてのべ1万人以上の受験生を指導(2023年4月時点)
- 他資格問題を活用した中上級者向け講座に定評
中上級カリキュラムの講義を担当する豊村慶太講師は、行政書士受験指導歴20年超のベテラン中のベテランです。
大学3年次にわずか2ヶ月の学習で一発合格したという輝かしい経験を持ち、大手予備校LECでも12年以上にわたって看板講師を務めてきた。この経歴は、受験指導の世界でも屈指のものだと断言してよいでしょう。
口コミからは豊村講師の講義スタイルが「面白さ」と「緻密さ」を両立している点が、繰り返し繰り返し語られていました。
法律のような固い題材を、身近な例や登場人物の命名、時折差し込まれるユーモアで解きほぐしつつ、論理的な理解も深く掘り下げていく。そのエネルギッシュな語り口は、独学や硬い講義に挫折しがちな方にとって、何物にも代えがたい心の支えになるでしょう。
なお、逐条ローラーインプット講座と文章理解対策講座については、田島圭祐講師が担当しています。田島講師は大学入試予備校で国語系科目を20年以上指導してきた人気講師。「日本語のプロ」の視点から条文読解と文章理解を教え込んでくれる、というわけです。
他資格問題を活用した演習設計
- 他資格試験セレクト問題集(各科目付属):司法試験・予備試験・司法書士試験・公務員試験等から厳選
- 総まくり択一1000肢攻略講座(行政書士以外の過去問も含む1000肢)
- 総まくり記述80問攻略講座(オリジナル予想問題80問)
- 短答過去問集(平成28年~の過去問、法改正失効問題・文章理解等を除く、テキストのみ)
- 記述過去問集(平成28年~の全年度、テキストのみ)
中上級カリキュラムの最大の構造的特徴は、「他資格問題」を大規模に取り入れた演習設計にあります。
各科目の総合講義に他資格試験セレクト問題集が付属し、さらに総まくり択一1000肢攻略講座では行政書士試験以外の過去問も含めた重要問題まで演習できる。この規模の他資格演習を標準装備している行政書士講座は、私の知る限り他にほとんど例がありません。
総まくり記述80問攻略講座は、民法・行政法に絞ったオリジナル予想問題80問で構成されています。アガルート受講生でない人がこの講座だけを追加購入するケースもあるという声からは、記述対策教材としての完成度がいかに高く評価されているかが伝わってきます。
記述式は配点が大きく、合否の分水嶺になりやすい領域。ここに明確に力点を置いた設計は、戦略的にもきわめて正しいアプローチだと言えるでしょう。
他講座との比較
ここからは、中上級プランを提供する他社の講座とアガルートを比較していきます。「アガルートは他社と比べてどういう位置にいるのか」を知ることで、受講判断の材料にしていただければと思います。比較対象は以下の3プランです。
- アガルート:行政書士試験 中上級カリキュラム/フル
- スタディング:行政書士中上級合格コース
- 資格スクエア:森Tの中上級合格講座/テキストありプラン
なお、受講料はすべて「税込・割引なし」の正規価格で比較します。
価格帯のポジション
| 講座 | 受講料 (税込・正規価格) | 一般教育訓練給付制度 |
|---|---|---|
| スタディング (中上級合格コース) | 44,000円 | 対象外 |
| 資格スクエア (中上級合格講座・テキストあり) | 169,400円 | 対象外 |
| アガルート (中上級カリキュラム/フル) | 426,800円 | 対象 |
まず目を奪われるのは、3社の受講料にほぼ10倍の開きがあるという事実です。最安のスタディングと最高値のアガルートでは38万円以上もの差があり、同じ「中上級プラン」という枠組みでひと括りにしてしまっていいのかと戸惑うほどの落差が生まれています。
アガルートの42万円を超える受講料は、行政書士講座の相場としては間違いなくトップクラスです。最も高額になっている理由は、講師の存在感と教材・演習・サポートの総ボリュームに尽きるでしょう。
ただし、アガルートの中上級カリキュラム(フル)は一般教育訓練給付制度の対象講座なので、所定の条件を満たす方なら受講料の20%が給付される仕組みが用意されています。この点は他2社にはない大きな強みです。
一方、スタディングは「受験経験者に不要な初学者向けインプットを削ぎ落とした」設計で44,000円という圧倒的な低価格を実現しました。
資格スクエアは中間のポジションで、経験者向けのアウトプット演習に比重を置きながら、講師との月1回のZoom相談会などでサポートの厚みを出す構成をとっています。
価格だけを物差しにせず、「何にお金を払っているのか」を意識しながら比較すること。これが大切だと私は思います。
アガルートの42万円は、手厚い講師伴走と圧倒的な演習量に投じられる金額。この中身と価格のバランスに納得できるかどうかが、最終判断の鍵を握っているのでしょう。
演習量と教材構成
| 講座 | 総講義時間 | 択一演習の構成 | 記述演習 |
|---|---|---|---|
| スタディング | 情報なし | 13年分テーマ別 過去問集 合格答練(190問) | 記述対策講義(10回) AI添削 |
| 資格スクエア | 約240時間 | 法令択一クエスト (20年分過去問) 答練10回 | 記述式攻略講義(約6時間) AI記述式添削 |
| アガルート | 約421時間 | 他資格問題集 総まくり択一1000肢 短答過去問集 | 総まくり記述80問攻略講座 記述過去問集 |
講義時間で見ると、アガルートは約421時間と、資格スクエア(約240時間)のおよそ1.75倍。
スタディングは公式に講義時間が明示されていませんが、ボリューム感ではアガルートが頭ひとつ抜けているのは間違いなさそうです。時間だけでなく、教材の種類・演習の質という面でも差は明確に浮き彫りになっています。
特に目を引くのは、アガルートの「他資格問題集」の存在感でしょう。他社にも演習教材は用意されていますが、他資格(司法試験・司法書士・公務員試験等)の過去問を正面からがっつり取り入れている講座はほとんどありません。
受験経験者の「見たことがある症候群」を打ち破るには、論点を違う角度から問い直してくる問題が不可欠です。この設計思想こそ、アガルートならではの強みだと私は思います。
記述対策については、3社それぞれに特色が出ていました。
アガルートは総まくり記述80問攻略講座に解説講義が付いていて、解答に至る思考プロセスまで学び取れる構成。スタディングと資格スクエアは、記述対策講義+AI添削の組み合わせで、即時フィードバックを重視した作りとなっています。
どちらが合うかは、「人間の解説をじっくり聞いて思考法を身につけたい」のか「AIで素早く採点してもらって回転数を上げたい」のか、その好みで分かれてくるはずです。
ただし、アガルートの中上級カリキュラムでは短答過去問集・記述過去問集はテキストのみの提供で、解説講義は付きません。つまり、過去問そのものの解説動画は用意されておらず、自力で解き進める前提の設計なんです。
ここは入門カリキュラムとの大きな違いであり、後述のデメリットセクションでも改めて詳しく取り上げます。
質問・サポートの充実度
| 講座 | 質問制度 | 講師との直接交流 | AI活用 |
|---|---|---|---|
| スタディング | Q&Aチケット30枚 (講師回答) | 情報なし | AI添削 AI問題復習 AI実力スコア |
| 資格スクエア | ワンクリック質問 100回 | Zoom相談会(月1回) | AI記述式添削 |
| アガルート(フル) | KIKERUKUN 100回 | バーチャル校舎 AWESOMEコンサルティング | 情報なし |
サポート面では、各社の色合いがくっきりと分かれる結果となりました。
アガルートのフルカリキュラムは、質問制度に加えて、バーチャル校舎とAWESOMEコンサルティングという講師・受講生との「交流の場」が豊富に用意されています。通信講座でありながら、通学型の塾に近い「みんなで学んでいる感覚」を味わえる設計だと言えます。
資格スクエアも月1回の森講師とのZoom相談会を設けており、講師との接点を重視する姿勢がうかがえます。質問回数も100回と充実の内容です。
一方のスタディングは、質問枚数が30枚とやや少なめですが、AI機能の充実ぶりが圧倒的。AI実力スコアやAI問題復習といった自動化された学習支援で勝負する構成となっていました。
「人と交流しながら伴走してほしい」のか、それとも「自分のペースで効率的に進めたい」のか。この2つのどちらに自分が近いかを考えると、どの講座を選ぶべきかの軸が見えてきます。
アガルートの中上級を選ぶ方は、前者の「人の力で背中を押してほしい」というニーズを抱えていることが多いのではないでしょうか。口コミでAWESOMEコンサルティングが称賛されていたのは、まさにそのニーズに応えているからだろう、と私は解釈しています。
メリット
ここでは、アガルート行政書士講座 中上級カリキュラム(フル)を受講することで得られる具体的なメリットを5つ紹介します。
豊村講師への高い信頼感
- 指導歴20年超、のべ1万人以上の受験指導実績
- 「なぜそうなるのか」を丁寧に解説する理解重視の講義
- 身近な例・登場人物の命名・ユーモアで難解な法律を解きほぐす
- 熱量あふれる語り口で受講生のモチベーションを引き上げる
- 重要度のランクづけでメリハリある学習を導く
中上級カリキュラムの最大のメリットは、豊村講師という確固たる存在を軸に学習を進められること。私はこれに尽きると考えています。
口コミでは「豊村先生のYouTubeを見て受講を決めた」「この先生についていきたいと思った」という声が非常に多く、講師個人への信頼感が受講動機の中心になっているケースがかなり目立っていました。
通信講座では、講師との関係性がどうしても希薄になりがちです。しかし豊村講師の場合は、講義のわかりやすさに加えて、月1回のAWESOMEコンサルティングで受講生の質問に答え、バーチャル校舎で直接交流する機会まで持ってくれる。
こうした「顔の見える講師」として、受講生一人ひとりに寄り添ってくれる姿勢があります。この距離感の近さが、孤独に陥りやすい通信学習の弱点を見事に補ってくれているんです。
さらに、重要度のランクづけを細かく示してくれる点も、受験経験者の学習効率を大きく引き上げてくれます。行政書士試験は出題範囲が広大で、「全部やろうとすると絶対に終わらない」という壁に誰もがぶつかるもの。
そこで、どこに力を注ぐべきかを講師が明確に示してくれるだけで、学習時間の配分に迷いが消え、結果的に合格確率が目に見えて上がっていく。これは独学ではどうやっても手に入らない、本当に貴重な価値だと思います。
他資格問題による現場思考力の養成
- 各科目の総合講義に他資格試験セレクト問題集が付属
- 総まくり択一1000肢攻略講座に行政書士以外の過去問も収録
- 司法試験・予備試験・司法書士試験・公務員試験等から厳選
- 行政書士過去問とは違う角度から論点を問う構成
- 同じ論点を多面的に理解することで「応用力・現場思考力」が身につく
中上級カリキュラムを選ぶ最大の実利は、この他資格問題による演習にある。私はそう確信しています。受験経験者が何より恐れているのは、「過去問は解けるのに本試験では落とされる」という悪夢の再演ではないでしょうか。
この壁を打ち破るには、過去問を周回するだけでは足りず、何か別の武器が必要になる。その「武器」を具体化してくれたのが他資格問題演習なのだと、私は理解しています。
口コミでも「過去問中心の学習では見違えるほどの定着は得られなかったが、他資格セレクトを繰り返したら知識が一気に身についた」という趣旨の声が複数見られました。
同じ論点を違う角度から繰り返し問われることで、「選択肢のパターンを覚えているだけ」の状態から「論点を本当に理解できている」状態へと、学習の質そのものが質的転換を起こしていく。これは受験経験者にとって、喉から手が出るほど欲しい変化だと思います。
そして、この演習で鍛えられた「現場思考力」は、本試験で未知の問題と出くわしたときにこそ真価を発揮します。行政書士試験では、たまに過去問にはないタイプの出題も飛んできますよね。
そのときに「知らないから諦める」のではなく、「近い論点の知識を総動員して考える」力が働けば、確実に得点を積み上げられる。中上級カリキュラムは、この地力そのものの底上げを狙って設計されているのだと感じます。
逐条ローラーで条文理解を深める
- 民法・行政法の条文に沿って知識を復習していく独自講座
- 田島講師(大学入試予備校で20年超の指導歴)が担当
- テキスト2冊、完走には相当な時間が必要
- 条文読解の習慣化と、択一・記述両面での得点力向上に寄与
- フルカリキュラムのみに含まれる(ライトには非対応)
逐条ローラーインプット講座は、中上級カリキュラムの独自性を象徴する教材であり、完走できれば間違いなく強力な武器となります。条文を逐条で追っていくスタイルの講座は他社ではほとんど見かけず、これを目当てにアガルートを選ぶ受講生もいるほどの存在感です。
行政書士試験では、条文の理解が択一・記述の両面で得点を大きく左右します。とりわけ民法・行政法では、条文の文言を正確に押さえているかどうかで紙一重の勝負が決まる場面が珍しくありません。
逐条ローラーを通して条文を読む習慣が骨の髄まで染み込むと、「ウソ条文を見抜く目」や「初見の記述問題から論点を引き出す力」が確実に磨かれ、本試験での対応範囲が驚くほど広がっていきます。
ただし、ひとつ注意点があります。この講座はフルカリキュラムには含まれる一方、ライトカリキュラムや中上級総合講義(単体)には含まれていません。
単科講座として別途購入する道もありますが、フルを選べばまとめて手に入るので、逐条ローラーに強く惹かれるのであればフルを選ぶのが合理的な判断となるでしょう。
また、全講義を完走するには相応の時間投資が欠かせないので、学習計画に組み込む際には時間の確保も併せて検討してみてください。
複数チャネルによるサポート体制
- AWESOMEコンサルティング(月1回、豊村講師によるアンケートベース指導)
- バーチャル校舎(自習室・雑談ルーム・学習サポーター相談)
- KIKERUKUN(オンライン質問サービス、100回まで利用可能)
- TOKERUKUN(スマホで択一過去問を演習するオンラインサービス)
- 短答セルフチェックWebテスト(過去問利用のWebテスト)
中上級カリキュラム(フル)のサポートは、質問制度にとどまらず、学習の伴走・モチベーション維持・演習支援まで複数のチャネルで重層的に設計されています。ここが、低価格帯の通信講座では到底味わえない贅沢な部分だと私は感じています。
AWESOMEコンサルティングは、毎月豊村講師が受講生からのアンケートに答えていく形で進行します。「勉強の進め方に迷っている」「直前期のメンタル調整に困っている」といった個別の悩みに対して、長年の指導経験に基づいたアドバイスがもらえる。
おまけに他の受講生の進捗状況まで共有されるため、横のつながりで刺激を受け続けながら学習を継続できるんです。
バーチャル校舎も、通信講座特有の孤独感を解消する工夫として実によく作り込まれていました。ログインするだけで自習室として機能し、雑談ルームや学習サポーター(合格者スタッフ)への相談も可能です。
TOKERUKUNはスマホで過去問を繰り返し解けるサービスで、スキマ時間の演習に直結する便利なツール。通勤時間や昼休みといった細切れの時間を、そのまま学習時間に変換できるインフラが整っているのは、忙しい社会人受験生にとって本当に心強い要素となるでしょう。
合格特典と教育訓練給付金の活用
- 合格特典:全額返金またはお祝い金のいずれかを選択(フルカリキュラム購入者のみ対象)
- 一般教育訓練給付制度:受講料の20%が支給(フルカリキュラム購入者のみ対象)
- 合格特典と教育訓練給付制度は併用不可
中上級カリキュラム(フル)では、合格特典と教育訓練給付制度の2つが用意されており、受講料の実質的な負担を抑えられる仕組みが備わっています。ただし、両制度の併用はできない点は事前に必ず理解しておきましょう。
どちらを利用するかは、受講申し込みの時点で決めておく必要があります。「合格への自信」と「雇用保険の受給資格」を天秤にかけながら、申込前にどちらを選ぶかをじっくり考えておきましょう。
詳細な要件や手続きについては、アガルート公式の合格特典ページや厚生労働省の教育訓練給付制度オフィシャルページで確認してみてください。
デメリット(注意点)
ここまでメリットを紹介してきましたが、公正な判断材料を提供するために、デメリットや注意点も率直にお伝えします。受講後のギャップを防ぐ意味でも、事前に知っておいていただきたい内容です。
他社と比べて高い受講料
- スタディング(中上級合格コース):44,000円
- 資格スクエア(中上級合格講座・テキストありプラン):169,400円
- アガルート(中上級カリキュラム/フル):426,800円
中上級プランの他社講座と比較すると、アガルートの受講料は誰の目にも明らかに高いです。
最安のスタディングの約10倍、中間の資格スクエアの約2.5倍という水準は、行政書士講座全体で見てもトップクラスの価格帯に位置しています。誰にでも気軽に勧められる金額ではないので、受講判断は慎重に行うべきでしょう。
ただし、この価格差の理由を丁寧に分解していくと、納得できる部分がかなりあるのも事実です。
豊村講師という業界屈指の実績を持つ講師の指導、他資格問題を大量に盛り込んだ演習設計、AWESOMEコンサルティングやバーチャル校舎という手厚いサポート、解説講義付きの総まくり記述80問攻略講座。
他社では得られない価値がこれだけ積み重なっているのですから、「安くはない」という事実と「それだけの中身がある」という事実は、矛盾なく両立するのだと思います。
とはいえ、少しでも負担を軽くしたい気持ちは誰にでもあるはず。対処法としては、一般教育訓練給付制度や合格特典を活用する、セール期間を狙って申し込む、各種割引制度を利用するなど、実質負担を下げる手段を複数組み合わせるのが効果的です。
最新の割引情報については「最安値で受講する方法」セクションで改めてお伝えします。
教材ボリュームの多さ
- 中上級総合講義(民法・行政法・憲法・基礎法学・商法・基礎知識)
- 他資格試験セレクト問題集(各科目)
- 総まくり択一1000肢攻略講座
- 総まくり記述80問攻略講座
- 逐条ローラーインプット講座(民法・行政法)
- 文章理解対策講座
- 時事・統計対策講座
- 短答過去問集・記述過去問集
- 模擬試験
- 総講義時間 約421時間
フルカリキュラムの教材は、良くも悪くも膨大の一言です。総講義時間は約421時間にのぼり、これに加えて他資格セレクト問題集・過去問集・逐条ローラーのテキスト学習が山のように重なってきます。
ただしこの多さは、言い換えれば「取捨選択の自由度が高い」ということでもあります。
口コミの中には「全部やりきらなくても、自分に必要なものを選んで取り組めば合格できる柔軟な構成だった」と肯定的に捉える声もあり、自分の学習スタイルや苦手分野に応じて主軸・補助の役割を割り振っていく戦略が推奨されていました。
対処法は、学習開始直後に教材全体をざっくり俯瞰し、「主教材(毎日触れるもの)」「補助教材(苦手分野の補強に使うもの)」「辞書教材(必要に応じて引くもの)」の3層に仕分けしてしまうことです。
豊村講師も学習の進め方で段階式の推奨フローを提示してくれていますので、これを羅針盤にしつつ自分なりの計画に落とし込んでいけば、膨大な教材とも上手に付き合えるようになるはずです。
過去問集に解説講義がない
- 中上級カリキュラムの短答過去問集:テキストのみ(解説講義なし)
- 中上級カリキュラムの記述過去問集:テキストのみ(解説講義なし)
- 入門カリキュラムの短答過去問解説講座:全肢解説付きの講義あり
- 入門カリキュラムの記述過去問解説講座:解き方・論点抽出の方法を解説する講義あり
中上級カリキュラムを検討する方に、ぜひとも注意していただきたいポイントがあります。それが、過去問集に解説講義が付かないという仕様です。短答過去問集・記述過去問集ともにテキストのみの提供で、解説動画は視聴できません。
口コミでも「解説動画が欲しかった」「だから結局利用しなかった」と語る受講生がおり、購入後に気づいて困惑するケースが少なくないようでした。
この仕様は、中上級カリキュラムが「ある程度は解説なしで過去問を自力で解き進められる実力者」を前提として設計されているためです。
入門カリキュラムの方では過去問にも解説講義がしっかり付いてきますが、中上級は学習経験者向けに作られている分、動画なしのテキスト解説で十分対応できるだろうという想定なのでしょう。
もし「過去問も動画でじっくり解説してほしい」という気持ちが強いのであれば、むしろ入門カリキュラムを選ぶ方がマッチする可能性が高いです。公式サイトで両カリキュラムの違いをしっかり比較したうえで、自分の学習スタイルに合うものを選んでみてください。
なお、中上級総合講義や総まくり択一1000肢攻略講座にはきちんと講義が付いていますので、「演習の解説講義が皆無」というわけでは決してありません。あくまで「過去問集」の扱いに限った話である点も、併せて覚えておきたいところです。
模擬試験が1回のみ
- 実施回数:1回のみ(林講師・豊村講師が協議して作成)
- 形式:問題冊子・解説冊子・解答用紙の書籍形式
- 配信時期:2026年8月20日
- 難易度:本試験より難しめとの声が多い
直前期の仕上げとして重要な役割を果たす模擬試験が、中上級カリキュラムでは1回のみという点にも、不満の声が上がっていました。
口コミでも「せめてもう1回欲しかった」「複数回あるとうれしかった」という率直な感想が複数見られ、模試に「繰り返しの本番シミュレーション」を求めたい層にとっては、やや物足りなさを感じてしまう設計のようです。
また、書籍形式で提供されるため、オンライン配信でリアルタイムに受けるタイプではない点も、人によっては違和感があるかもしれません。
「本試験さながらの臨場感を徹底的に味わいたい」という方は、他社の模試や予備校主催の公開模試を別途受ける選択肢を視野に入れておくと安心できるはずです。
とはいえ、アガルートの模試は「本試験に近い」「他社と比べて難易度が高い」と評価する声も少なくなく、1回の内容そのものはかなり充実しています。2~3周して徹底的に分析を深めれば、1回分の模試から複数回分の学びを引き出すこともできるでしょう。
複数回の模試経験を積みたい方は、アガルートの1回を軸に据えたうえで他社の模試を併用するのが、現実的な解決策になるかと思います。
合う人・合わない人
ここまでの特徴・比較・メリット・デメリットを踏まえて、アガルート中上級カリキュラム(フル)が合う人・合わない人を整理します。購入前の最終判断に役立ててください。
合う人
- 行政書士試験の受験経験があり「知識はあるのに点が伸びない」状態を打破したい方
- 豊村講師のYouTubeやサンプル講義を見て「この先生に教わりたい」と強く感じた方
- 他資格問題を使った多角的な演習で、過去問依存の学習パターンから脱却したい方
- 通信講座でも、講師との交流・横のつながりを大切にしたい方
- 受講料が高くても、合格への最短ルートを本気で求めたい方
- 教育訓練給付制度や合格特典を活用して、実質負担を抑える意思がある方
アガルート中上級カリキュラムは、「本気で次こそ合格したい」という強い気持ちを抱え、それに見合った時間と費用を投じられる方に最も向いている講座です。
受験経験者が陥りがちな伸び悩みを真正面から解消する設計になっており、教材・講師・サポートのすべてが「合格」という一点に向けて緻密に組み上げられています。
とくに、豊村講師の講義スタイルに心惹かれた方であれば、迷わず選んで問題ありません。口コミでも「YouTubeを見た瞬間に即決した」という声が本当にたくさんあり、この講師との相性が受講満足度の大きな比重を占めているのが見て取れました。
無料のサンプル講義が公開されていますので、まずはそちらで講義の雰囲気をあなた自身の目で確かめてから判断するのが賢明でしょう。
また、通信講座でありながらも、講師や他の受講生との交流を大切にしたいと願う方にも、このカリキュラムは強くおすすめできます。
AWESOMEコンサルティング・バーチャル校舎・KIKERUKUNといった複数のチャネルを通じて、「一人で孤独に学んでいる」という感覚を薄めていけるのは、長期戦を戦い抜くうえで想像以上に大きな支えになってくれるはずです。
合わない人
- できるだけ受講料を抑えたい方、予算が数万円台の方
- スマホだけで完結するオンライン特化の学習スタイルを望む方
- 過去問集にも解説講義を付けてほしい、すべての教材に動画がほしい方
- 教材ボリュームに圧倒されず、コンパクトな教材で進めたい方
- AI添削やAI学習支援を重視する方
アガルート中上級カリキュラムが合わない代表例は、とにかく受講料を抑えたいと考えている方です。スタディングの行政書士中上級合格コース(44,000円)など、低価格帯で十分に機能する講座はほかにもしっかり存在します。
予算面で無理をすると学習継続そのものが苦しくなってしまうので、まずは自分の懐に合う価格帯を選ぶというのが先決でしょう。
また、スマホ完結・AI活用重視のスタイルを求める方には、スタディングの方が親和性が高いと言えます。
スタディングはAI問題復習・AI実力スコア・AI記述式添削・AIマスター先生による用語解説など、AI機能を全面に打ち出した作りになっています。学習フロー機能に従って進めるだけで効率的な順番で学べる点も、忙しい社会人には大きな魅力となるはずです。
過去問にも解説講義を望む方には、同じアガルートでも入門カリキュラムの方がフィットするでしょう。
入門カリキュラムには過去問解説講座と記述過去問解説講座の両方が付いてきます。受験経験者であっても「過去問は動画でじっくり学びたい」というこだわりがあるなら、入門プランも比較の俎上に載せてみてください。
さらに、コンパクトな教材でムダなく進めたいという方には、資格スクエアの中上級合格講座(テキストありプラン169,400円)も有力な候補です。
総講義時間は約240時間とアガルートの半分ほどで、森講師によるアウトプット重視のスタイルが持ち味。月1回のZoom相談会もあり、講師との接点を保ちつつ教材量を抑えたい方には、ちょうどよい選択肢だと感じます。
最安値で受講する方法
ここでは、受講料をなるべく抑えたい方に向けて、アガルート中上級カリキュラム(フル)の割引活用について案内します。具体的な割引率・期間は変動するため、申込前に最新情報を確認してから判断することをおすすめします。
- 期間限定のセール・キャンペーン期間を狙って申し込む
- 他社からの乗換割引・再受講割引・家族割引等の各種割引制度を活用する
- 一般教育訓練給付制度(受講料の20%支給)を利用する
- 合格特典(全額返金またはお祝い金)を目標に据える
アガルートでは、期間限定のセール・キャンペーンが随時実施されています。時期によって割引率が変動する傾向があるので、申込を急がずに済む状況であれば、セール期間の到来を待つというのもひとつの賢い選択になります。
割引制度としては、他校乗換割引・再受講割引・他資格試験合格者割引・家族割引など、複数の枠組みが用意されています。ただし割引制度どうしの併用はできない仕組みです。
自分が該当する制度があるかどうかを事前に確認し、申込前にフォームから申請する流れを踏みましょう。
一方で、キャンペーン価格(セール)と割引制度の併用は可能です。セール価格からさらに各種割引が上乗せされていくので、「セール+自分に合う割引制度」を組み合わせて実質負担を下げるのが賢い戦略になります。
最新のキャンペーン・セール情報や過去のキャンペーン実施履歴については、割引情報まとめ記事にまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。
また、合格特典を利用できれば、合格後に受講料の大部分が返金される仕組みもあります(源泉徴収あり)。教育訓練給付金との併用はできませんが、どちらか一方を確実に利用する前提で動けば、実質負担を大幅に下げることが十分に可能です。
よくある質問
ここではQ&A形式で、記事本文で触れきれなかった疑問や、受講前に気になりやすいポイントを補足します。
「初学者でも受講できる?」
アガルートの中上級カリキュラムは、「行政書士試験の学習経験がある方」「過去問を6割以上解けるレベル」を対象として想定しています。
したがって、法律の学習が初めての方や、行政書士試験の勉強を一度もしたことがない方が最初から中上級を選ぶのは、正直なところおすすめしにくいのが本音です。
ただし、口コミの中には「外国人ではあるが豊村先生の講義はわかりやすく理解できた」といった声もあり、完全な初学者であっても講義のわかりやすさ自体は十分に実感できる可能性が残されています。
それでも、他資格問題や総まくり講座は一定のインプット基盤があることを前提に組まれた設計なので、効率の面では入門カリキュラムから入った方が、結果的に早道になるケースが多いと思われます。
自分が中上級に耐えられるかどうかを見極めるには、アガルートが公開している無料のサンプル講義を視聴してみるのが一番確実でしょう。
「聞いていても何の話か見当すらつかない」なら入門、「ある程度は理解できるがもっと深めたい」なら中上級、というシンプルな判断基準が使えます。
「フルとライトはどう違う?」
アガルートの中上級カリキュラムには「フル」と「ライト」の2種類があり、主な違いは講座内容・サポート・価格・特典の4点にあります。
- 逐条ローラーインプット講座・文章理解対策講座:フルのみ対応
- バーチャル校舎:フルのみ利用可
- KIKERUKUN(質問回数):フル100回/ライト50回
- 合格特典(全額返金・お祝い金):フルのみ対象
- 一般教育訓練給付制度:フルのみ対象
- 価格(税込正規):フル426,800円/ライト327,800円
この差を眺めてみると、フルの価格はライトより約10万円高いものの、逐条ローラー・文章理解・バーチャル校舎・合格特典・給付金と、得られる要素の厚みが桁違いなのが伝わってきます。
とりわけ合格特典と一般教育訓練給付制度がフル限定である点は非常に大きく、条件を満たせるなら実質的な差額はかなり縮まるはずです。
迷ったときは、受講料の差額以上のメリットがフルにあるかどうかを落ち着いて計算してみてください。
合格特典の全額返金を視野に入れるならフルが圧倒的に有利ですし、ひとまず予算を抑えて合格実績のあるカリキュラムに乗りたいだけならライトも十分に選択肢となり得るでしょう。
「スマホだけで学習できる?」
アガルートはスマホ・タブレット・PCのいずれにも対応しており、スマホだけでも講義視聴・テキスト閲覧・過去問演習を進めることが一応可能です。公式アプリにはダウンロード機能も備わっていて、オフライン環境でも学習を継続できます。
ただし現実的には、「スマホだけで完結させる」というより「メインはPCやタブレットでじっくり、スキマ時間はスマホで補助」という併用スタイルの方が学習効率は上がります。
講義動画を見ながらテキストに書き込みを入れたり、過去問を紙で解いたりといった学習には、やはり大きな画面と紙の教材の方が適しているからです。
また、アガルートではテキストが製本されて発送される仕様になっています。デジタルブックも閲覧できますが、口コミでも「紙で書き込みながら学びたい」という声は多く、紙とデジタルをうまく使い分けながら学習していく設計だと言えるでしょう。
この記事のまとめ

アガルート行政書士講座 中上級カリキュラム(フル)は、受験経験者が「知識はあるのに点が伸びない」という壁を突破するために最適化された、業界屈指の手厚い講座です。
豊村講師の熱量と緻密さを兼ね備えた講義、他資格問題を大規模に取り入れた演習設計、逐条ローラーインプット講座という独自性、AWESOMEコンサルティングやバーチャル校舎による通学型に近いサポート体制。
「本気で合格を掴みたい」という気持ちに応える仕組みが、本当に随所に組み込まれています。
一方で、受講料は他社の中上級プランと比べて明確に高く、42万円を超える水準は、誰にでも気軽に勧められるような金額ではないことも事実です。
また、過去問集に解説講義が付かない点や模擬試験が1回のみといった設計上の特徴、教材ボリュームの膨大さは、購入前にしっかり理解しておきたい注意点でしょう。
合格特典と教育訓練給付金を活用できれば実質的な負担を抑えられますが、両制度は併用できないので、自分の状況に合った制度を選ぶことになります。
受験経験者で、豊村講師の講義スタイルに惹かれ、手厚いサポートと圧倒的な演習量で次こそ合格を掴みたい。そう心から願うあなたにとって、アガルート中上級カリキュラムは最有力候補のひとつとなるはずです。
この記事で紹介した口コミ・特徴・比較・合う人合わない人の整理が、あなたの選択を後押しする力になれたなら、これ以上うれしいことはありません。まずは無料のサンプル講義を体験してみるところから、はじめてみてはいかがでしょうか。







