資格スクエア行政書士 上級合格講座 口コミ・評判32件の解説と注意点

資格スクエア行政書士

資格スクエア行政書士講座を実際に受講してレビューしている杉山貴隆です。

【口コミ評判】資格スクエア行政書士講座を受講してわかったこと
資格スクエア行政書士「森Tの合格講座」を購入・受講してレビューします。メリット・デメリット・口コミや最安値で受講する方法も解説。

行政書士試験のリベンジに向けて、資格スクエアの上級合格講座が気になっていませんか。前回試験で150点以上は取れていたのに、あと少しのところで合格ラインに届かなかった悔しさを、次こそ晴らしたいと考えている方もいると思います。

ただ、上級者向けの通信講座は情報が限られており、森広志講師(森T)の指導スタイルが自分に合うのか、アガルートの上級カリキュラムと比べてどうなのか、判断材料が揃いにくいのが悩ましいところです。

そこで今回は、資格スクエア行政書士講座の上級合格講座について、実際の受講生の口コミや公式情報をもとに徹底解説していきます。特徴・他社との比較・メリット・デメリット・合う人合わない人まで、受講判断に必要な情報を多角的にお届けします。

この記事を読み終えるころには、上級合格講座があなたのリベンジを支える最適な選択肢かどうかが、明確に見えてくるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

※本記事は2026年4月時点で入手できる情報を基に作成しています。ただし、引用している受講生の評価は受講当時のものであり、現在とは状況が異なる場合があります。

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評判(口コミ)まとめ

ここでは令和6年度・令和7年度に合格した受講生の口コミを、「森講師」「問いかけ講義」「教材・アプリ」「サポートの活かし方」という4つの切り口で整理しています。各テーマの末尾に、私なりの考察もあわせて記しました。

森講師(人柄・熱量)

高評価・好意的な意見
  • 「森Tは、とにかくお人柄が素敵だと思います。長時間、動画を視聴するので、嫌いな先生だと厳しいかと思います。何度も動画を視聴していると、森Tが強調している説明が無理なく頭に残り定着しました。」【引用元】
  • 「森先生はとにかく優しく、誠実な方でした。受験生を一番に考えて下さっているのが色々な面から伝わってきました。この先生を信じれば必ず合格できると思わせて下さる方でした。」【引用元】
  • 「森Tは柔和な外見ながら、講義スタイルは画面越しからも伝わる熱血ぶりでした。講師が森Tだったから最後まで講座を続けられ、合格できたのだと思います。」【引用元】
  • 「「森Tとなら一緒に勉強していけるな」と感じる人にお勧めです。」【引用元】
  • 「森Tの動画を観ることがいつも楽しみでした。資格の勉強なのに不思議です。何年も勉強を続けてきて、不安になることもありました。でも固い法律をわかりやすく柔らかく説明していただけた事で外国人の自分でも理解出来るようになりました。」【引用元】
  • 「受験生に対する想いは熱く、森Tの激励は不合格で受験を諦めかけていた私の心を奮い立たせてくれました。」【引用元】
  • 「人柄もよく内容も分かりやすかったです。」【引用元】
試験直前の直筆ハガキへの感動
  • 「直前期に直筆のハガキを送って下さった事がとても嬉しく、勉強の励みになりました。」【引用元】
  • 「本試験の前に送っていただいた手書きのメッセージカードに感動しました。試験会場にお守りとして持っていきました。」【引用元】
  • 「「最後まであがく」の応援はがき、嬉しかったです。同じあがくなら試験前の不安さにあがくよりも、勉強をしたしんどさにあがこうと、森Tの応援にも応えたい、そんな思いでラストスパートをかけることが出来ました。試験にも御守り代わりに、はがきを持って行きました。」【引用元】

森講師に対する評価で、まず私が意外に思ったのは、「優しい」「誠実」「熱血」といった人柄を称える言葉が受講生の口コミに頻繁に登場することでした。

通信講座の講師評というと、どうしても「わかりやすい」「説明が丁寧」といった能力面に寄るものだとばかり思っていたのですが、森講師の場合はそれ以上に「人としての魅力」が前面に出ています

10ヶ月近い長期戦を一緒に戦ってくれる相手としての適性を、ここまで色濃くにじませている講師は、正直あまり見かけません。

さらに胸を打たれたのは、試験直前期に送られてくる直筆のハガキ・メッセージカードのエピソードが、複数の受講生の口コミに登場することでした。

スマホの通知欄に一瞬表示されて流れていく激励メッセージと、ポストを開けて手に取る一枚の紙切れ。情報量はほぼ同じでも、受け手の心に残る重みはまったく違うはずです。

試験会場にお守りとして持参した方までいると知って、私は「ああ、この人は講師というより伴走者なのだな」と思わずにはいられませんでした。

受験を諦めかけていた方が「森Tの激励に心を奮い立たせた」と語る様子からも、森講師が単なる知識の伝達者ではなく、受験生に寄り添う存在として機能していることが伝わってきます。

複数回受験の末に合格した方の口コミが目立つのは、こうした精神的な支えがじわじわと効いた結果なのかもしれません。

問いかけ講義の効果

高評価・好意的な意見
  • 「YouTubeで森Tの問いかけ式講座を見て自分には合っていると思ったからです。ただただ漫然とテキストを読んでもらっても頭に入りませんが、問いかけられると刺激を受けます。」【引用元】
  • 「森Tの「問いかけ型」の講義スタイルは、自分にとって非常に魅力的でした。単に知識を詰むのではなく、「解く」「考える」トレーニングを重視しており、応用力をつけるのに最適だと感じました。」【引用元】
  • 「問いかけ講義では最初、穴埋めはほとんど答えられませんでしたが、埋められるようになると基礎が固まっていった感じがあり、本試験では択一で点数が伸び記述と合わせて178点と自信が持てるようになりました。」【引用元】
  • 「上級合格講座は、大事なところは「問いかけ」講義で問いかけてもらえるので、そこのキーワードを暗記すれば何とかなる!と思いました。」【引用元】
  • 「森Tのインプット講義は固い法律を森T劇場で柔らかくしてくれるので学んでいて楽しく、わかりやすい上に大事なところは問いかけしてもらえるためインプットとアウトプットが同時にでき、効率的に勉強ができるため、初学者から経験者まで幅広い方にお勧めだと思います。」【引用元】
  • 「最大のポイントは、森Tの「問いかけ型の講義」によって記憶が定着し、理解を深めることができたことです。」【引用元】
  • 「講義がわかりやすいです。問いかけ問題があり飽きません。講義が30分前後で適度な量であることがよかったです。他校の講師よりも自分には相性が合うと思いました。」【引用元】

問いかけ講義という学習スタイルへの評価は、上級合格講座の評判を読み解くうえで核心的な部分だと感じます。上級合格講座は約140時間の「問いかけ」アウトプット講義をメインに据えており、穴ぬきレジュメを使って重要ワードを受講生自身に想起させていく方式です。

受講生の口コミからは、このスタイルが単なる知識詰め込みとは一線を画すものとして受け止められていることがよくわかります。

私が特に印象に残ったのは、「最初は穴埋めがほとんど答えられなかった」という受講生が、少しずつ埋められるようになるなかで基礎固めの実感を得て、本試験で178点まで伸ばしたというエピソードです。

答えられないという失敗体験そのものが、じつは知識の定着を促す仕掛けになっている。これはちょうど、筋トレで重りを持ち上げるときに一度筋繊維を壊してから再生させる過程に似ていると思いました。テキストをただ黙読するだけの学習では、筋繊維は一度も壊れてくれません。

もちろん、この方式が万人に合うとは限らないでしょう。問いかけられるたびに「うっ、思い出せない」と詰まるのが苦痛に感じられる方もいるはずです。

ただ、受講前にYouTubeで森講師の問いかけ講義を無料で視聴し、「自分に合う」と納得したうえで申し込んだ方が多いという事実も見逃せません。購入前に実際の講義スタイルを体験できる構造そのものが、受講後のミスマッチを大きく減らしているように見えます。

教材・アプリの満足感

テキスト・問題集への信頼感
  • 「合格した年は、それまで勉強に使っていた市販の問題集をすべて片付けました。資格スクエアから送付されてきたテキスト・問題集、配信講義、そして市販されている直前模試しか取り組んでいません。」【引用元】
  • 「資格スクエアのテキストだけでもかなりの量がありましたので、これだけやれば絶対受かると信じて直前期は講座のテキストと過去問を繰り返しました。」【引用元】
  • 「資格スクエアから提供されたカリキュラム(動画や模試など)には、やる必要がないものはなかったです(すべて有用なものでした)。」【引用元】
  • 「市販の問題集に手を出さなかったのも正解だったと感じています。信頼できる教材に絞って学習したことで、迷わず効率的に勉強できたことが、合格につながったと思います。」【引用元】
法令択一クエスト(スマホアプリ)の活用
  • 「スマートフォンで利用できるアプリ「法令択一クエスト」が利用できることも、資格スクエアを選択した大きな要素でした。」【引用元】
  • 「「法令択一クエスト」のおかげでキーワードにも敏感に反応するようになり、択一を解く時間も大幅に短縮できるようになりました。」【引用元】
  • 「法令択一クエストで、実際の試験問題をスマホの画面上で解くという行為は、私にとってとても努力して集中しなければいけないことでしたが、それが本試験の択一問題の点数を大幅に上げることができたポイントでした。毎日200問は解くという目標を設けていたので、その分集中力は養われたと考えてます。」【引用元】
  • 「最低でも法令択一クエストの問題は解くというルールを決めていたので、1日全く勉強しない日はほぼ作らずに済みました。勉強のハードルを下げることができたのはとても良かったです。」【引用元】
  • 往復のバス車内や待ち時間は、「法令択一クエスト」を開いてました。」【引用元】
  • 「営業職なのでスキマ時間には車中でアプリなどで問題を解くようにしていました。」【引用元】

教材・アプリについての口コミを読むと、上級合格講座の受講生は「教材を資格スクエアに一本化して勉強する」スタイルが主流であることが見えてきます。

市販の問題集を片付けた、あるいは最初から手を出さなかったという声が複数あり、提供される教材の情報量・網羅性に対する信頼感がうかがえます。

とりわけ受講生の評価が集中しているのが、スマホアプリ「法令択一クエスト」です。平成18年度から令和7年度までの20年分の肢別過去問、約3,000肢が収録されており、通勤途中や待ち時間といったスキマ時間の学習手段として機能しています。

毎日200問を解き続けた受講生が本試験で点数を大幅に伸ばしたというエピソードは、このアプリの実効性を物語っていると言えるでしょう。

私が特に唸ったのは、「勉強のハードルを下げられた」という視点でした。仕事や家事で多忙な受験生にとって、机に向かう時間を確保するのは想像以上に重たい仕事です。

「今日は疲れたから机に向かうのは無理」という日も、「スマホで20問だけ解く」というハードルなら越えられる。この差は、積み重ねると本当に大きくなるはずです。

加えて、司法試験予備試験の過去問から森講師が選んだ「良問セレクト」(上級・中上級合格講座で利用可能)もスマホで解けるので、アウトプット特化のこの講座とアプリの噛み合わせは実によくできていると感心しました。

サポートの活かし方

Zoom相談会・YouTubeライブへの好意的評価
  • 「定期的に開催されるライブのフォローアップに参加してたためか、森Tの動画視聴自体が楽しいものだったため、講座期間中にモチベーションが下がったことは一度もありませんでした。」【引用元】
  • 「YouTubeライブにも欠かさず参加し他の受験生から触発を受けていました。」【引用元】
  • 「Zoomでのフォローアップがあるにも関わらず、YouTubeライブの時間を延長してまで受験生の悩みを一つ一つ聴いてくださるなど、受験生に寄り添うその姿は大変素晴らしい講師だと思いました。」【引用元】
  • 「いつでもどこでも好きなときに講義を受けられる動画配信の授業は便利ですが、それに物足りなさを感じておられるのなら是非お勧めです。」【引用元】
  • 「YouTube live、森T先生は毎週大変でしょうが、先生の人となりを何となくですが、YouTube liveで知れることで、動画配信の授業も先生のお人柄を感じながら視聴することが出来ました。」【引用元】

上級合格講座のサポートについて語る口コミで目立つのは、Zoom相談会とYouTubeライブの双方が受講生のモチベーション維持に寄与しているという声です。

Zoom相談会は2026年2月から11月にかけて月1回・計10回開催される受講生向けのフォローアップ制度で、森講師に直接質問・相談できる多人数形式の場となっています。

一方のYouTubeライブは誰でも無料で視聴できる公開コンテンツですが、受講生もここに積極的に参加し、他の受験生の質問や空気感から刺激を受けているようです。

私がこの点で面白いと思ったのは、通信講座にありがちな「孤独感」を埋める仕組みが、上級合格講座では二重に張り巡らされていることでした。

自宅でひとり黙々と勉強を続けるのは、想像以上に精神を削られる作業です。月1回のZoomで森講師の顔を見ながら話を聞けるだけで、気持ちの立て直しはずいぶんラクになるはず。

YouTubeライブに至っては、受講生でなくとも参加できるので、日本各地で同じ試験を目指す仲間の息づかいを感じられます。

「動画配信の授業に物足りなさを感じるなら是非お勧め」という口コミは、この講座のサポート設計を端的に言い表していると感じます。ライブ感のある双方向サポートを求める受験生にとって、上級合格講座の環境は他講座にはない魅力を備えていると言えるでしょう。

総括

受講生の口コミ全体を通して浮かび上がってくるのは、森講師という「人」を中心に据えて設計された学習体験の厚みです。

充実したテキスト・実戦的なスマホアプリ・双方向のライブサポートといった個別の要素はもちろん高く評価されているのですが、それらが森講師の人柄と熱量によって一本に束ねられ、受講生にとっての「信頼できる伴走者」として機能している。そんな印象を私は強く受けました。

特に、複数回受験の末に合格した方の口コミが目立つ点は見逃せません。過去試験で150点以上取れていながら、あと一歩届かなかった受験生が、この講座で「問いかけ」を浴び続け、アプリで毎日200問を解き続け、森講師の応援に背中を押されて合格を掴んだ。

そうしたリベンジの物語が積み重なっていることこそが、上級合格講座の口コミの色合いをつくっているのだと思います。

特徴

アガルート行政書士講座 上級合格講座 図解

資格スクエアの上級合格講座がどんな講座なのか、主な特徴を3つに絞って概括します。受講前に「この講座は何で差別化しているのか」を掴むことが、後の比較・検討の土台になります

森講師の人柄と指導力

森講師のプロフィール
  • 講師歴20年以上の行政書士試験指導のベテラン
  • 合格率2.89%だった平成15年度試験に学習期間3ヶ月で1発合格
  • 大手予備校で中上級講座を担当した経験あり
  • 講義スタイルは「劇場型」「問いかけ型」の2本柱

上級合格講座を特徴づける最大の要素は、森広志講師(通称:森T)の存在です。受講生からは「森T」の愛称で親しまれており、人柄・熱量・指導力のすべてにおいて受講生の心を掴んでいることが口コミからも明らかになっています。

森講師の指導スタイルの根幹は、固い法律の条文や判例を具体例で肉付けして柔らかく説明する「劇場型」の語り口にあります。「森T劇場」と表現する受講生がいるほど、講義そのものが一種のエンターテインメントなのです

私自身、長時間の動画視聴は得意なほうではないのですが、それでも「楽しく聴ける」要素のある講義であれば最後まで粘れるタイプ。学習継続の観点から言えば、この「楽しく聴けるかどうか」こそが合否を分ける隠れたスイッチになっていると思います。

加えて、試験直前期に受講生へ直筆のハガキ・メッセージカードを送るという心配りまでしている点には、率直に驚きました。デジタル完結が当たり前になった今の通信講座で、わざわざ手書きの郵便物を送るのは相当な手間です。

けれど、その「手間」をかける講師の姿勢こそが、複数回受験で疲弊した受験生をもう一度立ち上がらせるのでしょう。この講師の存在価値は、スペック表の上だけでは到底測れません

問いかけアウトプット講義

問いかけアウトプット講義の概要
  • 講義時間:約140時間(上級合格講座の講義の中核
  • 対象科目:基礎法学・憲法・民法・行政法・商法・基礎知識
  • 方式:穴ぬきレジュメを使い、重要ワードを受講生自身に想起させる(※基礎知識のみ、問いかけ方式ではなく1から学んでいくスタイルで提供)
  • 狙い:「どんな聞かれ方でも答えられる知識」への仕上げ

上級合格講座のカリキュラムにおいて中核を占めるのが、森講師による約140時間の「問いかけ」アウトプット講義です。これは単なるインプット講義ではなく、クイズ形式で次々と知識を問いかけていくアウトプット重視の構成になっています。

通常のインプット講義では、講師が一方的に知識を説明し、受講生はそれを聴いてメモを取るという受動的な学習になりがちです。

しかしこの問いかけスタイルでは、受講生は穴ぬきレジュメを前にして、自分の頭で答えを絞り出そうとする能動的な姿勢を強いられます。答えられないという失敗体験を繰り返すうちに、知識が強固に定着していくわけです。

私の見立てでは、この方式が効果を発揮するのは、すでに一定のインプットを終えた学習経験者です。引き出しそのものが空っぽの段階で「さあ何か出してください」と問われても、出てくるものがないからです。

対して、過去試験で150点以上を取れるレベルにある受験生であれば、問いかけのたびに記憶の引き出しから知識が引っ張り出され、それが繰り返されることで「いつでも取り出せる知識」へと鍛え上げられていきます

上級合格講座が「過去試験で150点以上」を受講対象に定めているのは、この学習設計を空回りさせないための線引きなのだと、私は理解しました。

法令択一クエスト

法令択一クエストの概要
  • 提供形式:スマホアプリ(iOS/Android)+PCブラウザ版
  • 収録範囲:法令等科目20年分(平成18~令和7年度)の肢別過去問 約3,000肢
  • 「良問セレクト」:司法試験予備試験の過去5年分から森講師が選んだ肢別問題(上級・中上級合格講座で利用可能)
  • その他:行政書士法・戸籍法・住民基本台帳法の7年分、正答理由チェック機能

上級合格講座の大きな武器となるのが、スマホアプリ「法令択一クエスト」です。これは法令等科目20年分の過去問約3,000肢を収録した肢別問題集アプリで、受講生の口コミでもほぼ例外なく高く評価されています。

このアプリの価値は、スキマ時間を学習時間に「両替」できる点にあります。通勤電車のなか、営業車の車中、トイレや入浴中といった細切れの時間に、スマホ1台で肢別問題を解ける環境が整っているわけです。

働きながら試験勉強に取り組む方にとって、机に向かう時間は金貨のように貴重。ならば、ふだん財布に眠っている小銭(=スキマ時間)を余さず使える仕組みがあるかどうかは、1年間の総学習時間に大きな差を生むはずです。私はこの仕組みを素直い「よくできている」と感じました。

さらに、上級・中上級合格講座の受講生のみが使える「良問セレクト」は、司法試験予備試験の過去問から森講師が選り抜いた肢別問題集です。行政書士試験より一段上のレベルに挑ませることで、「あと一歩で合格」という上級者が必要とする応用力を養う設計になっています。

アウトプット特化という講座コンセプトと、スマホで解ける肢別問題というインフラの噛み合わせは、他社にはなかなか見られない相性の良さだと私は感じました。

他講座との比較

上級合格講座の位置づけを把握していただくために、ここでは行政書士試験の上級者向け通信講座として代表的な他社講座と比較していきます。比較対象となる各社のプラン正式名称は、以下の通りです。

  • 資格スクエア:森Tの上級合格講座(テキストありプラン)
  • アガルート:2026年(令和8年度)合格目標 上級カリキュラム/フル

同じ「上級者向け」というカテゴリでも、両社の設計思想には大きな違いがあります。価格・カリキュラム・サポート・合格特典という4つの観点から、具体的に見ていきましょう。

受講料の位置づけ

会社プラン受講料
(税込・正規価格)
資格スクエア上級合格講座
(テキストあり)
132,000円
アガルート上級カリキュラム/フル316,800円

まず目を引くのは、受講料に184,800円もの開きがあるという事実です。資格スクエアの上級合格講座は132,000円、アガルートの上級カリキュラム/フルは316,800円。単純計算で2.4倍の差がついています。

この価格差は単に「資格スクエアが安売りしている」というものではなく、カリキュラムの厚みとサポートの密度の違いを反映したものと考えるべきでしょう。

アガルート上級カリキュラム/フルには「図表まとめ講座」「START UP 判例解説講座」「逐条ローラーインプット講座」「文章理解対策講座」など多彩な映像講義が含まれており、講義時間は約203時間。さらに教育訓練給付制度の対象にもなっています。

対する資格スクエアは、アウトプット講義約140時間に絞り込んだコンパクトな構成で、給付制度は対象外です。

とはいえ、合格に必要な勉強時間は受験生本人の努力次第であり、講義時間が長ければ合格確率が上がるというものでもありません。

例えるなら、フル装備のSUVとコンパクトカーの関係に似ています。オプションが多いほど走破性は上がりますが、整備された街中を走るだけならコンパクトカーで十分。

「整える段階を終えた受験生」であれば、約13万円で必要な演習を積める資格スクエアの方が費用対効果で勝ることは十分にあり得ます。受講生が口コミで「お値段以上」「他校と比較して値段が決め手」と語っているのは、この噛み合わせの良さを評価しているのだと私は解釈しました。

カリキュラム設計の違い

会社学習スタイル講義時間受講対象目安
資格スクエア問いかけ
アウトプット型
約160時間前回試験150点以上
アガルート図表整理+
判例・問題演習型
約203時間本試験160点
前後の実力

カリキュラム設計においても、両社のアプローチはかなり対照的です。

資格スクエアはアウトプットに徹しており、約140時間の問いかけ講義+約10回の答練+約6時間の記述式攻略という3本柱でまとめられています。すでに知識はある受験生が、それを「取り出せる知識」に仕上げるための構成です。

対するアガルートは、図表まとめ講座で知識を横断的に整理しつつ、「START UP 判例」解説講座で判例に特化した対策を行い、重要問題を厳選した過去問ベストセレクションと他資格試験過去問ベストセレクションで徹底的に演習する、という多層的な構成になっています。

私の見立てでは、資格スクエアが向いているのは「自分のやり方・教材で知識はすでに整えた」という自覚がある受験生です。「前回試験150点以上」という具体的なラインをクリアしている方なら、問いかけ講義でアウトプット力を徹底強化することで合格に手が届くはず。

逆に、「知識の整理にもう少し手を入れたい」「判例対策をもっと強化したい」という自覚のある方には、アガルートの多層的な構成の方が手応えを感じやすいでしょう。

自分は今どの局面で詰まっているのか。そこを棚卸ししてから選ぶことを、私は強くおすすめしたいと思います。

サポート体制の比較

会社質問回数定期相談コミュニティ
資格スクエア最大70回Zoom相談会
(月1回×10回)
なし
アガルート最大30回学習サポーター
(月1回15分・先着順)
バーチャル校舎
(先着・定員制)

サポート体制の違いも見逃せないポイントです。

質問回数は資格スクエアが最大70回、アガルートが最大30回と、資格スクエアが2倍以上多い設定になっています。質問は1回につき1つまでのルールがあるため、70回という上限は実質的に大半の受講生にとって十分な量を確保していると言えるでしょう。

一方、アガルートはバーチャル校舎というユニークなコミュニティ機能を備えています。これはオンライン上の自習室兼質問スペースで、受講生同士の雑談や講師への質問が可能です。ただし先着希望制・定員ありという制約があり、全員が利用できるわけではない点は注意が必要です。

受講生の伴走サポートという観点で、私が「これは強い」と思ったのは、森講師による月1回・計10回のZoom相談会のほうです。アガルートの学習サポーター(月1回15分・先着順予約制)と比べると、アーカイブ動画ありの多人数形式は、気軽に参加できて記録も残せる点で優れています。

また、YouTubeライブで森講師が受験生の悩みに一つひとつ答えていく様子は、講座を買わなくても無料で観られます。申し込み前に森講師の「地のトーン」を自分の耳で確認できる場として、これ以上の下見の機会はないと思います。

合格特典の差

会社お祝い金費用返金教育訓練給付制度
資格スクエア1万円なし対象外
アガルート5万円全額返金(条件あり)対象

合格特典の手厚さでは、アガルートが大きくリードしています。お祝い金5万円または税抜価格相当分の全額返金(源泉徴収あり)のいずれかを選べる仕組みになっており、条件を満たして合格できれば費用負担は大幅に軽減されるはずです

さらに上級カリキュラム/フルは一般教育訓練給付制度の対象であり、条件を満たす受講生は受講料の一部支給を受けられます。

対する資格スクエアの合格特典は、お祝い金1万円のみとシンプルな設計です。全額返金制度はなく、教育訓練給付制度の対象でもありません。

この点だけを切り取ると資格スクエアの見劣りは否めないのですが、そもそも受講料が132,000円と、アガルートの半額以下に設定されている点を踏まえて見る必要があります。

アガルートが「高い受講料+合格時の手厚い還元」という設計であるのに対し、資格スクエアは「最初から手の届きやすい価格」という戦略を取っているのだと私は解釈しました。

また、アガルートの全額返金には合格通知書データ・再現記述・合格体験記の提出・合格者インタビュー出演という4条件が課されており、全員が満額を受け取れるわけではない点にも留意しておきましょう。

条件を負担に感じる受験生であれば、最初から低価格で受講できる資格スクエアの方がストレスなく学習に集中できる可能性もあります。

メリット

ここからは、上級合格講座を受講することで得られる利点を具体的に紹介していきます。単なる機能の羅列ではなく、「この講座を選ぶと学習生活がどう変わるか」という視点でお伝えします。

コストパフォーマンスの高さ

コスパに関するポイント
  • 正規価格132,000円(テキストありプラン・税込)
  • アガルート上級カリキュラム/フル(316,800円)の半額以下
  • 問いかけ講義140時間+答練10回+記述式攻略+法令択一クエストが含まれる
  • 受講生割引・経験者割引など複数の割引制度あり

上級合格講座の最大の武器は、受講料と中身のバランスにあると私は見ています。テキストありで132,000円、テキストなしなら123,200円という価格設定は、行政書士の上級者向け通信講座として相対的に軽い部類に入ります。

口コミで特に印象的だったのは、「他校と比較して値段が一番の理由」「受験生の財布に優しく、且つ後ろで最後まで支えてくれるので『お値段以上』」といった声が複数寄せられていたことでした。

「安かろう悪かろう」ではなく、「払った金額に対して返ってくるものは十分にある」という肌感の声が集まっているのが特徴的です。

さらに、学習経験者向けの経験者割引(10%オフ)、資格スクエアの元受講生向け割引(20%オフ)、森T講座の過去受講生向け割引(50%オフ)と、複数の割引制度が用意されている点も見逃せません。

再挑戦組であれば、これらの割引を使うことで費用負担をさらに削れる可能性もあります。予算という一本の綱の上で勉強を続けるタイプの受験生にとって、上級合格講座は現実的に手が届く選択肢になるでしょう。

問いかけ講義の定着力

問いかけ講義の効果
  • 能動的に考える学習スタイルで記憶の定着率が高まる
  • 穴ぬきレジュメを使い重要ワードを想起するトレーニング
  • 失敗体験が知識を強固にする
  • インプットとアウトプットが同時進行する効率性

問いかけ講義による知識定着効果は、上級合格講座の受講生が口を揃えて評価しているポイントです。森講師が講義中に重要なキーワードを穴抜きにして問いかけ、受講生がその場で答えを想起することで、知識を引き出す練習を積めるようになっています。

私が特に着目したのは、「インプットとアウトプットが同時進行する」という学習効率の側面です。

通常の学習では「講義を聴く→問題を解く→解けなければテキストに戻る」というサイクルを繰り返しますが、問いかけ講義ではこのサイクルが1コマの講義の中に凝縮されています。講義を聴きながら同時に想起訓練もこなせるため、限られた学習時間の中で密度の濃い勉強が可能です。

複数回受験で伸び悩んでいる方にとって、この方式は突破口になり得ると私は思っています。頭のどこかにはしまってあるはずなのに、本番でうまく引き出せない。そういう歯がゆい壁に当たっている受験生は少なくないはず。

問いかけ講義は、その「仕舞い込まれたままの知識」を「いつでも取り出せる状態」へと整理整頓してくれるトレーニング装置のような役割を果たしてくれるでしょう。

スキマ時間の学習効率

スキマ時間活用を支える機能
  • 法令択一クエスト(スマホアプリ)で過去問20年分に触れられる
  • 講義動画はスマホ・タブレットのブラウザから視聴可能
  • 1講義あたり30分前後で区切りが良い
  • AI「記述式」添削もスマホから利用可能

仕事や家事で忙しい受験生にとって、「机に向かう時間」を確保するのは最大のハードルです。上級合格講座はスマホ学習のインフラが充実しており、この壁を突破するのを助けてくれます。

法令択一クエストで毎日一定数の肢を解く、通勤電車で講義動画を視聴する、待ち時間にAI記述式添削を使って解答練習をするといった組み合わせによって、まとまった時間が取れない日でも学習継続が可能になります。

口コミには「仕事中も風呂に入るときもトイレに行くときも、アプリ、YouTubeなどいろいろな方法で時間を問わず勉強できた」という声もあり、スキマ時間の積み上げが合格を後押ししたケースが少なくないことが窺えます。

私が巧いなと唸ったのは、1講義が30分前後で区切られている点です。1時間超の長尺動画だと休憩時間や移動時間にはまず手が出ないのですが、30分という単位であれば通勤片道で1コマ片付けられます

細切れの時間には細切れの動画を充てる。当たり前のようでいて、働きながら勉強する人の生活リズムを熟知していないと、この粒度にはなかなか落とし込めないのではないでしょうか。

モチベーションが続く仕組み

モチベーション維持を支える要素
  • 森講師の人柄・熱量による精神的サポート
  • 試験直前期の直筆ハガキ
  • 月1回のZoom相談会(計10回・アーカイブあり)
  • YouTubeライブで他の受験生とつながれる

通信講座の最大の敵は「モチベーションの低下」だと私は思っています。長期戦の試験勉強を自宅でひとり続けるのは、想像以上にメンタルを削る仕事です。

誰も見ていない、誰も褒めてくれない、誰も怒らない。そんな環境で10ヶ月も戦い続けるのは、独学が性に合う人以外にはかなり酷な構図ではないでしょうか。

上級合格講座は、この「ひとりで戦う辛さ」に対して、講師個人の熱量と複数の双方向サポートを組み合わせて対処している点が際立って見えました。

月1回のZoom相談会では森講師に直接相談でき、アーカイブも残るため参加できなかった回は後から追いかけられます。YouTubeライブは受講生以外も視聴できる公開コンテンツですが、上級合格講座の受講生もここに参加して他の受験生の空気感を吸収しているようです。

さらに試験直前には森講師から直筆のハガキが届く。ここまで来ると、もはや単なる通信講座を超えた「長距離伴走者」と呼んでよいほど

「受験を諦めかけていた私の心を奮い立たせてくれた」という口コミに代表されるように、この講座は「学習内容の伝達」以上に「受験生の継続意志を支える」ことに力を注いでいます。

心が折れそうになっている複数回受験者にとって、この精神面の支えこそが合否を分ける隠れた決め手になり得ると、私は受け止めました。

デメリット(注意点)

ここまでメリットを中心にお伝えしてきましたが、公正な判断材料を提供するために、デメリットや注意すべき点も率直にお伝えします。これらを知ったうえで申し込むのと、知らずに後悔するのとでは、受講後の満足度が大きく変わってきます

合格実績データが非公開

合格実績に関する現状
  • 公式サイトに合格者数・合格率の集計データなし
  • 令和4~7年度の個別合格者インタビューは多数掲載
  • 他社は合格率を公表しているケースが多い

デメリットとしてまず私が挙げたいのは、合格実績の数値データが公表されていない点です。資格スクエアの公式サイトには合格者の個別インタビューが数多く掲載されていますが、合格者数や合格率といった集計データは見当たりません。正直、ここは少し気にかかりました。

この点、アガルートは対照的です。アガルートは令和7年度の行政書士試験で合格者数368名・合格率52.59%(全国平均14.54%の3.62倍)という数値を公表しており、受講生にとっては一つの判断材料になります。

資格スクエアを選ぶ場合、こうした数値的な手応えは得られないので、受講判断は個別インタビューの質・量や講師の信頼性を軸に組み立てることになるでしょう。

もちろん、各社の合格率は算出方法が異なっており、単純比較には慎重になるべきです。また、複数回受験者を主な対象とする上級合格講座の性質を考えれば、仮に合格率が低く出たとしても、それが即「講座の質が低い」という話にはつながらないはずだと私は考えています。

それでも、「数字という客観的な物差し」を重視する受験生にとっては、やはり物足りなさが残る部分でしょう。

対処法として私が強くおすすめしたいのは、YouTubeで森講師の無料配信をまず1本視聴してみることです。講義スタイルと自分の相性を、申し込む前に自分の感覚で確かめておく。数字がないぶん、この「感触の確認」は必ず実行しておきたい手順になります。

不合格時のフォローが薄い

不合格時のフォローの現状
  • 受講期限の自動延長・合格保証制度なし
  • 受講期限は令和8年度試験実施月の末日(2026年11月末)まで
  • 次年度への無料延長等の仕組みは用意されていない

デメリットの2つ目は、万が一不合格になった場合の手厚いフォロー制度が用意されていないことです。公式ページを確認した限り、受講期限の自動延長や合格保証といった仕組みは見当たりません。

受講期限は2026年11月末までとされているため、令和8年度の行政書士試験に向けて配信された講義動画や法令択一クエストは、その期限までの利用が前提となります。仮に不合格だった場合、令和9年度試験に向けて再挑戦するのであれば、翌年度版を改めて購入する必要があるでしょう。

とはいえ、上級合格講座には森T講座受講生割引(50%オフ)が用意されていて、再挑戦する受講生が半額で再受講できるのは実はかなり心強い話。私はこれを見て「不合格時のフォローがゼロというわけではなく、次年度の割引という形で還元される構造なのだな」と解釈しました。

ただし、最初から「落ちてもどうせ半額で受けられるから」という気持ちで臨むのは、おそらくこの講座との相性が良くありません。

問いかけ講義・法令択一クエスト・Zoom相談会をフル活用し、初年度で決着をつける覚悟で挑む。それが、この講座の作り手が想定している受講姿勢だと私は受け止めました。

音声ダウンロードは有料

音声ダウンロードの扱い
  • 基本プランには含まれない
  • 26年度版は5,500円(税込)の別売りオプション
  • 受講可能期間:2026年11月末まで
  • 講義動画はスマホブラウザから視聴可能なので代替は可能

音声ダウンロード機能は基本プランに含まれておらず、26年度版では5,500円(税込)の有料オプションとして別売りされています。車通勤中や家事の合間など、「耳で聴く学習」を重視したい方にとっては、追加費用が発生する点に注意が必要です。

ただし、講義動画自体はスマホ・タブレットのブラウザから視聴可能ですから、Wi-Fi環境下であれば追加費用なしで動画視聴を続けられます。音声だけを切り離してオフライン保存したい場合にのみ、このオプションが必要になるという位置づけです。

私個人としては「うーん、音声もプランに含まれていたらもっとスマートだったな」と思うのが正直なところです。

他方、通勤時や運転中に同じ講義を何度も聴き込みたいタイプの方にとって、5,500円の追加投資はそれほど悪い買い物ではないとも思っています。オフラインで電波を気にせず聴けますし、音声の反復は知識の定着に本当によく効きますので。

購入タイミングとしては、申込時点で決め打ちする必要はなく、受講を始めてから「自分には必要だ」と確信が持てたタイミングで買い足せば十分でしょう。

合格特典がシンプル

合格特典の概要
  • 合格お祝い金:1万円
  • 条件:令和8年度試験合格、合格体験記への協力等
  • 全額返金制度なし
  • 教育訓練給付制度の対象外

合格特典の内容がシンプルである点も、上級合格講座の注意点のひとつです。合格お祝い金は1万円と、アガルートの5万円と比べるとどうしても見劣りします。また、アガルートのような全額返金制度はなく、教育訓練給付制度の対象にもなっていません。

この部分だけを比較すると資格スクエアの方が不利に映るかもしれませんが、そもそも受講料がアガルートの半額以下に設定されている点を思い出してください。

「最初から安く提供する」戦略と「高めの価格だが合格時に手厚く還元」戦略の違いであって、一概にどちらが得とは言えません。

合格特典のシンプルさを「割り切りやすい」と受け止められる方にとっては、むしろ申込時の心理的ハードルが低くなるというメリットにもなります。

実際、アガルートの全額返金の条件(合格通知書・再現記述・合格体験記・合格者インタビュー等の提出)を負担に感じる方は少なくないでしょう。そういう方にとっては、資格スクエアのようにシンプルな設計の方がかえって気軽に学習に集中できるはず。

私自身、合格後に「インタビュー出演」と言われると少しハードルが高く感じるタチなので、この気持ちはとてもよくわかります。

合う人・合わない人

ここまでお伝えしてきた特徴・比較・メリット・デメリットを踏まえて、上級合格講座がどんな方に合い、どんな方に合わないかを整理します。ご自身の状況と照らし合わせて、受講判断の参考にしていただければと思います。

上級合格講座が合う人

こんな方におすすめです
  • 過去試験で150点以上取れているが合格に届かなかった方
  • アウトプット中心の学習で最後の仕上げをしたい方
  • 森講師の問いかけ講義に魅力を感じる方
  • スマホ中心にスキマ時間を積み上げたい方
  • 費用を抑えつつ上級者向けの指導を受けたい方
  • 精神的な伴走サポートを重視する方

上級合格講座がもっとも合うのは、過去試験で150点以上を取っていて、あと一歩のところで合格に届かなかった方です。公式の受講対象要件も「令和7年度試験やそれ以前の試験で150点以上取れている方」となっており、このラインが一つの目安になります。

基礎知識が身についている前提のうえで、アウトプットに絞った学習で突き抜けたい方にとっては、問いかけ講義と法令択一クエストの組み合わせがそのまま最大の武器になるはずです。

森講師の問いかけ講義に魅力を感じる方にも、強く合うと思います。YouTubeで森講師の無料配信を観てみて、「この人の講義なら10ヶ月続けられそうだ」と感覚的に納得できたなら、受講後のミスマッチリスクはかなり小さいはず。

さらに、スマホアプリや動画視聴でスキマ時間を積み上げたい方、精神的な伴走を求める方にもぴったりでしょう。Zoom相談会・YouTubeライブ・直筆ハガキという三重のサポートは、独学に近い通信講座の「一人ぼっち感」を思っている以上にやわらげてくれるはずです。

費用面でも、受講料を抑えつつ上級者向けの指導を受けたい方にハマります。アガルートの半額以下で同等レベルのアウトプット特化カリキュラムに取り組めるというコスト構造は、率直に言ってかなり魅力的な設計だと私は思います

上級合格講座が合わない人

次のような方にはおすすめしません
  • 行政書士試験の学習経験が浅い方(前回試験150点未満)
  • 基礎からインプットし直したい方
  • 合格実績の数値データを重視する方
  • 合格特典の手厚さを重視する方
  • 教育訓練給付制度を利用したい方

行政書士試験の学習経験が浅い方や前回試験で150点未満だった方には、上級合格講座は合いません。インプット講義を大きく省いたアウトプット特化型ですから、そもそも知識の土台が固まっていないと、問いかけられても対応できず苦しい状態に陥ってしまう恐れがあるからです。

こうした方には、同じ資格スクエア内であれば「森Tの1年合格講座」や「森Tの中上級合格講座」の方が素直にお勧めできます。

1年合格講座には基礎力完成講義(約180時間)が、中上級合格講座には基礎力再構築講義(約70時間)がそれぞれ含まれており、知識の土台作りから対応可能です。講師は同じ森講師ですから、人柄や指導スタイルに惹かれた方であれば満足度はきっと高いものになるでしょう。

また、合格実績の数値データをもとに比較検討したい方や、合格特典の手厚さ・教育訓練給付制度の利用を重視する方には、アガルートの上級カリキュラム/フルの方が選びやすいでしょう。

なぜなら、合格率52.59%という数値、お祝い金5万円または全額返金制度(いずれかを選択)、一般教育訓練給付制度の対象。こうした要素が揃っており、価格は高めでも得られる還元が明確だからです

最安値で受講する方法

受講料をなるべく抑えて上級合格講座を申し込みたい方に向けて、実践的な方法をお伝えします。最新のキャンペーン・セール情報は更新が激しいため、ここでは「どの制度を使えば安くなるのか」という大枠の構造をご案内します。

利用できる可能性のある割引制度
  • 経験者割引(10%オフ):他校や市販教材で学習経験がある方
  • 資格スクエア受講生割引(20%オフ):資格スクエアの元受講生
  • 森T講座受講生割引(50%オフ):22~25年度合格版 森T講座受講生

上級合格講座には3種類の割引制度が用意されており、ご自身の状況に応じて適用できるものを選ぶことになります。経験者割引は他校の通信講座や市販テキストでの学習経験がある方が対象で、10%オフが適用されます。

資格スクエアの他の有料講座を受講したことがある、あるいは現在受講中の方であれば、20%オフの受講生割引を利用できます。過去に森T講座を受講したことがある方は50%オフの森T講座受講生割引の対象となり、最も手厚い割引を受けられます。

注意したいのは、これらの割引制度が併用不可である点です。料金ページには「登録済みのクーポンから最も割引額の高いものが自動的に選択されます」という注記があり、実質的に最も有利な1つのみが適用される仕組みになっています。

複数の条件に該当する方は、システム側が割引率の高いものを勝手に選んでくれるので、この点で迷うことはありません。親切な設計だなと私は思いました。

加えて、資格スクエアでは期間限定の割引キャンペーンが行われることもあります。ただし、具体的な割引内容・割引率・期間は時期によって変動しますから、申込前には必ず公式サイトで最新情報を確認してみてください。

過去のキャンペーン履歴や最新情報は、割引情報まとめ記事でもまとめています。タイミングを見極めて、最適な条件で申し込めるといいですね。

よくある質問

最後に、上級合格講座について受講検討中の方からよく寄せられる疑問にお答えします。本文で触れきれなかった補足情報を中心に、Q&A形式でまとめました。

「150点未満でも受講できる?」

公式サイトには上級合格講座の対象として「令和7年度試験やそれ以前の試験で150点以上取れている方」「過去問ベースでの知識定着がほとんど完了している方」と明記されています。

150点未満の方の受講を禁止しているわけではありませんが、講座設計が「すでに知識が整っている受験生」を前提としているため、知識の土台が不十分な状態で受講すると問いかけ講義についていけない恐れがあります。

150点未満の方や、基礎から学び直したい方には、森Tの中上級合格講座または森Tの1年合格講座の方が良いでしょう。中上級合格講座には約70時間の基礎力再構築講義が、1年合格講座には約180時間の基礎力完成講義がそれぞれ含まれており、知識の整え直しから対応できるからです

なお、上級合格講座受講生向けのオプションとして、1年合格講座の「基礎力完成講義」を5万円(税込5.5万円)で追加視聴できる制度も用意されています。

これは受講後に「やはり基礎が足りない」と感じた場合の保険にはなるのですが、私なら最初から中上級合格講座の受講を選びます。

トータルの出費が安く済みますし、そもそも「足りないかも」という不安を抱えながら始めるより、最初から土台ごと固め直す方が精神的にもラクなはずだからです。

「テキストあり・なしの選び方は?」

上級合格講座にはテキストありプランとテキストなしプランの2種類が用意されており、価格差は8,800円です。

テキストありプランではインプットテキスト全5冊・過去問集全4冊・答練集などが紙で送付され、テキストなしプランでは同じ内容がデジタル版PDFで提供される仕組みです。基礎知識用テキスト(毎日新聞出版のニュース検定公式テキスト)のみ、どちらのプランでも紙で送付されます。

選び方の基準は、ご自身の学習スタイルにあります。紙のテキストに書き込みながら学習したい方や、長時間のPC・スマホ視聴で目が疲れやすい方には、テキストありプランの方が快適でしょう。

一方、持ち運びの手軽さやスマホ・タブレットでの学習を重視する方、書き込みはデジタルツールで完結させたい方であれば、テキストなしプランでも問題なく学習を進められます。

なお、上級合格講座のテキストはフルカラーで図やイラストが豊富、メモ欄も広く設けられているなど、紙で使うことを前提とした設計になっています。

私の感覚では、8,800円の差額で紙テキストが手に入るのであれば、特別な事情がない限り迷わず「テキストありプラン」を選ぶかなというところです。

「質問はどうやって送る?」

上級合格講座の質問制度は「ワンクリック質問機能」と「みんなの質問機能」の2種類が用意されています。

ワンクリック質問機能は、講義画面下のボタンから質問を送信でき、受講期間中に最大70回まで利用可能です。みんなの質問機能は他受講生の質問と回答を閲覧できる機能で、こちらは回数制限なく利用できます。

質問の対象は講義およびテキストに該当する内容に限られ、架空の場面を想定した質問や時事問題は対象外となっています。また、1回につき1つの質問のみというルールがあるため、複数の論点をまとめて送りたい場合は分けて送信する必要があります。

回答は講師または有資格のメンバーが行う体制です。

私が便利だなと思ったのは、みんなの質問機能の存在です。自分と同じ疑問を他の受講生がすでに質問しているケースは少なくないので、その回答を閲覧するだけでモヤモヤが解消することも多いはず。

70回の質問枠を無駄に消費しないためにも、まずは「みんなの質問」で既存の回答を探してから、新規質問を送るという運用が効率的だと思います。

「Zoom相談会を欠席しても大丈夫?」

Zoom相談会は仕事や家庭の都合で参加できない回があっても、特に問題はありません。なぜなら、アーカイブ動画が提供されるからです。欠席した場合でも、後から録画を視聴することで内容をキャッチアップできます。

とはいえ、リアルタイム参加ならではのメリットもあります。森講師にその場で質問を投げかけたり、他の受講生の質問と回答から新たな気づきを得たりできるのは、ライブ参加でしか味わえない体験です

できる限りリアルタイムで参加し、どうしても難しい場合にアーカイブで補完するというスタンスが理想的でしょう。

Zoom相談会は中上級合格講座と合同で実施されます。つまり、中上級合格講座の受講生と一緒に質問タイムを共有できるので、他の受験生の悩みや気づきを横から吸収できる機会にもなります。

独学に寄りがちな通信講座の中で、受講生同士のつながりを感じられる場は意外と貴重。私なら、スケジュールが空いているかぎりは毎回リアルタイムで参加します。

この記事のまとめ

アガルート行政書士講座 上級合格講座 図解

ここまで、資格スクエア行政書士講座の上級合格講座について、評判・特徴・他社比較・メリット・デメリット・合う人合わない人を多角的に見てきました。最後に、全体を振り返ってポイントを整理します。

上級合格講座は、過去試験で150点以上を取れている学習経験者のために設計された、アウトプット特化型のコンパクトな講座です。

森講師による約140時間の問いかけ講義を核に、科目別答練・記述式攻略・法令択一クエスト(スマホアプリ)を組み合わせることで、「知識を取り出せる状態」にまで仕上げることを狙った構成です。

受講料は132,000円(テキストありプラン・税込)と、行政書士試験の上級者向け講座としては相対的に抑えめの価格に設定されています

受講生の口コミを読み込んでいて特に印象に残ったのは、森講師の人柄・熱量への賛辞が本当に多いことでした。

問いかけ講義の知識定着効果、法令択一クエストによるスキマ時間活用、Zoom相談会・YouTubeライブ・直筆ハガキという多層的な伴走サポート。これらが組み合わさることで、複数回受験で心が折れそうになっていた受験生のリベンジを支える土台ができあがっています

一方で、合格実績データの非公開、不合格時のフォロー制度の手薄さ、音声ダウンロードの別売り、シンプルな合格特典といった注意点もあります。光の部分だけでなく、影の部分も冷静に踏まえたうえで判断するのが良いでしょう。

もしあなたが「前回試験150点以上であと一歩だった」「森講師の講義に魅力を感じる」「費用を抑えつつアウトプット特化で仕上げたい」という条件のいずれかに当てはまるなら、上級合格講座は本当に心強い選択肢になるはずです。

まずはYouTubeで森講師の無料配信を1本でも視聴してみて、ご自身との相性をご自分の目と耳で確かめてみてください。この記事が、あなたがリベンジへの最初の一歩を踏み出すうえで、少しでも後押しになれば嬉しいです。

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