2018年から資格対策通信講座の研究を続けている杉山貴隆です。
フォーサイト社労士講座の受講申し込みをする前に、実際に受講した人の体験談を読んでおきたい。そう考える人は多いでしょう。しかし受講経験に基づいた情報はネット上でもなかなか見つかりません。
そこで今回はフォーサイト社労士講座を実際に受講してレビューします。この記事を読んでわかることは主に次の3つです。
- フォーサイト社労士講座を受講した感想
- フォーサイトの特徴・他社との違い・メリット・デメリット
- 最安値で購入し受講する方法
実体験に基づく良質な情報をお伝えできるよう努めました。ぜひ参考にしてみてください。
2023年10月31日(火)19時よりフォーサイト社労士講座のウェビナー「実践的な学習法で成果を倍増させる方法」が実施される予定です。
受講を検討中の方は参考になると思いますので、お見逃しなく。なお参加者限定クーポンが配布される予定となっています。
フォーサイト社労士講座を実際に受講してレビュー
フォーサイト社労士講座を実際に受講してレビューします。
※以下のレビューは私が受講した「フォーサイト社会保険労務士講座バリューセット3(2023年度試験対策)」に基づいています。
「受講ガイド」のレビュー
フォーサイト社労士講座は受講ガイドに目を通すところからスタートします。
この冊子はいわば「オリエンテーション」です。フォーサイト社労士講座の学習の流れや各種の案内事項が記されています。
一読すれば次のような疑問を解決できます。
- 学習の準備として何をすれば十分なのか
- たくさんあるテキストと問題集の中から何をどの順で学べばいいのか
- eラーニングアプリManaBunはどのように活用するべきか
フォーサイトは「受講生に教材を与えて、あとは放置」ということをしません。この姿勢は受講ガイドに最も現れていて、私たちの今後の学習をしっかり方向付けてくれます。
「忙しくてじっくり読む時間が取れないかも…」という人は、スキマ時間で良いので二神講師の解説動画を視聴するようにしましょう。
サッと動画を見るだけでもだいたいの学習フローがわかります。合格するにはフォーサイトが意図している順序で学習することも大切です。したがって受講ガイドの内容把握は欠かせません。
「入門講座」のレビュー
入門講座では社労士試験の試験範囲を概観します。
社労士試験の試験範囲はかなり広いです。いきなり個々の科目の学習をスタートするのは「地図を持たずに迷路を突き進む」ようなもの。ゴールまで効率良くたどり着くことができません。
そこでフォーサイト社労士講座では学習の起点としてこの「入門講座」を設け、試験範囲の全体像を把握するところから始めます。まずは社労士試験の2大ジャンルについて知り、
主要な登場人物(社会におけるどんな人々の法律関係が問題になるのか)をつかみます。
その後、主要な法令のそれぞれを5~10ページ程度で学び、
最後に社労士試験攻略法をおさえます。
社労士試験は法令の知識を問う試験ですので、入門講座と言えど専門用語や公的制度の話が少しずつ出てきます。単に冊子を読むだけでは「難しい」と感じることもあるかもしません。
でも私自身は安心して学べました。入門講座でも二神講師による解説を視聴できたからです。
二神講師は用語や制度をかみ砕いて説明し、必要なときは補足説明も加えてくれるので、一度聞いただけで「なるほど!わかる」と聞き進めていくことができました。
入門講座の講義動画は約3時間。短い時間で試験範囲の大枠をつかんだら準備万端。いよいよ次の「基礎講座」から社労士試験の本格的な学習が始まります。
「基礎講座」のレビュー
基礎講座では入門講座で学んだ知識を前提としつつ、社労士試験に関する法律を1つ1つおさえていきます。テキストは次の通り。
- 労働基準法
- 労働安全衛生法
- 労働者災害補償保険法
- 雇用保険法
- 労働保険徴収法
- 健康保険法
- 国民年金法
- 厚生年金保険法
- 労務管理その他の労働に関する一般知識
- 社会保険に関する一般常識
10冊もあります。全部合わせると分厚くて長いです。学ぶべきことが膨大にあるのだと改めて意識させられます。
しかし、だからこそフォーサイトのテキストの強みが発揮されます。フォーサイトのテキストの強みとは「パッと見でわかりやすいように情報が整理されている」ことです。
まず市販のテキストにありがちな「文章が延々と続く感じ」がありません。学習項目ごとにカラーブロック(背景に色がついた囲み)が設けられ、どこからどこまでを1つのまとまりとみなせば良いのかが明確です。
(「カラーブロック」は私が勝手に作った造語です)
おかげで、テキストを読んでいるとブロックで区切られた情報が頭の中にポンポンと入ってきます。何なら思い出すときも色といっしょに情報が浮かび上がってくる感じ。記憶しやすいです。
たとえて言うなら、道具箱に大量の道具をしまうとき、全てのモノを一緒くたに詰め込むと絶対に後で取り出すのに苦労しますよね。
賢い人ならきっと小さい箱をいくつも用意して、用途別にモノをまとめてから収納することでしょう。
フォーサイトのカラーブロックはこの「小さい箱」に当たります。関連している情報を1つの色付きの囲みに配置してあるのです。学習者は色のついた小箱を受け取って、頭の中に1つ1つ収納していくイメージ。
フォーサイトはフルカラーテキストであることの強みを最大限に活かし、色で区別しやすい「小さい箱」でわかりやすく情報を整理しています。実感としてとても学びやすいです。
フォーサイトのテキストのもう1つの強みは図表を多用していることです。
おそらく図や表に置き換えられる情報は全て図表化するという方針なんだと思います。おかげでテキストの内容を視覚的に理解しやすいです。
本やウェブ上の記事を読んでいて、文章がダラダラと続いていて「何が言いたいんだ!?」と思った瞬間、ふと図表が出てきて「あぁ、そういうことね」と腹落ちした経験、あなたにもあると思います。
社労士試験は法律試験なので条文・判例など文章で把握しないといけない場面も多いですが、それでも図表に落とし込める部分はたくさんあります。
フォーサイトのテキストではその1つ1つを図表化してありますので、常に「あぁ、そういうことね」と納得しながら学習できるというわけです。
さて、ここまではテキストを中心に講座の雰囲気をお伝えしてきました。でも基礎講座はテキストだけではありません。二神講師・加藤講師による解説講義もついています。
私が視聴した感じでは、2人の講義は基本的にテキストに沿って内容確認をしていく感じです。合格に必要な情報はテキストで網羅されているので、テキストに書かれていないことを補足で説明するシーンはそこまで多くありません。
テキストを自分で読み進めるほうが得意な人は講義視聴を省略し、独力で読み込んで知識を得ていくのも良いと思います。逆にテキストを読むのが苦手な人は講義視聴を中心に基礎講座の学習を進めると良いでしょう。
なお、講義ではテキストが画面に映し出されるため、基本的に「講義を最後まで視聴すれば、テキストも1周できる」ようになっています。
ちなみに基礎講座の講義動画は約63時間。仮に平日の月曜から金曜は2時間ずつ、土曜・日曜は各5時間を使って講義を視聴すれば、およそ3週間で基礎講座の講義視聴が終わる計算です。
1か月足らずでインプット学習を1周回せると考えたら、学習計画も立てやすいですよね。
「基礎講座では、テキストを読む・講義を視聴する、の2つしかやることがないの? 退屈しそう…」
そう思う方もいるかもしれませんが、心配無用です。テキストの理解度を問う「チェックテスト」「確認テスト」がeラーニングに用意されています。
私の場合「チェックテスト」「確認テスト」を解くと、思った以上に間違えてしまいました。自分ではテキストを理解できているつもりでも実際はそれほどでもない、ということも最初のうちは起こりがちです。
なので上記の練習問題を都度解いて「理解ができているか確認しながら学習する」ことを勧めます。フォーサイトもそういう学習を推奨しています。
もっとも、そうする場合は問題を解く時間が必要になるので、どうしても学習のスピードが落ちてしまうでしょう。なのでどんな人でも問題を解きながら進めたほうがいいとは思いません。
たとえば次のような基準で自分の学習スタイルを自ら選択するのが良いと思います。
- 時間の余裕が十分ある場合は「インプットの正確さ」を重視し、練習問題を解きながら基礎講座を進めていく
- 時間の余裕がない場合は「インプットのスピード」を重視し、練習問題はいったん脇に置いてテキスト通読・講義視聴を最速で終わらせる
「過去問講座」のレビュー
過去問講座では過去の本試験で出題された問題を実際に解いていきます。問題集は次の通り。
- 労働基準法
- 労働安全衛生法
- 労働者災害補償保険法
- 雇用保険法
- 労働保険徴収法
- 健康保険法
- 国民年金法
- 厚生年金保険法
- 労務管理その他の労働に関する一般知識
- 社会保険に関する一般常識
過去問講座の問題集は次の3点で「学習効率が高まるよう工夫されている」と感じました。
- インプット・アウトプットを交互に行いやすい
- 問題を解いた後、即座に解答・解説をチェックできる
- 復習の際にテキストの何ページに戻ればいいのかがすぐわかる
学習効率が高まる工夫の1点目はインプット・アウトプットを交互に行いやすいことです。
過去問講座の問題集は基礎講座のテキストと同じく10冊あります。テキストの1冊目のインプット学習を終えたら問題集の1冊目を使ってアウトプット学習を行う、という具合にインプット・アウトプットの交互学習がしやすいんです。
覚えた知識は使わなければ忘れてしまいます。逆に、実際に問題を解いて知識を使えばその知識が脳に定着します。フォーサイト社労士講座ではテキストで学んだ知識を問題集ですぐに使える仕組みがあるため、魔法のように学習事項を覚えられるんです。
学習効率が高まる工夫の2点目は問題を解いた後、即座に解答・解説をチェックできることです。
市販の問題集だと解答・解説が巻末に載っていたり、解答・解説が別冊子になっている場合があります。この場合、問題を解いた後にその問題の解答・解説が書いてあるページを自力で探さなければなりません。わずかな時間の無駄が積み重なってしまいます。
これに対し、フォーサイト社労士講座の問題集の問題集の見開きはこんな感じ。
左ページに問題があり、右ページに解答・解説が載っています。左ページで問題を解いた後、すぐに右ページの解説を確認できるんです。
(ちなみに「正解の選択肢」は右ページの右下に薄い文字で書かれています。そのため問題を解いているときに意図せず正解が目に入ることはありません。)
この構成のおかげで「解いた問題の解答・解説を探す手間」が完全に省けます。初めから終わりまでサクサクと問題演習を進められると言って良いでしょう。
学習効率が高まる工夫の3点目は復習の際にテキストの何ページに戻ればいいのかがすぐわかることです。
問題を解いた後、解説を読んでも腹落ちせず「もう少し詳しく復習したい」と思うことがあります。そういうとき、フォーサイト社労士講座の問題集を使っているなら、肢別解説の1つ1つに「テキストの該当ページ」が記されていますので活用しましょう。
この記載に従ってテキストを開けば、まさに自分が知りたい内容を読むことができます。「復習したい」と思ったときに瞬時に必要なページを開けるので、最高の効率で学習を進められるわけです。
ところで、過去問を解いて解説を読む、という文字を追いかけてばかりの作業だと疲れますよね。中には眠くなってしまう人もいるでしょう。また車の運転中や徒歩で移動中のときなどは文字を読むことがそもそもできないので学習が前に進みません。
そこで過去問講座では解説講義が用意されており、講師が問題の解き方や注意するべきポイントを1問ずつ丁寧に説明していきます。
このような解説講義があると、文字をずっと読み続ける作業から解放されるので、疲れにくく眠くもなりにくいです。また運転中でも「解説講義の音声を聴き流す」といった学習スタイルをとれたりします。講義の存在は何かとありがたいんです。
ちなみに解説講義を実際に視聴しましたが、初心者の私であっても支障なく聞けて、理解しやすい内容でとても助かると感じました。
以上見てきたように、過去問講座では「3つの工夫が凝らされた問題集」と「学習の質を高める解説講義」を利用できます。理想的な教材で過去問演習を継続できることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
「直前対策講座」のレビュー
直前対策講座は学習の総仕上げであり、弱点の発見と克服を目的とした講座です。次の5つのテキストを使って学んでいきます。
- 「横断まとめ編」
- 科目間の類似項目を取り上げてその違いを理解し、知識の定着を図る。さらにどのような点が本試験で狙われやすいのかを学ぶ
- 「法改正対策編」
- 試験に出題される可能性の高い法改正事項(改正の方向性と条文上の表現)を科目別に学習する
- 「択一対策編」
- 科目ごとに一問一答形式の問題を解き、素早く正確に正誤判断する能力を養う(問題数は私が受講した年度では全555問)
- 「選択対策編」
- 科目ごとに選択式問題(穴埋め問題)を解き、素早く正確に適切な語句をピックアップする能力を養う(問題数は私が受講した年度では全75問)
- 「白書・統計対策編」
- 数ある白書の中から試験に出題される可能性の高い項目に限定して知識を習得し、実際に問題を解いて実戦力を高める
上記のうち「横断まとめ編」と「法改正対策編」は知識のインプットに重きを置いた内容です。
「基礎講座」のテキスト同様、カラーブロック(背景に色がついた囲み)と図表が多用されています。私は実際に読んでみてページをめくるたびに学習事項が頭に入ってくるように感じました。
これに対し「択一対策編」「選択対策編」「白書・統計対策編」は知識のアウトプットに比重を置いています(厳密に言うと「白書・統計対策編」ではインプット学習も併せて実施)。
これまでに習得した知識を総動員し、大量の問題を解いていきます。そうすることで自分では気づいていなかった弱点や理解が曖昧だった部分が浮かび上がってきます。それらを一網打尽に復習することにより最善の状態で試験に挑むことが可能になるというイメージです。
とはいえ「試験の直前期にこんなにたくさんのテキストをこなせるのか?」と疑問に思う方もいるでしょう。確かに、人によっては本試験前の数か月で5冊ものテキストをこなすのは難しい場合があるかもしれません。
そう感じるときは直前対策講座の講義動画の視聴を学習の中心に据えてください。
冊子ごとに解説講義が用意されています。したがって、机の前に座ってテキストを読んだり問題演習をする時間が十分とれない場合でもスキマ時間にスマホで解説講義を再生し、聴き流すという方法を採ることが可能です。
このように学習すれば、直前期に押さえておくべき数々の「本試験で最も問われやすい事項」を短い時間で総ざらいできます。最善ではないまでも「次善」の状態にはなりますよね。
ちなみに「短い時間」とはどのくらいでしょうか。私が受講した年度の直前対策講座の講義動画は全部で約17時間となっていました。直前期には最低でも17時間程度の学習時間を(スキマ時間でもいいので)確保するようにしていただければと思います。
「過去問一問一答演習」のレビュー
過去問一問一答演習はeラーニングManaBun上で実施できる問題演習機能の1つです。どんなものなのかわかるよう、実際に使用したときの様子をお伝えします。
まずは学習科目と出題数を選択し「問題を解く」ボタンを押します。
1問1答がスタートします。1問ごとに制限時間がついており、かなりスピーディに解かなくてはなりません。
1問解くごとに正解・不正解の判定と解説が表示されます。
不正解の問題に関する不明点は即座につぶせて、正解だった問題についても解説を読んで復習できるというわけです。
好きなときに過去問一問一答演習を起動して何度も繰り返し解き、問題を解く力を鍛えていきます。1回分17問を最初に解き終わったときはD判定でしたが、
何度か繰り返すうちに正解数が増え、それとともに習熟度が上がってS判定になりました。
ゲームでレベルを上げる感覚で問題演習ができるのが良いです。また、出題は過去に正解できなかったものや解いた回数が少ないものから優先的に行われるので効率的です。
ある程度自信がついたらオリジナル模試を実施しましょう。
オリジナル模試ではランダムに組み合わされた選択肢によって1問が構成されています。
より本試験に近い形式で問題演習をすることで、さらなる解答力の向上が見込めるようになっているんです。
なお過去問一問一答演習機能はバリューセット3のみに付属しています。バリューセット1や2でも過去問を解く機能はあるのですが、肢ごとに解くトレーニングができるのはバリューセット3の過去問一問一答演習機能のみです。
過去問を完璧にマスターし、社労士試験に一発合格するための確固たる力を付けたい。そう考えている方はバリューセット3を選ぶのがおすすめです。
フォーサイト社労士講座の特徴
フォーサイト社労士講座の特徴を解説します。
全国平均の3~4倍の合格率
フォーサイト社労士講座は合格実績が優秀なことで知られている講座です。フォーサイトは毎年受講生にアンケートを配布して合格率を調査・公表しています。それによると2012年以降の社会保険労務士試験におけるフォーサイトの合格率は次の図・表の通りです。
年度 | 全国合格率 | フォーサイト合格率 |
---|---|---|
2012年度 | 7.0% | 22.6% |
2013年度 | 5.4% | 21.6% |
2014年度 | 9.3% | 30.6% |
2015年度 | 2.6% | 7.9% |
2016年度 | 4.4% | 17.2% |
2017年度 | 6.8% | 21.4% |
2018年度 | 6.3% | 25.7% |
2019年度 | 6.6% | 23.7% |
2020年度 | 6.4% | 23.9% |
2021年度 | 7.9% | 29.4% |
2022年度 | 5.3% | 22.4% |
各年度とも全国平均を大きく超えた値です。もし「数字だけではイメージが湧かない!」と感じるなら、合格者インタビューの動画も視聴してみてください。たとえば次の2人はどちらもフォーサイトを受講し一回の受験で合格した受講生です。
他にも数多くの合格者の生の声が公開されています。数字だけでなく動画で見ても「フォーサイトなら合格に近づけそう」と感じるのではないでしょうか。
とはいえ他社と比べるとフォーサイトの合格実績はどうなんだろう?と気になる方もいるでしょう。他社との比較については合格実績の比較でお伝えします。
2人の講師
フォーサイト社労士講座は2人の講師が担当しています。2人の経歴は次の通りです。
中央大学商学部経営学科卒。企業で営業職として働くが、限界を感じ数年で退職。蕎麦打ちに目覚めて10年修行を積むも、腰を痛めたため身の振り方を再考。心機一転、社労士を志すと決め、35歳、2回目の受験で社労士試験に合格した。
1997年にLECの社労士課に就職し、翌年には社労士事務所を構えて社労士業・講師業で独立。2003年からフォーサイト社労士講座の専任講師となり、約20年にわたり同社で受験指導を続けている。
『社労士受験 法改正徹底攻略』など著書多数。ウェブサイトやTwitterでも情報を発信中。
東京大学法学部卒。中学受験塾で国語の講師として働いていたが、勤め先の労務管理の在り方について思うところがあり、社労士資格に関心を持った。2017年、社労士試験を初めて受験し合格。翌年には年金アドバイザー3級試験に合格。
2020年頃フォーサイトで講師業を開始。かつて小学生を相手に指導をしていた経験から「通信講座の教材はどれも大人の頑張りに期待しすぎている」と感じており、より学びやすい教材・講義の開発に注力している。
Twitterでは社労士試験の一問一答を行っており、毎日500件以上の回答が集まっている。
選べる3つのセットプラン
フォーサイト社労士講座では複数の単科講座が提供されています。単科講座を個別に受講することもできますが、単科講座を複数組み合わせたバリューセットのほうが学びやすく、料金面でも安く済みます。したがってバリューセットの受講がお勧めです。
バリューセットは3種類あり、受講生は下記いずれかを選んで受講します。
基礎講座と過去問講座のセット。必要最小限のインプットとアウトプットができる。学習経験者や直前期の教材を自分で揃える自信のある方向け。
基礎講座・過去問講座のセットに直前対策講座を加えたもの。導入期から直前期まで、合格に必要な学習が十分にできる。本当はバリューセット3を受講したいがどうしても金銭的負担をおさえたい方向け。
基礎講座・過去問講座・直前対策講座のセットに過去問一問一答演習を加えたもの。アウトプット学習に比重が置かれているため、合格に最も近づける。初学者の方・一発合格を目指す方向け。
フォーサイト社労士講座を受講する際、初学者の方であればバリューセット3を受講すると良いでしょう。多数の問題演習をこなすことで最も確度高く合格を狙える構成となっており、フォーサイトが最も推しているセットプランでもあるからです。
フォーサイト社労士講座と他講座の比較
「フォーサイト社労士講座」と「社労士試験の対策講座を提供している競合4社」とを比較します。比較の対象となる講座の名称は次の通りです。
※各社に複数あるコースのうち「初学者向け」で「インプット学習からアウトプット学習までできる全部盛りコース」を選んでいます。
受講料の比較
はじめにフォーサイト社労士講座の受講料を他社の社労士講座の受講料と比較します。フォーサイトを含めた5講座の税込通常価格は次の表の通りです。
講座 | 受講料 |
---|---|
スタディング | 74,800円 |
ユーキャン | 79,000円 |
フォーサイト | 121,800円 |
アガルート | 195,800円 |
LEC | 260,000円 |
社労士講座の受講料は各社間でばらついています。その中でフォーサイトはちょうど中間に位置づけられる価格です。
講座の質が心配になるほど安いわけでもなく、逆に質に手が届かないほど高額なわけでもありません。ほど良い料金設定になっているのがフォーサイトの特徴であり、はじめて社労士試験対策に取り組む人にとって受講しやすい価格帯であると言えます。
合格実績の比較
次にフォーサイト社労士講座の合格実績を他社の合格実績と比較します。ここでは合格実績とは合格率または合格者数を数値で示したものとします。フォーサイトを含む5講座の合格実績は次の表の通りです。
講座 | 合格実績 |
---|---|
スタディング | 情報 なし |
ユーキャン | 120名 (令和2年度) |
フォーサイト | 合格率29.4%、242名 (2021年度) |
アガルート | 合格率25% (2021年度) |
LEC | 情報 なし |
難関資格試験である社労士試験に関しては合格者数や合格率を公表しない・できない講座が珍しくありません。そんな中、ユーキャン・フォーサイト・アガルートは合格実績を堂々と公開しています。
3講座のうちフォーサイトは合格者数に関してユーキャンより優れており、また合格率に関してアガルートよりも優れています。フォーサイトを受講して学習に真剣に取り組めば、他の有力な通信講座以上に合格を期待できそうです。
アプリ対応の比較
最後にアプリ対応について比較します。アプリ対応とは「受講生の学習を総合的に支援するスマホ・タブレット対応アプリを提供しているかどうか」です。5講座のアプリ対応は次の表の通りとなっています。
講座 | アプリ対応 |
---|---|
スタディング | アプリあり |
ユーキャン | アプリなし |
フォーサイト | アプリあり |
アガルート | アプリなし |
LEC | アプリなし |
5つの講座の中でスタディングとフォーサイトだけがアプリを提供しており、iPhoneでもAndroidでも学習専用アプリを利用できます。いずれのアプリも講義動画の再生・保存、テキストの閲覧、過去問等の問題演習などが可能です。
スマートフォンやタブレットにインストールできるアプリがあることにより、時間や場所を問わずサッと学習に入ることができます。スキマ時間で学習を進めたいならぜひアプリ対応済みの講座を選びたいところです。
ところでフォーサイトとスタディングではどのような違いがあるのでしょうか? 大きな違いはアプリの機能よりも、むしろ紙の教材を提供しているかどうかにあります。
スタディングは原則として紙の教材を提供していません(有料オプションでWEBテキストの印刷版を付けることは可)。これに対しフォーサイトは紙のテキストや過去問題集などがかなり充実しています。
したがってフォーサイトを受講する場合、外出先にいるときはアプリで学習し、自宅の部屋に戻ったら紙の教材を広げて学ぶ、といった使い分けが可能です。スタディングではこのようなことはできません。
近年当たり前になってきた「オンライン学習」だけでなく、従来型の「オフライン学習」のスタイルも併用したい方には、スタディングよりもフォーサイトが適していると言って良いでしょう。
フォーサイトの学習アプリの名称はManaBun(マナブン)。その使い勝手についてはレビュー記事でお伝えしています。ぜひ読んでみてください。
フォーサイト社労士講座を選ぶ6つのメリット
社労士試験の対策としてフォーサイト社労士講座を選ぶと次の6つのメリットが得られます。
全額返金保証制度を利用できる
フォーサイト社労士講座を選ぶメリットの1つめは全額返金保証制度を利用できることです。
私たちが通信講座を受講するとき懸念することは「何万円も支払って、結局合格できなかったらどうしよう」ということですよね。一生懸命勉強をしても落ちる可能性は残るわけで、そうなったときの金銭的ダメージを考えると講座の申し込みをためらってしまいます。
フォーサイトの全額返金保証制度はそのような私たちの不安に応えるものです。社労士講座のバリューセット3を受講した上で一定の要件を満たしつつ、それでも不合格となってしまった受講生に対しては受講料が全額返金される制度となっています。
実際に返金を受けるにはフォーサイト独自の学力テストや社労士試験の本試験で好成績を納める必要があるため、返金のハードルは高めです。とはいえ、コツコツと真面目に勉強していればいるほど不合格になったときに救われる可能性が高くなる仕組みになっています。
「本気で合格を狙うつもりだが、万が一落ちたときには受講料を取り戻したい」、そんな人にとってフォーサイトの全額返金保証制度は非常に魅力的だと言えるでしょう。
フォーサイトの全額返金保証制度については全額返金保証の解説記事で詳しくお伝えしています。
フォーサイトの公式の案内ページはこちら。
自分だけの学習スケジュールを自動作成できる
フォーサイト社労士講座を選ぶメリットの2つめは自分用の学習スケジュールを自動作成できることです。
eラーニングManaBunには学習スケジュール機能が備わっています。
せっかくなので使い方を簡単に紹介します。
まずスケジュール機能を開いて1週間のおおよそのスケジュールを30分刻みで入力します。多くの人に共通するであろう内容(たとえば深夜帯は「睡眠」等)が初期値として入力されているので、必要なところだけ変更すればOKです。
「しっかり学習モード」「ゆったり学習モード」のいずれかを選択します。
社労士試験の科目免除を受ける予定がある場合は該当科目にチェックを入れます。
あらかじめ入力されている「学習開始日」と「学習終了日」に間違いがないかどうかチェックします。必要があれば修正します。
スケジュール作成ボタンを押します。
ManaBunが日々の空き時間を集計し、何月何日に何の勉強をすればいいかを示す学習スケジュールを自動的に作成・表示します。今日や明日、どの範囲の勉強をすれば良いのかが一目瞭然です。
このスケジュールに沿って学習できるので「このままのペースで全部終わるの?」「進捗がわからなくなった」といった学習を進める上で起こりがちな問題を未然に防ぐことができます。
ちなみにスケジュールの「全体」タブを見ると試験日までの全体の流れを確認できます。
私が作成したスケジュールでは「テキストを2周、問題集を3周する」内容になっていました。スケジュールを作成するまでは試験日までに1周できるのかどうかすら想像もついていませんでしたが、作成後は「具体的な指示があるから2周・3周できる!」と思えます。
これほど詳細な学習スケジュールを自動的に作成・提案してくれる機能は私の知る限り他の講座にはありません。フォーサイト社労士講座を受講するならぜひ活用してください。
細切れの時間をeラーニングアプリでフル活用できる
フォーサイト社労士講座を選ぶメリットの3つめは細切れの時間をeラーニングアプリでフル活用できることです。
通勤時の電車内やお昼のランチ休憩時といったスキマ時間を資格の勉強に充てたい。そう考える人が増えています。多くの学習時間を確保できれば、そのぶん合格できる可能性が高まるからでしょう。
スキマ時間に学習を進めたいなら学習専用アプリがあるととても便利です。スマホやタブレットに入れておいたアプリをサッと起動するだけで、講義の視聴もテキスト閲覧も問題演習も実施できます。
アプリ対応の比較でも触れた通り、フォーサイトは十分な機能を持ったアプリをiPhoneでもAndroidでも提供している貴重な講座です。アプリを活用して受験勉強を進めたい方はフォーサイトを受講しましょう。
ライブ講義配信が楽しめる
フォーサイト社労士講座を選ぶメリットの4つめはライブ講義配信が楽しめることです。
通信講座を受講する人からは「講師を遠い存在に感じる」「自分1人だけで勉強しているのがつらい」といった不安の声をよく聞きます。長くつらい受験勉強の日々を送る中、講師や受験仲間の存在を感じられないと心が折れてしまいやすいんです。
そこでフォーサイト社労士講座はeライブスタディという企画を2020年11月から継続しています。月に1~2回ほどのペースで講師が配信するYouTubeライブです。
eライブスタディでは二神講師がリアルタイムで講義を行います。基本的には真面目な授業ですが、ちょっとした雑談がはさまれることも。講師の熱心さや人となりがわかってくると「先生方に報いるためにも勉強を頑張らなくちゃ!」と思えます。
さらに受講生はeライブスタディの最中にチャットに参加できます。皆でワイワイと盛り上がりながら勉強できるんです。そういう機会を何度も持っていると、普段の勉強のときも「他のみんなと一緒に合格したい」と思えて、やる気を継続できます。
このような講師・他の受講生との一体感は通常はスクールに通わなければ得られません。諸事情で通学はできないけど通学に近い環境で勉強したい。そう思っている方はぜひフォーサイトで学びましょう。
教育訓練給付制度を利用できる
フォーサイト社労士講座を選ぶメリットの5つめは教育訓練給付制度を活用できることです。
教育訓練給付制度は厚生労働省によるスキルアップ応援制度です。現在会社に勤めている方や離職後1年以内の方がフォーサイト社労士講座を受講し修了すると、ハローワークから受講料の20%を受け取ることができます(雇用保険の加入年数等、所定の要件あり)。
教育訓練給付制度を利用する場合、申し込み時は受講料全額を支払う必要がありますが、後で給付金を受け取ることで費用をおさえられます。なお、もし社労士試験に合格できなくても、給付金をもらえるかどうかには影響しません。
参考のためにフォーサイト社労士講座の「受講料」「給付金額の目安」「受講料から給付額を差し引いた実質負担額」をお示しすると、次の表の通りです。
対象セット | 受講料 | 給付額の目安 | 実質負担額 |
---|---|---|---|
バリューセット1 | 78,800円 | 15,760円 | 63,040円 |
バリューセット2 | 110,800円 | 22,160円 | 88,640円 |
バリューセット3 通常セット | 121,800円 | 24,360円 | 97,440円 |
バリューセット3 通常+DVD | 133,800円 | 24,360円※ | 109,440円 |
※DVDオプション部分は給付制度の対象外。そのため「バリューセット3 通常セット+DVD」に対する給付額の目安は「バリューセット3 通常セット」に対する給付額目安と同額
たとえばバリューセット1を購入した場合、受講料は78,800円かかりますが、諸条件を満たして修了することによりハローワークから15,760円の支給を受けられます。したがって実質負担額は差引額の63,040円です。
このようにして受講料の2割相当の負担を給付金で帳消しにできます。教育訓練給付制度を活用したい方はフォーサイト社労士講座を受講しましょう。
フォーサイトで教育訓練給付制度を利用する際の手順と注意点については給付制度の解説記事でお伝えしています。
制度に関する詳細はフォーサイト公式サイトの案内ページをチェックしてみてください。
ダブルライセンス割引制度を利用できる
フォーサイト社労士講座を選ぶメリットの6つめはダブルライセンス割引制度を利用できることです。
ダブルライセンス割引制度は受講生が2つ以上の資格を取ることをフォーサイトが応援する趣旨の制度です。ただ実質的には「フォーサイトの受講が2回目以降の人には受講料を安くする」という割引制度だと考えたほうがわかりやすいでしょう。
たとえば以前フォーサイトのFP講座を受講した履歴がある場合、フォーサイト社労士講座を安く受講できる可能性があります。
フォーサイトの受講履歴がない方の場合、今年社労士講座を受講しておけば、来年度にフォーサイトのいずれかの講座に申し込むとき安く受講できる可能性があります。
フォーサイトを1回以上受講する方には嬉しい割引です。ぜひこの制度を活用して経済的に資格取得を進めましょう。
ダブルライセンス割引制度の利用条件・申し込み手順はフォーサイトのダブルライセンス割引制度の解説記事でお伝えしています。
ダブルライセンス割引制度の詳細や規約については、次に示す公式の案内ページで確認してみてください。
フォーサイト社労士講座のデメリット
どんな講座にもデメリットがあります。しかしデメリットを把握した上で受講すれば「こんなはずじゃなかった!」と後悔しなくて済みます。フォーサイト社労士講座のデメリットを把握しておきましょう。
メール質問は回数制限あり
フォーサイト社労士講座を受講していて不明点があった場合はeラーニングアプリの無料メール質問機能を使って質問できます。私も質問機能を利用したことがありますが、早いときは翌日に講師から丁寧な返信が返ってきました。
さて質問できること自体はありがたいのですが、無料質問の回数制限がついています。回数の上限はセットによって異なっており、次の通りです。
- バリューセット1
- 無料メール質問 10回まで
- バリューセット2
- 無料メール質問 15回まで
- バリューセット3
- 無料メール質問 15回まで
社労士試験の学習を進める中で不明点が出てくることは避けられません。できることなら無料で何度でも質問したいところですが、フォーサイト社労士講座では回数の上限が定まっており、この点がデメリットです。
とはいえ、無料で何度でも質問できることにすると専用の回答スタッフを用意しなくてはならなくなり、そのために受講料が値上がりしてしまうでしょう。フォーサイトは無料質問に回数制限を設けることで安価な料金を実現しています。
なおどうしても回数上限を超えて質問したいときは1つの質問につき税込500円を支払うことで追加質問が可能です。上限に達したら全く質問できなくなるわけではないので安心してください。
デジタルテキストはやや読みづらい場合がある
フォーサイト社労士講座の受講を開始するとeラーニングManaBunでデジタルテキストを閲覧できます。冊子で提供されるものと同じものをスマホやタブレットで表示できるんです。
画面で見るテキストは紙にくらべて色合いがきれいに出るので、イラスト豊富なフルカラーテキストをいっそう楽しみながら学べます。ただ問題はスマートフォンの画面で見るのは少しつらいということ。
スマホの画面は小さいため、それに合わせてテキストの文字も小さく表示されてしまいます。拡大表示はもちろんできるのですが、拡大するとページ全体が1画面に表示されなくなるので少し読みづらく感じることでしょう。
ManaBunはお試し利用もできますので、スマホでの表示が自分にとって問題ないかどうかぜひ1度試してみてください。
個人的にはフォーサイトのデジタルテキストの閲覧にはタブレット端末を使うのがお勧めです。タブレットなら多くの人にとって問題ない大きさの文字が表示されます。
タブレットを持っていない方はこの機会に購入してみてはいかがでしょうか。
タブレットが1台あれば資格の学習以外にも使えます。たとえばKindle等の電子書籍・電子漫画を読むのもタブレットなら快適です。少し大きい画面でYouTubeも視聴できます。
サイズは7~8インチでも十分。この大きさであれば安いものは1万円以内のものもあります。
私も数年前にiPad miniを購入してからは読書スタイル・勉強スタイルが一変しました。便利過ぎて、もうタブレットなしの生活には戻れません。
最近はiPad Proも所有しており、時々仕事で使うことがあります。タブレットの導入、おすすめです!
※タブレット導入の際はeラーニングManaBunの推奨環境もチェックしておきましょう(基本的にはAndroidタブレットかiPadなら問題ありませんが、念のため)。
フォーサイト社労士講座はこんな人におすすめ
以上の内容を踏まえて、フォーサイト社労士講座がどんな人にあっているのかを述べていきます。
合格実績を重視する人
フォーサイト社労士講座は合格実績と価格のバランスを重視する方にお勧めできます。
私たちの目的は資格試験の合格です。そしてゴールまでの道のりを力強くサポートしてくれる講座を選びたい。そう考えたとき、合格実績に秀でた試験対策講座を選択することは合理的な選択だと言えます。
ではフォーサイト社労士講座の合格率はと言うと、講座の特徴でお伝えしたように例年、全国合格率の3~4倍です。また合格実績の比較でお伝えした通り、他の講座にも勝った結果となっています。
「合格圏内に入る確率を最大限高めたい」。そう考えている方はぜひフォーサイト社労士講座を選んでください。
全額返金保証の下で安心して学びたい人
フォーサイト社労士講座は全額返金保証の下で安心して学びたい方にお勧めできます。
いくら合格実績が優れていると言っても、フォーサイト社労士講座の受講料は約12万円です(バリューセット3通常セットの場合)。一歩届かず不合格に終わり、受講料金を丸ごと損するような事態はどうしても避けたいところ。
フォーサイト社労士講座はこの「受講料の丸損」を回避する仕組みを用意してくれています。全額返金保証制度によって約12万円が戻ってくる、その可能性を残せるんです。
「合格お祝い制度」を用意している社労士講座は多数ありますが、不合格時の返金保証制度を用意している社労士講座はほとんどありません。受講生に損をさせない道を作ったフォーサイトに感謝しつつ、返金保証制度のもとで不安なく学習を進めていきましょう。
オンライン学習・オフライン学習の両方を充実させたい人
フォーサイト社労士講座はオンライン学習・オフライン学習の両方を充実させたい方にお勧めできます。
通信講座は伝統的には冊子タイプの教材が主流でした。しかし近年ではスマートフォンの普及に伴い、オンラインで学習できることを多くの人が望むようになっています。
フォーサイトは早い時期にオンライン学習への対応を開始しました。その結果、現在はiPhone・Androidの両方でアプリを提供しています。またフォーサイトの特徴として紙のテキスト・問題集も切り捨てずに維持しています。
フォーサイト社労士講座と同じレベルでオンライン・オフライン学習を実施できる講座はおそらく皆無です。外出先ではモバイル端末で学び、自宅では紙のテキストを読み込む。そんな学習スタイルを求めている方はぜひフォーサイトを受講してください。
よくある質問
フォーサイト社労士講座のよくある質問に答えます。
受講料はいくら?
フォーサイト社会保険労務士講座の料金は次の表の通りです(2024年11月7日現在)。
コース | 価格(税込) |
---|---|
バリューセット1 | 54,800円 |
バリューセット2 | 76,800円 |
バリューセット3 通常セット | 94,800円 |
バリューセット3 通常+DVD | 99,800円 |
基礎講座 | 51,800円 |
過去問講座 | 51,800円 |
ペースメーカー答練講座 | 21,800円 |
直前対策講座 記述問題対策編 | 10,800円 |
直前対策講座 基礎知識対策編 | 10,800円 |
直前対策講座 択一対策編 | 10,800円 |
直前対策講座 3編同時申し込み | 27,800円 |
受講料はときどき変わるので公式サイトの情報もチェックしてみてください。後述の最安値で購入・受講する方法も要チェックです。
最安値で購入・受講する方法
2018年からほぼ毎年フォーサイトを受講している私がフォーサイト社労士講座を安く購入する方法について解説します。
キャンペーンを利用する
フォーサイト社労士講座では年に5回程度割引キャンペーンが実施されています。キャンペーン期間中はバリューセット1~3の価格が通常よりも安くなります。
キャンペーンの実施時期は毎年おおよそ共通です。
- 1月上旬頃
- 新春全講座キャンペーン
- 4月上旬頃
- 春の全講座キャンペーン
- 8月の本試験直後
- 本試験お疲れ様キャンペーン
- 9月下旬頃
- 秋の全講座キャンペーン
- 10月の合格発表直後
- チャレンジキャンペーン
最新のキャンペーン情報については割引情報まとめ記事で発信しています。ブックマークの上、時々チェックしてください。
資料請求割引を利用する
フォーサイトは資料請求をした人に対し特別価格を提示することがよくあります。このタイプの割引を私は資料請求割引と呼んでいます。
フォーサイトの資料請求割引は100%必ず受けられるとは限りませんが、フォーサイト社労士講座に限って言えばその確実性はかなり高いです。資料請求ページに次のバナー画像が出ているかどうかを確認してください。
このバナー画像が表示されている場合はほぼ確実に割引を受けられます。資料請求の申し込み後に案内メールが来ますので、そこに載っているURLから申し込んでください。
ダブルライセンス割引制度を利用する
フォーサイトを以前受講したことがある方はダブルライセンス割引価格で社労士講座を受講できる可能性があります。
ただし「以前受講した講座が何の講座だったのか」、そして「受講したのがいつ頃だったのか」といったことが利用条件に関わってきます。詳しくはダブルライセンス割引の案内ページで確認してみてください。
割引額が最も大きいのは?
上で紹介したフォーサイトの割引制度は併用することができません。1度に1つだけ使う形になります。とすれば最も割引額が大きいものを使いたいですよね。
割引額は変わることもあり得るため以下は参考に留めていただければと思いますが、フォーサイト社労士講座の割引制度は原則、次の優先順位で利用を検討していただければOKです。
- ダブルライセンス割引制度
- 資料請求割引
- キャンペーン
ほとんどの場合、ダブルライセンス割引制度を使うことで最も割引額を大きくできます。フォーサイトを受講するのが2回目以降の方はまずはダブルライセンス割引制度の利用可否を確認しましょう。
次に割引額が大きいのが資料請求割引です。フォーサイトを受講するのが初めての方など、ダブルライセンス割引制度を使わないケースでは資料請求割引を使うのが最安値となります。
最後に検討するべきなのがキャンペーンです。意外なことにキャンペーン実施時の割引額は通例、上の2つほどではありません。キャンペーンの割引は何らかの事情でダブルライセンス割引・資料請求割引が利用できないときのみ狙っていただければと思います。
この記事のまとめ
フォーサイト社労士講座は標準的な価格で提供されている社労士試験対策講座です。冊子タイプの教材とともにeラーニングが提供され、受講生は時間・場所を問わず充実した学習を継続できます。近年の合格実績も申し分ない水準です。
本編であまり触れなかった「合格者数」について最後に付記します。私が独自に調査を実施したところ次のことが判明しました。フォーサイトが2012年度から2021年度までの10年間で輩出した社労士試験合格者の数は1000人以上です。
フォーサイトを受講して社労士試験に合格し、資格を糧に活躍している人がこんなにも大勢います。次に合格の未来をつかむのはもちろんあなた自身。この講座にしようと決断できたら早めに受講を開始して、ゴールに向けて1段ずつ階段を上っていきましょう。
以上、参考になれば嬉しいです。