スタディング宅建士 直前対策講座を受講してレビュー

スタディング宅建士

オンライン通信講座スタディングを実際に受講してレビューしている宅建士杉山貴隆です。

スタディング宅建士講座では8月頃に直前対策講座をリリースするのが毎年の恒例となっています。メインのカリキュラムである「合格コース」とは別に設けられる特別コースです。

スタディング宅建士 直前対策講座

※2022年6月に合格コースの内容が改訂されました。これにより「合格コース コンプリート」には直前対策講座が含まれることとなっています。

直前対策講座は有料ですので受講するべきかどうか悩んでしまう人も多いと思います。そこで今回は私が実際に受講してわかったこと(メリット・デメリット等)を共有します。

私の結論は「短い時間で宅建試験の試験範囲全体を総復習できるのでおすすめ」です。以下で詳しくお伝えしていきますので参考にしてみてください。

必見!お得な割引情報
キャンペーン情報
割引クーポン情報(10%OFF)
学割クーポン情報(20~30%OFF)
クーポンの獲得方法や使用時の注意点
安い時期
スタディング宅建士講座が安くなりやすいのは次の時期です。
①新年を記念した割引クーポンが配布される「12月・1月」
②夏季の割引クーポンが配布される「7月・8月」
③合格応援キャンペーンが実施される「3月・5月・7月・9月・11月・12月」
④スタートダッシュ応援キャンペーンが実施される「10月または11月」
※上記はこれまでの傾向から独自に予想したものです。今後この通りになるとは限りません。
過去のキャンペーン等 実施時期
合格お祝い制度
再受講割引
Wライセンス応援割

直前対策講座の概要と受講した感想

スタディング宅建士講座の直前対策講座をひとことで言うと「宅建試験の予想論点に関する講義を視聴し学んでいく」ものです(2021年度の場合。年度により内容が変わる可能性があります)。

スタディング宅建士 直前対策講座 竹原健先生

本試験の出題数に合わせて50個の予想論点が解説されます。近年の宅建試験の出題傾向や法改正を踏まえた全5回の構成で、各回の内容は次の通りです。

第1回:権利関係 民法
問1から問10の予想論点
第2回:権利関係 特別法
問11から問14の予想論点
第3回:法令上の制限
問15から問22の予想論点
第4回:税その他
問23から問25、問46から問50の予想論点
第5回:宅建業法
問26から問45の予想論点

メインカリキュラムの「合格コース」同様、竹原健講師が登壇し講義を進めていきます。一通り聴いてみたのですが、キレのある解説が心地よくずっと聞いていられると感じました。

スタディング宅建士 直前対策講座 農地法

竹原講師の話術は受講生の意識を講義に導き、集中させてくれます。おかげで自分が何もしなくても自動的に学習が進むように錯覚してしまうほど。自然に理解が深まるのでありがたいです。

通常受講する「合格コース」は約30時間の講義ですが、直前対策講座はその110の3時間にまとまっています。

スタディング宅建士 直前対策講座 換地処分

つまり宅建試験の範囲全体をギュッと凝縮してあるわけです。時間の余裕が無い直前期にスピーディに全体像を見渡すことができ、得点力を強化できます。

ちなみに竹原講師が使用しているスライドはPDF形式で閲覧・ダウンロードできるようになっています。

スタディング宅建士 直前対策講座 スライド 閲覧・ダウンロード可能

講義を聴き終わった後もう1回倍速で聴くのも良いですが、こちらのスライドをパラパラとめくればさらに時間を節約しながら復習可能です。本試験直前にスライドを眺めるといった使い方もできますね。

直前対策講座のデメリット

直前対策講座のデメリットはお金がかかることです。

スタディング宅建士講座の魅力のひとつは安さです。合格コース(スタンダード)だと約2万円。この価格が決め手になって受講を決めた人も多いと思います。

一方の直前対策講座は5,940円(2021年度)。このコースを追加で受講すると学習に要する費用が6,000円ほどアップしてしまいます。そう簡単に出せる金額ではないですよね。

とはいえ直前対策講座で試験範囲全体の復習をしておけば本試験で1点~数点の得点アップは見込めるように思います。したがって次のように判断すれば良いでしょう。

  • 「1つでも多く正解を増やしたい。今からその可能性を少しでも高めたい」と考えるなら受講する
  • 「合格コースで十分な実力がついたので、そのまま本試験を受験しても問題ない」と考えるなら保留する

どうしても迷ってしまう人のために参考までにお伝えすると、受講してみた私としては6,000円かけて受講する価値は十分にあるという感想です。

直前対策講座のメリット

直前対策講座の最大のメリットは一流宅建講師の予想論点に基いて特に出題可能性の高い部分を総ざらいできるところです。

もし直前期の復習を自力でやるとなると、素人にはどこが出題されそうなのか簡単には判断できませんから、試験範囲を漏れなく復習することになります。

すでに隠居していて時間が有り余っているならそれも可能かもしれませんが、全範囲を取りこぼすことなく復習するなんて不可能だという人のほうが多数派でしょう。

そこで直前対策講座が役に立ちます。何十年も宅建講師を務めているプロ中のプロが「ここが出る可能性が高い」と判断してくれるのです。提示された各論点に重点を置いた学習をすることで、試験範囲全体を効率よく学び直すことができます。

例えて言うなら「試験日が間近に迫っているその時に宅建のプロがまとめた秘密のノートを見せてもらえる」。これが直前対策講座のメリットです。

直前対策講座はこんな人におすすめ

直前対策講座は次のような人におすすめです。

  • 本試験で1点でも多く得点して合格可能性を上げたい人
  • 可能な限り短い時間で試験範囲全体を総復習したい人
  • 合格コースの講義は飽きるほど繰り返し聴いたので新しい講義で脳を刺激したい人

上記のいずれかのタイプに当てはまっている人はぜひ受講してみてください。きっと試験本番で「直前対策講座に取り組んでよかった!」と思えるはずです。

直前対策講座を受講するには

スタディング宅建士講座の直前対策講座は例年8月上旬にリリースされます。リリースされるとスタディングから通知のメッセージが届くはずです。マイページのメールボックスまたは登録メールアドレスの受信メールをチェックしましょう。

メッセージ確認後、コース一覧・購入ページで直前対策講座の詳細を確認します。受講を決意できたらそのまま同じページで購入手続きを進めます。

そのときもし割引クーポンを持っていれば直前対策講座を割引で買える可能性が高いです。クーポンの獲得方法・確認方法と使い方の解説も必要に応じて参照していただければと思います。

直前対策講座のリリース直後は期間限定のキャンペーン等が実施されている可能性もあります。スタディングの最新割引情報まとめ記事をチェックしていただくと見逃しを防げますので、ぜひブックマークしてください。

【2024年12月】スタディング最安値購入法とキャンペーン・クーポン一覧
スタディングの最新キャンペーン・クーポン・その他の割引情報を毎日更新。安い時期も講座別に掲載。

この記事のまとめ

今回はスタディング宅建士講座の直前対策講座を受講してレビューしました。

最後にこの記事の要点を復習しましょう。2021年度の直前対策講座の構成は次の通りでした。

第1回:権利関係 民法
問1から問10の予想論点
第2回:権利関係 特別法
問11から問14の予想論点
第3回:法令上の制限
問15から問22の予想論点
第4回:税その他
問23から問25、問46から問50の予想論点
第5回:宅建業法
問26から問45の予想論点

デメリット・メリットについては次の通りお伝えしました。

デメリット
6,000円ほど追加出費が必要になること
メリット
一流宅建講師の予想論点に基いて特に出題可能性の高い部分を総ざらいできること

直前対策講座がおすすめできる人として次の3タイプの人を挙げました。

  • 本試験で1点でも多く得点して合格可能性を上げたい人
  • 可能な限り短い時間で試験範囲全体を総復習したい人
  • 合格コースの講義は飽きるほど聴いたので新しい講義で脳を刺激したい人

宅建試験の直前期はどうしても時間の余裕・心の余裕が無くなり、焦ってしまいます。それでも最後までやれる限りのことをやりたいですよね。

スタディングの直前対策講座はそんな思いを持つ人を力強くサポートする講座です。3時間の講義で予想論点をしっかり吸収して、ベストな状態で本試験に臨みましょう。

以上、参考になれば嬉しいです。

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