宅建試験と管理業務主任者試験に一発合格し、さらに不動産業界で勤めた経験もある杉山貴隆です。
今回はスタディング マンション管理士/管理業務主任者講座を実際に購入・受講しました。私が気づいたメリット・デメリットを網羅的に解説していきます。
スタディング マン管・管業講座の受講を検討している人や、他の講座と比較して迷っている人、購入前に注意点を知っておきたい人に役立つ「実際に試したからこそわかる情報」、私自身が「購入する前に知りたいと思っていた情報」を全てお伝えします。
この記事があなたの通信講座選びに役立つことをお約束します。ぜひ最後まで読んでみてください。
スタディング マン管/管業講座とは?特徴3つ
スタディング マン管/管業講座をひとことで表現すると低価格かつダブル合格を狙いすいオンライン講座です。
スタディング マン管/管業講座は2017年に開講されました。不動産系国家資格の受験指導を20年以上続けるベテラン講師竹原健先生が主任講師を務めています。
低価格・ダブル合格を狙いやすい・オンライン講座という3つの特徴について他社の講座との比較を交えつつ見ていきましょう。
低価格である
スタディング マン管/管業講座の特徴の1つめは他の講座と比べても圧倒的に低価格なことです。
大手・有名どころの通信講座の価格は次の通り(2023年5月現在)。
講座名 | 価格 |
---|---|
スタディング マン管/管業講座 | 39,600円(税込) |
フォーサイト マン管・管業講座 | 57,800円(税込) |
LEC W合格コース(通信Web) | 110,000円(税込) |
TAC W合格本科生(Web通信講座) | 121,000円(税込) |
上の表で示した金額はいずれも「マンション管理士・管理業務主任者のダブル合格を目指せる講座」の料金です(1つの会社が複数のダブル合格講座を提供している場合は初学者向けで安いほうの料金を記載)。
スタディング マン管/管業講座の受講料は他社の講座と比較して最大で約8万円も安いことがわかります。価格差がもっとも小さいフォーサイト マン管・管業講座と比較しても約1万8千円安いです。
スタディングがいかにリーズナブルな講座であるかおわかりいただけたと思います。
受講料は変更されることがあります。最新情報は公式サイトでチェックしてみてください。
またスタディング マン管・管業講座はキャンペーンやクーポンの利用で通常価格よりも安く受講できることがあります。キャンペーンの時期やクーポンの獲得方法はスタディングの割引情報まとめ記事をご覧ください。
ダブル合格を狙いやすいカリキュラム
スタディング マン管/管業講座の特徴の2つめはダブル合格を狙いやすいカリキュラムです。
他社のマン管・管業ダブル合格講座ではマンション管理士試験・管理業務主任者試験という2つの試験に対し1つのカリキュラムで対応しているのが一般的です。これはマン管試験・管業試験の学習範囲が重なっているためとされます。
しかし近年では両試験を共通カリキュラムで扱うことが必ずしも最適解とは言えない状況になりつつあります。というのもマンション管理士試験・管理業務主任者試験の出題傾向や難易度の違いが鮮明になってきたからです。
そこでスタディング マン管・管業講座では2022年度から試験ごとのカリキュラムを提供しています。つまりマンション管理士試験用のビデオ講座・テキスト・問題集と管理業務主任者試験用のビデオ講座・テキスト・問題集がそれぞれ用意されているのです。
これにより受講生はマンション管理士試験に特化した学習と管理業務主任者試験に特化した学習の両方を実施できます。たとえて言うなら2つの異なる銃で各試験を狙い撃ちできる体制であり、以前にも増してダブル合格を実現しやすくなっています。
スタディング マン管・管業講座の教材について詳しく知りたい方は主要3教材のレビュー記事をチェックしてみてください。
オンライン講座である
スタディング マン管/管業講座の特徴の3つめはオンライン講座であることです。
スタディング マン管/管業講座には紙のテキスト・紙の問題集・講義DVDといったモノとしての教材は一切ありません。テキスト・問題集・講義は全てオンラインで提供されています。受講生はそれらを手持ちの機器(スマートフォン・タブレット・PC)で利用します。
オンライン講座の受講生は非オンライン講座の受講生よりも学習機会をつくりやすい点で有利だと言われています。ふだん持ち歩いているスマホさえあれば通勤・通学時や職場の休憩時間などいつでもどこでもネット上の教材を使って学習に取り組めるからです。
たとえばもしあなたが1日10分のスキマ時間を6回見つけてスマホを使って学習すれば、それだけで1日あたり60分(1時間)の学習時間を生み出せます。試験対策にあてる時間を捻出しやすいんです。
逆にもし紙のテキスト・紙の問題集の利用が必須の講座を受講していると、外出先で勉強するためには教材を持ち運ぶ必要があり大変です。現実には教材の持ち運びが難しい人も多く、その場合スキマ時間を使った学習は一切できなくなります。
スタディング マン管・管業講座がオンライン講座であることにより受講生は貴重な学習機会を失うことなく合格を目指せます。
オンライン講座には学習時間を確保しやすいこと以外にもう1つ大きな利点があります。それは周囲の人に気づかれず・目立たずに学習ができることです。
たとえばあなたが職場の休憩室でスマホを使って勉強していたとしても、他人からは「スマホを見ているだけの人」にしか見えません。まさか資格の勉強をしているとは思われないのです。
逆に紙の教材を使って勉強する場合はそうはいかないでしょう。休憩室でテキストや問題集を広げていたら確実に目立ってしまいますよね。
周囲の人に受験勉強をしていることを知られると冷やかされたり変に期待されたりと色々と面倒な反応が返ってくることにもなりかねません。
学習していること自体をカモフラージュしたい人にはオンライン講座のスタディング マン管/管業講座がかなりオススメです。
スタディング マン管/管業講座の2つのデメリット
スタディング マン管/管業講座のデメリットは次の2点です。
- イラスト・写真が少なめ
- 質問ができない
順番に見ていきましょう。
イラスト・写真が少なめ
スタディング マン管/管業講座のデメリットの1つめはイラスト・写真がやや少ないことです。
たとえばマンションの設備に関する論点はイラストや写真が豊富にあるほうがイメージしやすく理解が進みやすいと思います。でもスタディング マン管/管業講座の設備関連の講義ではスライドに映し出されるのは写真・イラストよりも文字・文章が多かったです。
とはいえイラスト・写真が少ないというデメリットはちょっとした工夫で補うことができます。画像やイラストを見てみたくなったらGoogleで画像検索しましょう。
たとえばマンションのコンクリート壁の表面に沈着する「エフロレッセンス」がどんなものなのか見てみたいと思ったら、エフロレッセンスをキーワードにして画像検索をします。
実際に検索していただくとわかるように見たかった画像が大量に出てきます。このように少しの手間で解決できるので、イラスト・写真が少ないことは学習を進める上で大きな問題にはなりません。
質問ができない
スタディング マン管/管業講座のデメリットの2つめは質問ができないことです。
スタディング マン管/管業講座は価格を安くおさえるため質問機能を除外しています。したがって講義動画などを見て分からない点があっても講師やスタッフに質問して解決することはできません。
とはいえこのデメリットもネットをうまく活用すれば解決できます。私も宅建試験や管理業務主任者試験の学習をしているときは何度も不明点に遭遇しましたが、そのたびにネットで情報を探して、大抵の場合は5分とかからずに解決できました。
またYahoo!知恵袋で質問してみるのも手です。実際Yahoo!知恵袋の資格カテゴリを見るとマンション系資格に関する質問が4,000件以上見受けられます。
知恵袋は使い慣れていないと少し敷居が高く感じられるかもしれません。でも詳しい人が親切に回答してくれることも多いので、思い切って一度質問してみてください。
不明点はネットを使えば解決できるということを知っておけば、質問ができないスタディングでも安心して受講できます。
上記のデメリットが重大だと感じる場合
「イラストや写真が少ないのは困る!」「質問ができないのは不安で仕方がない…」
そう感じる人もいるかもしれません。せっかく勉強するのですから視覚的に理解しやすい教材を使いたいですし、何か月も勉強するのですからきっと質問したいことも色々と出てきますよね。
「イラスト・写真が少ない」「質問ができない」といったデメリットが自分にとって致命的だと感じる方にはフォーサイトのマンション管理士・管理業務主任者講座の受講を勧めます。
フォーサイトのテキストはイラストがかなり豊富に盛り込まれていて、文章で得た知識をイメージと結び付けることができます。また講師やスタッフへの質問も可能です。
スタディングに比べて受講料は高くなりますが、あなたが重大だと感じる問題点はクリアできます。私がフォーサイト マン管・管業講座を受講して書いたレビュー記事もありますので参考にしてください。
スタディング マン管/管業講座の10のメリット
スタディング マン管/管業講座のメリットは次の10点です。
- 講義講義がわかりやすい
- WEBテキストが読みやすい
- 問題演習システムが秀逸
- マンション管理士試験の難問対策が充実
- 文字サイズの変更が簡単
- 専用SNSで励まし合える
- 学習の進捗管理がしやすい
- 印刷して手元に置く用の条文集がある
- 合格お祝い制度を実施中
- 自分に合うかどうかを無料で試せる
以下で順番に解説していきます。
講義がわかりやすい
スタディング マン管/管業講座のメリットの1つめは講義がわかりやすいことです。
スタディング マン管・管業講座では主任講師の竹原健先生が講義を行います。受験指導歴の長い竹原先生の講義はとてもわかりやすいです。
どんなに難しい概念・制度であっても竹原先生流に噛み砕いて説明してくれるので、頭に知識がドンドン入ってきます。たとえ現時点でマンション管理の知識がゼロであっても、この講義を聴くことができれば合格に必要な知識が身につきます。
WEBテキストが読みやすい
スタディング マン管/管業講座のメリットの2つめはWEBテキストが読みやすいことです。
スタディング マン管/管業講座では紙のテキストの代わりにウェブ上のテキストを読んでいきます。次の画像のような雰囲気です。
(前述したように数は多くないですが)適宜イラストや図解も交えつつ、マンション管理士試験・管理業務主任者試験の攻略に必要な知識や用語を学べます。
本文は予備知識を持たない初心者を想定したやさしい記述になっています。たとえば次の画像は区分所有法の強行規定・任意規定の違いについて説明した部分です。
強行規定はマンション個別の規約によって異なる定めをすることができないが、任意規定はマンション個別の規約で異なる定めができることを説明しています。対になっている概念を比べながら説明しているのでスッと理解できます。
さらに「条文上で強行規定・任意規定をどのように見分ければよいか」というポイントにも触れています。条文を読むコツが早い段階で得られ、正確な知識をつけやすい構成になっていると言えます。
問題演習システムが秀逸
スタディング マン管/管業講座のメリットの3つめは問題演習のシステムが優れていることです。
スタディング マン管/管業講座はスマート問題集・セレクト過去問集という2つのオンライン問題集を備えています。スマート問題集は講義動画やテキストの内容を理解できているか確認するための一問一答です。
セレクト過去問集は過去に出題された本試験問題の中から特に重要なものを選び出した厳選過去問です。
受講生は一問一答と厳選過去問をスタディング独自の演習システム上で解いていくのですが、問題演習が楽しくなる仕掛けが数多く盛り込まれています。たとえば問題を解いた直後に正解・不正解の表示と解説が出てくるところ。
解いた直後に自分が出した答えが合っていたのかそうでないのかがわかるので、まるでクイズゲームを解いているような感覚で問題演習ができるんです。
一定量の問題を解き終えると自動的に正解数が集計・表示されます。
基準点を上回っているときは合格です。合格できるとステージをクリアしたような爽快な気分になります。
スマートフォンのゲームアプリにハマった経験のある人は多いでしょう。スタディング マン管試験・管業試験の問題演習はゲームアプリと同じように熱中できます。
問題演習にのめり込むのでガンガン知識もつきますし得点力も上がります。私はスタディング マン管/管業講座の最も素晴らしい機能はこの問題演習システムだと思っています。
マンション管理士試験の難問対策が充実
スタディング マン管/管業講座のメリットの4つめはマンション管理士試験の難問対策が充実していることです。
マンション管理士試験の問題は管理業務主任者試験よりも難しいとされます。マン管試験に合格するには管業試験の倍くらい勉強しなければならないと言われているほどです。
難問が多い上に合格率も例年8%程度と低くなっています。とすればダブル合格するためにはマンション管理士試験のハイレベル問題に関して十分な対策をしておくことが必須です。
そこでスタディング マン管/管業講座にはマンション管理士 難問解法講座が含まれています。
この講座では出題者が何を意図してこの問題を出しているのかという点に焦点をあてつつ、難易度の高い問題を解くためのテクニックを竹原講師が惜しみなく語っています。
難問解法講座をじっくりと視聴しておくことでマンション管理士試験の本番にグッと強くなれます。高難度の問題が出てきても驚かなくなり、普段通り冷静に解答できるからです。
文字サイズの変更が簡単
スタディング マン管/管業講座のメリットの5つめは文字の大きさが簡単に変えられることです。
マンション管理士試験・管理業務主任者試験を受験する人の多くは40代以上だと言われています。40代と言えば老眼に悩みだす年齢です。あなたもその一人かもしれませんね。
一般的なマンション管理系資格のテキストは小さめの文字がビッシリと書かれていて「目が疲れて仕方がない」という声をよく耳にします。でも「スタディング マン管/管業講座も文字が小さいのは同じことだろう」と思うなかれ。
スタディング マン管/管業講座は画面をタップするだけで文字の大きさを拡大・縮小できます。たとえばWEBテキストの文字を大きくしてみましょう。次の画像は100%表示(通常表示)です。
画面右上に文字の大きさを変更するアイコンがあります。プラスの部分をタップすることで文字サイズを大きくできます。160%まで引き上げてみましょう。
かなり文字が大きくなり、読みやすくなりました。最大の200%表示にすると次の画像のような表示になります。
たとえ老眼に悩まされていても、文字を物理的に大きくできますので安心です。
問題集も同様に字を大きくできます。まずは100%表示。
160%にしたのが次の画像です。
最大倍率は200%です。
余裕で見えますよね。文字を大きくしてしまえばよく見えますし、よく読めます。普段小さい字が見えづらくても全く問題なく学習を進められます。
紙のテキストでは決してこういうことはできません。文字サイズの変更はオンライン講座だからこそ実現できる素晴らしい機能です。
専用SNSで励まし合える
スタディング マン管/管業講座のメリットの6つめは他の通信講座には見られない「受講生専用SNS」があることです。
スタディングのSNSは勉強仲間機能と呼ばれています。
簡単に言うとスタディングの受講生だけのFacebookあるいはTwitterです。自分の勉強内容をシェアして励まし合ったり試験に関係する情報を交換したりできます。
これまで受験生が交流できるのは校舎に通学するタイプの講座に限られていました。しかしスタディングの勉強仲間機能ができたことによりオンライン講座で互いを刺激しあえる環境がはじめて整ったのです。
仲間がいるとやはり勉強への身の入り方は変わります。「あの人が頑張っている。自分も負けずに頑張ろう」と思えます。
自分の勉強内容を必ずシェアするというルールを自分に課しておけば、周りの目がある状況ですから下手にサボれなくなります。サボっていることが皆にバレたら恥ずかしいですからね。
勉強仲間機能で出会う人々は同じ試験の受験生ですから実はライバルなのですが、交流することで仲間になれます。切磋琢磨しあってともに合格を目指す学習ができるのもスタディング マン管/管業講座のメリットの1つです。
学習の進捗管理がしやすい
スタディング マン管/管業講座のメリットの7つめは学習の進捗管理がしやすいことです。
スタディング マン管・管業講座では自分がどこからどこまで勉強したのかをシステムが把握し表示してくれます。たとえば次の画像はマン管/管業講座の受講ページの目次部分です。
「5/25」のような数字と進捗ゲージ(プログレスバー)があることが分かると思います。
進捗ゲージが50%くらいになっていれば半分終わっていると判断できますし、100%になっていれば完全に学習したと判断できます。受講生側が何も意識しなくても進捗管理ができるのです。
これに対して、たとえば独学で勉強していると自分が今日までにどれだけの範囲を学習し終えたのかは簡単にはわかりません。それを正確に知るためには日々記録をとらねばならず面倒です。
スタディング マン管/管業講座を受講すれば進捗は自動的に記録され、一目で分かる形で表示されます。進捗管理はシステムにまかせて、あなたは本試験に向けた知識の獲得・蓄積というあなたが本当にするべきことに意識を集中していきましょう。
印刷して手元に置く用の条文集がある
スタディング マン管/管業講座のメリットの8つめは印刷して手元に置いておける条文集が提供されていることです(※マンション管理士講座のみ)。
ここまでスタディング マン管/管業講座はオンライン講座であり、スマホやタブレット、PCといった端末で学習が完結することを強調してきました。
しかし勉強を進めていくうちに「条文だけをひとまとめにした冊子」のようなものを手元に置いておきたいと感じるようになります。テキストや講義をスマホで見つつ、手元の紙の資料で条文を確認できれば効率よく学習できるからです。
スタディング マン管/管業講座はこの点に配慮がなされており、印刷に適したPDFの形式で区分所有法と標準管理規約の条文集を提供しています。
条文集はスマホなどの端末上で閲覧することもできますが、プリントアウトしておいて都合の良いタイミングで読み込んだり、書き込んだりするのがベストな使い方です。
スタディング マン管/管業講座はオンライン講座だからといってオンラインであることにこだわり過ぎず印刷できる資料も用意していることを知っておいてください。
合格お祝い制度を実施している
スタディング マン管/管業講座のメリットの9つめは合格お祝い制度を実施していることです。
スタディング マン管/管業講座を受講して合格し、いくつかの条件を満たすとAmazonギフト券を最大10,000円分もらえます(2023年5月現在)。
受講料の4分の1相当が戻ってくる計算になるのでとてもおトクです。ぜひ活用しましょう。
自分に合うかどうかを無料で試せる
スタディング マン管/管業講座の最後のメリットは、ここまでに何度も触れましたが無料お試し講座を受講できることです。
無料お試し講座はいわばサンプル利用です。竹原先生の講義を聴いたり、WEBテキストの抜粋版を読んだり、問題集の問題を実際に解いてみたりできます。
マンション管理士試験や管理業務主任者試験に合格できるかどうかは結局自分に合った講座を見つけられるか否かにかかっています。そのためサンプル利用は欠かせません。
実際には他社の通信講座ではサンプル利用が全くできないこともありますが、スタディングの場合はメールアドレスを登録するか、もしくはTwitter・Facebookアカウントでログインすれば無料でお試し受講できます。
色々と悩むよりも、まずはお試しで利用してみましょう。色々な新しい発見があったり、不明点を解消して納得できたりするはずです。
ダブル合格を目指さない場合は?
ここまで見てきたようにスタディング マン管/管業講座はダブル合格を狙いやすい講座です。では必ずしもダブル合格を目指さず、マンション管理士試験だけ、あるいは管理業務主任者試験だけ合格したいという人には向かない講座なのでしょうか。
結論から言うとどちらか一方だけに合格しようと決めている人にとってはスタディング マン管・管業講座は向かないと私は見ています。
* * *
上記の「向かない」という評価は2021年度までのスタディング マン管・管業講座について私がしていた判断です。しかし2022年度からは事情が変わりました。
2022年度以降のスタディング マン管・管業講座ではダブル合格を目指すマンション管理士/管理業務主任者 合格コース以外に次の2つのコースが追加提供されることになりました。
- マンション管理士 合格コース
- 管理業務主任者 合格コース
コース名からわかるようにマンション管理士試験の合格を目指すコースと管理業務主任者試験の合格を目指すコースです。どちらか一方の試験の合格を目指す人はこれら2つのうち自分に合うほうを選べば最適な学習ができるでしょう。
よくある質問
スタディング宅建士講座に関するよくある質問にお答えします。
受講料はいくら?
スタディングマンション管理士/管理業務主任者講座の料金は次の表の通りです(2024年11月7日現在)。
コース | 価格(税込) |
---|---|
マンション管理士/管理業務主任者 合格コース [2024+2025年度試験対応] | 44,000円 |
管理業務主任者 合格コース [2024+2025年度試験対応] | 35,000円 |
マンション管理士 合格コース [2024+2025年度試験対応] | 35,000円 |
スタディングマンション管理士/管理業務主任者講座の更新版(再受講割引版)の料金は次の表の通りです。
コース | 価格(税込) |
---|---|
【更新版】マンション管理士/管理業務主任者合格コース | 20,000円 |
【更新版】マンション管理士合格コース | 16,000円 |
【更新版】管理業務主任者合格コース | 16,000円 |
受講料はときどき変わるので公式サイトの情報もチェックしてください。
購入方法は?
スタディング マン管/管業講座を購入するにはコース一覧ページで受講したい講座をタップして進んでいくだけでOKです。
具体的な手順を詳しく知りたい場合はクレジットカード支払いの手順の解説記事またはコンビニ支払いの手順の解説記事を参照していただければと思います。
お勧めの支払方法はクレジットカード支払いです。その理由は次の3点。
- クレジットカード支払いで一括払いをすればすぐに受講を開始できる
- クレジットカード支払いなら月々の支払額を抑えた分割払いもできる
- コンビニまで行かなくて済む
クレジットカード支払い・コンビニ支払い以外の支払方法については次のページを参照してください。
実際に受講した人の記事をもっと読みたい
スタディング マン管/管業講座を実際に受講した人の意見をもっと聞いてみたいという方もいると思います。
マンション管理会社で事務職をされているすいさんがスタディング マンション管理士講座の受講経験に基づいたレビュー記事を書かれています。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ:スタディングで最初の1歩を踏み出そう
今回はスタディング マンション管理士/管理業務主任者講座についてレビューしました。この記事の要点を復習しましょう。
はじめにスタディング マン管/管業講座は「低価格かつダブル合格を狙いやすいオンライン講座」だと述べました。
次にスタディング マン管/管業講座のデメリットとして次の2点を指摘しました。
- イラストが少ないこと(Google画像検索で解決できる)
- 質問ができないこと(Yahoo!知恵袋等で解決できる)
最後にスタディング マン管/管業講座のメリットとして次の10点を指摘しました。
- 講義がわかりやすい
- WEBテキストが読みやすい
- 問題演習システムが秀逸
- マンション管理士試験の難問対策が充実
- 文字サイズの変更が簡単
- 専用SNSで励まし合える
- 学習の進捗管理がしやすい
- 印刷して手元に置く用の「条文集」がある
- 合格お祝い制度も実施中
- 自分に合うかどうかを無料で試せる
これからマンション管理士試験・管理業務主任者試験の学習を始めようとしている方は色々な不安を抱えていると思います。「本当に最後まで勉強が続けられるのか」「自分に合う教材が見つからなかったらどうしよう」「合格できるのか」等。
スタディング マン管/管業講座なら勉強が続けやすくなる工夫がたくさん組み込まれていますし、自分に合うかどうかを無料お試し講座で確認できます。またここ数年で多数の合格者を輩出しています。
これだけ安心材料が揃っている講座はなかなか見つかりません。思い切って受講を開始し、マンション系国家資格の取得に向けて最初の一歩を踏み出しましょう。
以上、参考になれば嬉しいです。