宅建試験に独学で一発合格した宅建士Kiryuです(*^o^*)
今回はこんな疑問に答えます。

就職・転職のために宅建士の勉強を数年間続けてる。毎年受験しているけど、全然合格しそうにない。
もう絶望しか感じない。宅建は諦めたほうがいいのかも…
何年も何年も、お金も時間もかけて死にもの狂いで勉強しているのに、毎回不合格という結果に終わってしまったら、辛いですよね。
今回は宅建士になることを諦めようとしている方へ、メッセージを送りたいと思います。
参考にしてみてください。
宅建以外に目を向けてみる
私が伝えたいことはただ1つです。
宅建以外にも、道は無限にある!
つまり、宅建なんて別に諦めればいいんです。捨ててOK。
* * *
もし私が資格対策予備校の講師なら、あなたを諦めさせないために勇気づけていたことでしょう。
(そうやって受験生を引き留めて、お金を落としてもらうのが予備校の商売です)
でも、私は予備校講師ではありません。
だから、本音でお伝えします。
宅建なんて、捨ててもいい。
なぜ捨てても良いと言えるのか?
「こっちは必死で頑張ってきたんだ!そんな簡単に捨てられるか!」
って言われるかもしれませんね。
確かに、あなたは長い期間、宅建合格を目指して勉強を続けてきたかもしれません。
でも、実のところ、あなたは宅建にはあまり興味が無かったりするのではないでしょうか。
あるいは、宅建の勉強がしっくり来ず、いまひとつ集中できていなかったりするのではないでしょうか。
* * *
一方で、宅建試験に合格する人というのは、不動産取引に大きな関心を持っている人ばかりです。
もっとすごい人になると、最終的には司法試験合格を目指していて、その最初の一歩として宅建を受験する、なんて人までいるんです。
不動産取引や法律のことに、情熱を燃やす人たちがいます。そんな人たちに対抗できるだけの熱意を、あなたは持っているでしょうか。
「さすがにそこまでは…」というのがおそらく本音だと思います。
宅建試験の合格率は、わずか15%前後。実際には熱意をもって取り組む人ですら落ちることがあるほど、狭き門です。
そんな世界においては、十分な熱意を持っていない人が勝つことは難しい。そう言わざるを得ません。
そもそも勝つのが難しいとすれば、勉強を続ける意味もあまりなくなってきます。
だから、捨てても良いというのが私の意見です。
宅建を捨てて、どうするのか?
でも、宅建を諦めた後はどうするのか。そう思いますよね。
簡単です。あなたは、あなたが熱意を持てる分野に注力すれば良いんです。
そうしたほうが、あなたは絶対に幸せになれるはず。
たとえば、以下のように考えてみてください。
ゲームが好きな人は稼げる人材の卵
仮に、あなたがゲーム好きだったとしましょう。
ゲームは大好きで毎日やっているし、やろうと思えば一日中やることもできる。
つまり、あなたはゲームに対して人並み以上の熱意を持っています。
とすれば、あなたが目指すべきは宅建取得ではなく、ゲーム業界への就職・転職です。
普通に考えて、ゲーム好きならゲームの世界で生きていくほうが、絶対に幸福度が上がります。
ゲーム業界の求人は、たくさんありますよね。
また、ゲームを「作る」という観点で考えると、プログラミング能力があると大変有利です。
今後ゲーム業界で活躍して高級を得たいなら、先にプログラミングの勉強をしてみるというのも手だと思います。
英語ができれば引く手あまた
英語でコミュニケーションをとることが好きだな、興味があるな…と思うあなたは、英会話の能力を伸ばせばOK。
日本では英語ができれば、引く手あまたです。
今よりもっと良い勤め先に転職できる可能性がグッと上がります。
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ファッションで稼ぐ道もたくさん
宅建に比べたら、何百倍もファッションのことに興味があるという人もいるでしょう。
そういう人はファッションの職種に目を向けてみてください。
この業界は人手不足です。あなたがファッションの世界で活躍したいと願って行動すれば、思いはきっとかないます。
料理や家事全般が得意な人も稼げる
料理が好きな人もいるでしょう。主婦・主夫を何年も続けているなら、家事そのものに熱意をもっている人も多いと思います。
そんな人は、その熱意を「家事代行」という仕事に注いでみてはいかがでしょうか。
熱意を持っている人が勝つ
いずれにしても、お伝えしたいのは「熱意を持っている人が勝つ」ということです。
私は、「宅建」に関してはおそらくあなたよりも熱意を持っています。このブログでも100以上の記事を書いてきていますし、熱意があるからこそ宅建試験に合格できました。
逆に、上にあげた「ゲーム」「英語」「ファッション」「家事」には、全然関心がありません。これらの分野に熱意を持っている人には、私は知識・技術ともに全く太刀打ちできないと思います。
他の分野でも同じです。
あなたが情熱を注いでいることについて、私は絶対にかないません。
世の中そんなもので、人それぞれ、熱意を持てる分野が違っています。
そしてどの分野でも、勝てるのはその分野のことに熱意をもって取り組める人です。
* * *
なぜ熱意があると勝てるのでしょうか。
答えは簡単で、自分の好きなことや得意なことに打ち込めば、人は時間も忘れて夢中になり、生産性が最大化するからです。
だから、あなたは宅建ではなく、「あなた自身が熱意を持っている何か」に、これからの時間と労力を注いでいけば良いと、私は思います。
自分の心に素直になって、本当は何をしたいのか、もう1度考えてみてください。
心から望む「やりたいこと」に、次の3年を賭けましょう。
きっと、3年後にはその分野のスペシャリストとして生まれ変われるはず。
少しでも望みがあるなら諦めたくない場合
「確かに、熱意を持てる分野は他にある。でも本当は、少しでも合格の希望があるなら宅建を諦めたくはない。何か、良い方法はないだろうか…」
そう思った方もいるかもしれません。
確かに、そうですよね。情熱を注げる分野があるといっても、誰でもそう簡単に方向転換できるわけではないと思います。
とすれば、宅建取得を完全に諦めてしまうより、何か合格の手掛かりになるようなものはないかと模索してみるのが良さそうです。
* * *
合格のヒントとして、次の記事を読んでみるのはどうでしょうか。

こちらの記事では、「宅建試験に4回落ちた後、勉強方法を見直して5回目の受験で合格した人」の話を紹介しています。
しかも、とても大きなハンディキャップを背負って受験を続けていた人の体験談です。
読んでいただくと、今のあなたに必要なのは「学習方法の見直し」だということがわかると思います。
* * *
学習方法をどのように見直せば良いでしょうか。
あくまでひとつの提案ですが、私は独学一発合格した経験を持っており、その経験をこのブログで発信しています。
たとえば次の記事を読んでいただくと、独学勉強法の参考になるかと思います。

もっと色々な記事を読んでみたいと思った場合は、独学カテゴリに分類している記事に目を通してみてください。
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ただし、独学で宅建試験の合格を目指すのはそれになりに険しい道のりとなります。
何しろ、宅建試験は10人中1人か2人しか受からないほどの厳しい試験です。
そこで多くの人が「通信講座」を合格の助けにしています。
私は通信講座を研究するため、複数の宅建試験対策講座を自腹を切って受講しました。
その結果、フォーサイト宅建士講座とスタディング宅建士講座
が最も合格に近づきやすい講座であると確信しています。
これらの講座をまだ使ったことがない場合は、次のレビュー記事なども参考に受講を検討してみてください。


もし「自分に合っていそうだな」と思えたら、どちらの講座も体験利用ができますので、無料の範囲で少し使ってみると良いと思います。
簡単ですが、いくつかの関連情報を紹介しました。
あなたが勉強方法を見直して再び宅建取得を目指すことを、少しでも助けられたら幸いです。
この記事のまとめ
今回は「宅建は諦めた、というあなたに今後の話をしたい」というテーマでお伝えしました。
ポイントを復習すると、以下の通りです。
- 宅建以外にも、道は無限にある。宅建なんて捨ててもいい
- あなたに向いていること・得意なこと・情熱を持てることに注力すれば勝てる
- 少しでも合格の希望があるなら諦めたくない、という場合は、勉強方法の見直しを進めよう
宅建なんて、数ある手段・きっかけの1つに過ぎません。
だから諦めたって良いんです。むしろ諦めたそのときが、次のステップへのスタート地点になります。
「いや、やはりもう少し頑張りたい」という場合には、勉強方法を見直しつつ、もう1度トライしていきましょう。
どちらを選んでも大丈夫です。
宅建の勉強を何年も続けられたあなたなら、次の一歩もきっとうまく踏み出せますよ。
以上、参考になれば嬉しいです。
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