宅建士の問題集。「おすすめ・ランキング」に頼らない選び方2020

こんな悩みや疑問に答えます!

悩みや疑問

問題集? 過去問集? 一問一答? どれを買えばいいの?

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過去問は年度別と分野別、どちらがいいの?

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どの予備校が出している問題集を買えばいいのか分からない!

あなたは知っていますか?

宅建試験は、テキストを100回読んだとしても、決して合格できません。

これは、宅建試験に一発合格した私が心の底から感じていることです。

テキストを100回読んでも合格できないのはなぜか。理由はすごく簡単で、宅建試験は「テキストを読む試験」ではなくて「問題を解く試験」だからです。

確かにテキストの読み込みは必要ですが、基礎固めに過ぎません。試験に合格したいなら、あなたは「問題を解く」ことを最も重視し、その訓練を積み重ねていく必要があります。

そこでこの記事では、問題を解く訓練をするために必要な「宅建士の問題集」の選び方について、私の考えをお伝えしたいと思います。

世の中には根拠不明の「おすすめ問題集」や「問題集ランキング」といったものもありますが、それらに依存することなく自分で問題集を選べるようになるためのヒントです。

私は宅建士・管理業務主任者のいずれも一発独学合格していますので、その経験に基づいて述べていきます。

記事を読み進めていくと、あなたは次のメリットを得られます。

  • 入手する必要のある問題集の種類と冊数が分かる
  • 年度別過去問・分野別過去問のどちらが良いか分かる
  • どの予備校が出している問題集を買えばよいか分かる

以下の内容を、一度でいいので最後まで読んでいただければと思います。

そうすれば、あなたが問題集に関して抱えていた疑問や不安、迷いといったネガティブな感情は一切解消することでしょう。

気持ちがスッキリした後は、「問題集を購入して、解く」ということに意識を集中してください。

問題演習を繰り返し、実力を今の何倍にも高めるというサイクルに入れば、「合格」という名のゴールは見えたも同然です。

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手に入れるべき問題集の質と量

まずは、「宅建試験に合格するために必要な問題集の質と量」がどの程度のものかを述べます。私の考えでは、

  • 過去問題集(過去問10~12年分)1冊
  • 予想問題集3冊程度(模擬試験10回分程度)

これだけです。そのほかのものは特に買う必要はありません。

というのも、私自身が教材としてそれだけを使って合格しました。テキストの他は、過去問12年分1冊と、予想問題集3冊。それらを使って取り組んで、結果は40点という安全圏を得点して合格です。自分で言うのもなんですが、なかなか経済的でした。

出版社や予備校は、何かにつけて色々なタイプの問題集を提案してきます。「実力アップ問題集」「要点整理問題集」「一問一答問題集」等々…。これをやっておけば大丈夫!とか、他の人はやっているのでやりましょう!などと煽ってくることもあるでしょう。それらは全て無視して構いません。

先に言った過去問12年分、予想問10年分を繰り返し解くことに全エネルギーを集中投下します。それだけでもかなりの時間を使いますので、他の問題集に取り組む時間は多くの人はとれないはずです。過去問・予想問だけでも十分に実力はつきますので、心配要りません。

どうしても他の問題集のことが気になる人は、過去問と予想問を繰り返し解く作業が終わって、なお試験日まで日数の余裕があるときだけ、検討してください。そのときは、「試験当日まで、蓄えた力を維持する」という目的ができるので、購入しても良いと思います。

分野別問題集より年度別問題集

過去問には、大別して2つのタイプがあります。

ひとつは、過去問10~12年分を年度ごとに収録した過去問。ある年度の過去問を解いて、それが終わったら次の年度の過去問を解いて、という具合に進めていくものです。

もう1つは、過去問10~12年分を分野別にまとめ直した過去問です。過去問を年度を問わずいったんプールにして、「宅建業法」「権利関係」等の分野別に分類してあります。さらに、たとえば権利関係のカテゴリーの中で「代理」「危険負担」等々のサブカテゴリーに分類してあります。

なんとなく、分野別の過去問のほうが、似たような内容の問題がまとまっているため学習を進めやすいように感じてしまいます。確かにそういう側面もあるのですが、私は分野別の問題集よりも年度別の問題集をお勧めします。

その理由は、過去問の役割は「試験を疑似体験すること」にあると思うからです。

年度別過去問は、過去の試験がほとんどそのまま収録されているので疑似体験が可能、というのは想像がつくと思います。

他方、分野別過去問はそうもいきません。試験問題が一度バラされて分野別に再編集されてしまっているため、試験の疑似体験のしようがないのです。

宅建試験は年に1回ですよね。この日に実力を十分に発揮できないで不合格に終わってしまうと、また翌年まで待たないといけなくなり、ものすごく大きな損失になります。

年に1度の機会に最大限のパフォーマンスを出せるよう、準備しましょう。そうするためには、本試験の予行演習を何度も何度も、何度も何度も何度も何度も何度も何度も……繰り返しておくことが必須です。

つまり、1回の試験問題(50問)を、時間を測りながら解いたり、繰り返し解いたりすることで、本番同様の回答スタイルに慣れ親しみ、心身を試験本番に向けてチューニングしておく、そういう練習が必要なんです。

中学や高校の部活動でこんな言葉を聞きました。

練習では、「これが本番だ」と思ってがむしゃらに練習しろ。

本番では、「これは練習だ」と思ってリラックスして臨め。

まさにその意識を、宅建試験においても持っておくべきです。

だから、過去問は年度別のものを購入したほうがいいのです。

過去問はお金を払って購入しよう

ネット上には、無料の過去問がアップロードされていたりもします。気軽に過去問が手に入るのはいいのですが、やはり市販されているものをお金を払って購入するべきだと私は思います。その理由は2つあります。

「問題」の質

一つ目の理由は、市販されている過去問集は法律の改正に合わせて問の改訂・削除等がなされるが、無料の問題集はその期待ができない、ということです。

宅建士に関係する法律は日々改正されており、試験ではその年の4月に施行されている法律を基準として出題されます。

このため、過去問は放っておくとどんどん陳腐化して、意味を成さない問が増えていきます。過去の問題だから過去の状態のままでいいわけではなく、その年の法律の状況に合わせて改良される必要がある、っていうことなんです。

しかしながら、無料のものにそこまでは期待できませんよね。過去問を改訂するのにだって人件費がかかりますが、その原資となるお金をとっていないわけですから。

そういう事情で、無料の問題集の場合、今では問われる意味が無くなった問題や適切ではない問題でも、そのまま残っている可能性が高いです。

「解説」の質

2つ目は、市販されている過去問は宅建試験のプロが解答解説をつけているので高い信頼を置くことができますが、ネット上の無料のものは信頼性に疑問がある、ということです。

あなたもせっかく過去問を勉強するからには、専門家が責任を持って解答・解説をつけたものを使いたいのではないでしょうか。ですが、そういう専門家を雇うのにだって、やっぱりお金がかかります。

そして、先のことと同じことですが、無料の問題集は無料であるがゆえに、専門家を雇うことができません。とすれば解答・解説のクオリティが低くなるのは自然なことですし、それに文句をつけることもできません。

要は、きちんと学びたければ、それに見合った対価を出しましょう、ということです。

なお、話を分かりやすくするために過去問について書きましたが、予想問題集(模擬試験)に関しても、全く同じことが言えます。

タダのものに頼って大きな代償を払うことにならないように、気をつけましょう!

どの予備校の過去問・予想問を買うべきか?

過去問・予想問は、テキスト同様、いくつもの予備校(出版社)がそれぞれに出しています。ユーキャン、TAC、日建学院、等々。

そのため、どれを買えばいいかな?と悩んでしまいます。

しかし私の考えでは、テキストとは違って過去問・予想問はあまり自分に合う合わないを考える必要は無いです。

結局のところ、どれを買ったとしても、実施回ごとに問題が並んでいて、それに対して詳しい解答・解説がついている、というだけのことですから。

もちろん、解説のクオリティが異なる可能性はありますが、私が見たところでは、宅建試験という業界の中で大手と言われるところ、有名どころと言われているところのものであれば、どれをとっても悪いということはなく、おおよそ同じレベルの良い解説になっています。

なので、「何出版の過去問・予想問を買うべきか?」という問いに対しては、「大手のものを買えばOK!」というのが私の答えです。

そんなことで悩むより、一問でも多く解いて解説を読み込むことに時間を使ってください。

「でも、大手とか有名どころと言われても、分からないよ…」

そんな人もたくさんいると思います。(実は私も受験生の頃はそうでした。)

ご安心を! 以下で、大手・有名どころの問題集をピックアップしておきます。

過去問

まずは過去問から。

宅建といえば、歴史のある「わかって合格(うか)る」シリーズです。

TACの宅建士講座が製作しています。このシリーズの年度別過去問題集をやっておけば、間違いありません。解答・解説の信頼度も抜群です。

または、近年大きな支持を集めている「みんなが欲しかった」シリーズの過去問題集も良いでしょう。

こちらも年度別の編集となっています。さらに、単に新しい年度から並べるというのではなく、「合格基準が点高い年度から低い年度へ=やさしい順」に並べるという工夫もなされています。

予想問

次に、予想問について。前述のように、3冊程度、合計10回分を攻略しておくと、安心感が全く違います。

(執筆時時点で2020年版が出ていませんので、2019年版の予想問を載せています)

まずは、最大手の受験対策予備校、LECの直前大予想模試4回分。

次に、不動産関連資格に強い予備校、日建学院の予想模試3回分。

最後に、巻頭の特別企画、巻末の付録に定評があるTACの直前予想3回分。

上記3冊、合計で10回分の予想模試を解くことができます。

もちろん1回解いて終わりではなく、解説を読みながら繰り返し解くということを徹底してくださいね。

おわりに:ゴールへ向けて問題演習を始めよう

以上、宅建試験の問題集の選び方・考え方について、お話ししてきました。この記事のポイントをまとめておきます。

  • 分量としては、過去問題集1冊、予想問題集3冊程度で十分
  • 分野別に整理された問題集ではなく、年度別に収録された問題集を使う
  • 資格関係の大手・有名どころが出している市販の問題集を購入する

いかがでしょうか。あなたにとって必要な問題集がどれなのか、どのくらいの量なのか、かなり明確になったはずです。

迷いや不安が吹っ切れたら、早めに問題集を手に入れましょう。手元に問題集が届き次第、あなたは試験日までの残りの期間、問題を解くという最も重要な作業に全力で取り組まなければなりません。

この先、何度かつまづいて転んでしまうこともあると思いますが、何度でも起き上ってください。目的地までの距離(=問題集の量)は分かっています。あとはゴールまで走りぬくだけ。

気合いを入れて前進しましょう!

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独学で宅建士
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コメント

  1. KiryuKiryu より:

    2019/01/17の夕方にご購入いただいた方へ!(noteでメッセージを送ることができなかったため、この場を借りてメッセージです)

    ご支援いただき、誠にありがとうございますm(_ _)m とても嬉しいです。このノートに関するご意見・ご質問などありましたら、お気軽にお寄せください。

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