【実体験】宅建の独学に必要な費用は12,000円

独学で宅建士

宅建試験に一発合格した宅建士杉山貴隆です。

今回は宅建の独学に必要な費用についてお伝えします。私自身、独学で宅建試験の対策をして合格したのですが、できるだけコストを抑えることを意識しました。

結果として非常に安い金額で高得点を取って合格できましたので、その経験をもとに話したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

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宅建の独学に必要な費用は12,000円

最初に結論をお伝えすると宅建の独学に必要な費用は約12,000円です。私は実際にその金額で合格しましたし、独学を目指す人は誰であってもその程度で十分だと思っています。

以下で費用の内訳を確認しましょう。

テキスト1冊

内訳の1点目はテキストです。宅建の独学用テキストは書店やAmazonで購入できます。3,000円前後のものが多いです。

市販テキストの中で自分に合うと思えるものを1冊選んで購入します。宅建テキストの選び方の記事も参考にしてください。

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過去問題集1冊

内訳の2点目は過去問題集です。宅建の過去問題集も書店やAmazonで購入できます。金額は3,000円前後です。

独学の場合、過去問題集は10~12年分が収録されているものが1冊あれば十分です。宅建の問題集の選び方の記事も参考にしてください。

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予想問題集3冊

内訳の3点目は予想問題集です。宅建の予想問題集も書店やAmazonで購入できます。金額は1冊あたり2,000円前後です。

ここでいう予想問題集とは宅建試験の予想模試が3回分か4回分収録されたもののことを指しています。予想問の必要性は本当に必要な試験対策の記事で解説しています。

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予想問題集は異なる出版社が販売しているものを3冊ほど用意するのがおすすめです。3冊購入した場合6,000円ほどになります。

* * *

以上、宅建の独学に必要な教材としてテキスト1冊・過去問題集1冊・予想問題集3冊を挙げました。合計で12,000円となります。これが宅建の独学に必要な費用です。

私は上記の教材のみで50点満点中40点(宅建試験としてはそこそこ高い得点です)を取って合格できました。その具体的なやり方はおすすめ宅建独学勉強法の記事で解説しています。ぜひ一読してみてください。

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INFO

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上記以外のものは不要。その理由

「いや、たったそれだけの費用と教材で合格できたら苦労しないよ」

「テキスト・過去問・予想問の他にも要ると思う。たとえば一問一答集を買って解いたり、重要論点集を買って読んだりしたほうがいいんじゃない?」

上記のような意見もあると思いますが私は反対です。テキスト・過去問・予想問で十分だと思います。その理由は2つあります。

テキスト・過去問・予想問だけでもかなりの時間を使う

反対理由の1つ目はテキストを読み、過去問題集1冊を5周くらい解き、予想問題集3冊を1~3周解いたら、それだけで300~400時間はかかってしまうからです。

宅建試験の合格に必要な勉強時間は300時間前後とか少なくとも300時間などと聞いたことがある人もいると思います。1日2時間の勉強時間を5か月間(150日)にわたり毎日捻出することでやっと達成できる数字です。

一方で先に挙げた3種類の教材をこなすのに私は400時間かかりました。おそらく私以外の多くの人も300時間から400時間程度はかかるでしょう。とすれば他の教材に構っている余裕は無いと思います。

他の教材は得点アップに対する効果が小さい

反対理由の2つ目は一問一答集や重要論点集といった他の教材は宅建試験の得点アップにつながりにくいからです。

ご存じの通り宅建試験は四肢択一式の試験です。つまり4つの選択肢から正解の選択肢を1つ選ぶことで得点できます。とすれば四肢択一式の試験問題を解くトレーニングを積み重ねることが、得点アップに対して最も高い効果があると言えます。

では四肢択一式の試験問題を解くトレーニングに最も合致している勉強方法は何かといえば過去問題集を解くことと予想問題集を解くことです。この2種類の教材の活用が最重要事項であると認識してください。

とはいえ過去問や予想問を解こうにも基本知識が無ければ解けません。そこで必要な基礎知識を身に付ける目的で行うのがテキスト学習です。したがってテキストを読むことの重要度もそれなりに高いと考えてください。

ここまでをまとめると過去問演習と予想問演習の重要度がMAXで、テキストを読むのがその次に重要と言えます。

* * *

今確認した3種の教材とは対照的に「一問一答集を解く」とか「重要論点集を読む」といった勉強は得点アップにあまり貢献しません。なぜなら一問一答集を解く・重要論点集を読むといった行為は四肢択一式の試験問題を解くトレーニングにならないからです。

一問一答の問題集は四肢択一の試験問題とは似ても似つかない形式ですし、重要論点集を読むことは問題演習にすらなっていません。そんなことをやったところで得点力の向上は望めないでしょう。

試験本番までの残り時間は有限です。成果に直結するテキスト・過去問題集・予想問題集に自分の時間を集中してください。

仮に一問一答集や重要論点集に取り組むとしても、それはテキスト・過去問・予想問で十分に得点力をつけて、他にやることがなくなってからで良いと思います。

この記事のまとめ

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今回は宅建の独学に必要な費用についてお伝えしました。この記事の要点を復習すると次の通りです。

  • 宅建の独学に必要な費用は12,000円である
  • 12,000円の内訳は、テキスト1冊3,000円、過去問題集1冊3,000円、予想問題集3冊6,000円
  • 一問一答集や重要論点集に取り組むよりもテキスト・過去問・予想問に集中するべきである

書店等に行って宅建資格の書棚を見ると、余分な教材が多く売られています。それらに惑わされてはいけません。あなたの大切な時間とお金とエネルギーは本当に必要な教材に限って投下しましょう。

以上、参考になれば嬉しいです。

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