宅建の過去問10年分の使い方。「正誤を記録」しよう。何周繰り返すべきかが分かり、学習効果も最大になる

実り

宅建試験の攻略のためには、過去問(10年分)を使った学習が必須です。

でも、ただ解きまくるというのはやめましょう。

宅建のアドバイスをしてくれる人の中には、最低5周しろとか、10周は必要だとか言う人もいますが、闇雲に解いていくだけなら時間のムダになります。

私の場合、過去問は3周で十分でした。というか、それ以上やってもあまり効果が無いな、と思えたので、3周で辞めたのです。

といって、貴方も3周でいいかというと、そうではありません。6周やったほうがいいかもしれないし、2周で十分かもしれない。

つまるところ、何周必要なのかは人によって違います。

では貴方は過去問10年分を何周すべきなのか? どうやってそれを知ればいいのか?

この記事では、何周必要かを判断しつつ、最大限の効果を上げるための過去問学習法を書いていきます。

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エクセルに正誤の記録をとろう

バイナリ―レディ

私が提案する方法は、簡単で誰にでもできますし、私も実践したやり方です。

それは、過去問を1年分解き終わるごとに、どの問で正答し、どの問で誤答したのか記録をとるという方法です。

後々データを整理するときの利便性を考えて、私はエクセルを使って記録しました。

記録の取り方

実際の記録を見てもらうのが早いと思うので、次の画像をご覧ください。

kakomon-kiroku

これは、私が宅建を学習していた当時の実際の記録です。平成24年度の過去問を解いたときのものとなっています。

間違えた問に関しては、「1」と記録しています。間違えなかったところは、面倒なので何も記入せず、空欄にしています。

誤答だった「1」を、下のほうにある「誤答数」のところで合計しています。1周目のときの誤答数は、17個です。該当部分を切り取った画像を示します。

kakomon-kiroku2

誤答数がわかれば、正答数もすぐわかります。宅建試験は50問なので、50 – 17 で、正答数は33ですね。

そのさらに下の行に記載してある通り、平成24年度の合格点は33点でした。なので、1周目のときはギリギリ合格に相当する、ということになります。

同様に、2周目は5問誤答、45得点。3周目は2問誤答、48得点です。

こういう記録を、全ての年度の過去問について残していきます。

何周やればよいのか判別する方法

記録を見ると分かるように、3周目の段階ではほとんど満点に近い点数が取れています。私の場合、すべての年度で同様の傾向となりました。

このように、どの年度でも40点台後半の点数を取ることができたら、過去問に関する知識はもう十分だと判断できることになります。その時が過去問学習の辞め時です。

伸びしろが無くなってしまった以上、同じ問題を反復することにそれほど意味はありません。過去問の学習は切り上げてしまって大丈夫。次の段階に進みましょう。

記録を取ることのメリット

デジタルボール

記録を取ることの良い点は、過去問学習の辞め時が分かることだけではありません。その他のメリットを見て行きましょう。

苦手分野がデータで分かる

年度ごとに正答・誤答の記録をとっておくと、自分がどの分野で多くの誤答をするのかがよく分かります。

私の場合、記録10年分を見て行くと次のことが分かりました。1周目は、全体的に誤答がばらつきます。でも、2周目以降は法令制限と税その他分野に誤答が集中するようになります。法令制限と税金、確かにあまり好きじゃないんですよね。

自分の苦手分野は、テキストを読んでいる段階でも何となく分かるものです。しかしこのように過去問の正誤データを残すことで、やはりこの分野が不得意なのだと確信することができます。

自分の弱点を見極めることができたら、その部分への学習に一層の時間を割くことで、実力アップを図ることができます。

ケアレスミスをしやすい問題に気づける

私の記録の問21の部分に注目してみます。

kakomon-kiroku3

1周目に誤答し、2周目は正答していますが、3周目でまた誤答しています。右端に「土地区画法 ケアレスミス」という記載があります。

実はこの問では、私は1周目も3周目もケアレスミスで間違えました。どういうミスかというと、問題文は「誤っているものを選びなさい」という形式なのに、「正しいものを選びなさい」という内容だと早とちりして解答してしまっていたのです。

他の年度でも同じようなことが起こっていたので、私は「誤っているものを選びなさい」という形式の問題にはかなり注意を払うようになりました。

こんなふうに、ケアレスミスの傾向についても、データから明確にすることができます。

間違えた問題のみ復習することができる

過去問を毎回第1問から第50問まで通してやるのは、時間がかかります。

時間を節約するために、「今まで1回も間違えていない問題は除外して解いていきたい」と思うことがあります。試験の直前期で、時間があまりないときとかですね。

あるいは、「これまでに2回以上間違えた問題だけ復習したい」というときも出てくるでしょう。

そういうとき、記録が残っていると、希望の内容での復習をスムーズに開始することができます。

達成感が得られる

記録を取り続けてデータが蓄積してくると、何となく達成感が出てきます。あ~俺、こんなに頑張ったよ…みたいな。

特に独学をする人は、受験勉強をどんなに頑張っても、誰からも何の評価も得られないため、心が枯れてきます。孤独な日々の中では、自分で自分を誉めたり、満足感を得たりする工夫が大事です。

過去問への取り組みの記録を残すことは、そういう工夫の一つになります。記録を見返すことで「頑張った感」が簡単に得られるからです。

エクセルじゃないといけないのか?

フェイスブック女性

私はエクセルでやりましたので、エクセルをお勧めします。でも、エクセルが苦手な方は、別にエクセルじゃなくても全然構いません。

大事なのはデータが残ることですから、それが実現できれば媒体は何でもいいです。紙のほうがよければ、ノートにでも記録しましょう。

PCにエクセルが入ってない、でも記録はPCでしたい、という人は、OpenOfficeを使うといいと思います。無料で使える表計算ソフトCalcが同梱されています。

まとめ

過去問10年分を何周解くべきか。その答えは、貴方の実力によって変わります。何周目でストップすべきかを明確に知るために、正答・誤答の記録を取りましょう。

そして、十分な学習効果を得た後は、迷わず次の段階へ進みましょう。

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