2018年から資格対策通信講座の研究を続けている杉山貴隆です。
ネット上にはスタディング税理士講座の情報がたくさんあるように見えますが、実際に受講した体験をもとに書かれたものは多くありません。でもせっかく情報を集めるなら受講経験に基づいたものを参考にしたいですよね。
そこで今回はスタディング税理士講座を実際に購入・受講してレビューします。この記事を読んでわかることは主に次の3つです。
- スタディング行政書士講座を受講した感想
- スタディングの受講に関するよくある質問とその答え
- 最安値で購入し受講する方法
有益な内容になっていることをお約束します。ぜひ最後まで目を通してみてください。
※今回受講したのはスタディング税理士講座「簿財2科目合格セット」(2023年度合格目標)です。
- キャンペーン情報
- 2024年12月12日現在、スタディング税理士講座で実施中のキャンペーンはありません。キャンペーンが開始した場合、次のページに掲載されます。
⇒ 【スタディング公式】キャンペーン一覧 - 割引クーポン情報(10%OFF)
- 2024年12月12日現在、スタディング税理士講座では新規登録した方に10%OFF割引クーポンを配布しています。キャンペーンとクーポンの併用も可能です。
⇒ 【スタディング公式】税理士講座 無料お試し・新規登録 - 学割クーポン情報(20~30%OFF)
- スタディング税理士講座はスタディング学割(20%OFFクーポン)およびガクチカ応援割引(30%OFFクーポン)の対象講座です。
⇒ 【スタディング公式】スタディング学割
⇒ 【スタディング公式】ガクチカ応援割引 - クーポンの獲得方法や使用時の注意点
- その他のクーポンの獲得方法や持っているクーポンの確認方法・使用方法は次の記事で解説しています。
⇒ 【キリュログ】スタディングのクーポンを獲得する5つの方法と3つの注意点 - 安い時期
- スタディング税理士講座が安くなりやすいのは次の時期です。
①新年を記念した割引クーポンが配布される「12月・1月」
②夏季の割引クーポンが配布される「7月・8月」
③合格応援キャンペーンが実施される「6月」
④新年応援キャンペーンが実施される「1月」
⑤直前対策早割キャンペーンが実施される「4月」
※上記はこれまでの傾向から独自に予想したものです。今後この通りになるとは限りません。 - 過去のキャンペーン等 実施時期
時期(2021年) キャンペーン等の名称 内容 2021年1月 新年合格
応援キャンペーン対象講座
5,000円OFF2021年4月 新年度スタートダッシュ
キャンペーン10%OFF
クーポン提供2021年4月開始
2021年5月終了直前対策
早割キャンペーン対象講座
3,000円OFF2021年6月開始
2021年7月終了簿財合格応援
早割キャンペーン対象講座
11,000円OFF2021年7月 税法合格応援
早割キャンペーン対象講座
11,000円OFF2021年7月開始
2021年8月終了夏の合格応援10%OFF
キャンペーン10%OFF
クーポン提供2021年10月 秋の感謝祭10%OFFクーポン 全商品10%OFF
クーポン提供2021年12月17日開始
2022年1月31日終了年末&お年玉クーポン 全商品10%OFF
クーポン提供時期(2022年) キャンペーン等の名称 内容 2022年1月6日開始
2022年1月31日終了簿財2科目 新年応援キャンペーン 対象講座
5,500円OFF2022年1月6日開始
2022年1月31日終了税法新年応援キャンペーン 対象講座
5,500円OFF2022年4月14日開始
2022年5月10日終了直前対策早割キャンペーン 対象講座
3,300円OFF2022年4月16日開始
2022年4月30日終了新年度スタート応援
10%OFFクーポンプレゼント対象講座
10%OFFクーポン提供2022年6月9日開始
2022年7月31日終了簿財2科目合格応援
早割キャンペーン対象講座
11,000円OFF2022年6月15日開始
2022年7月31日終了税法合格応援早割キャンペーン 対象講座
11,000円OFF2022年7月19日開始
2022年8月31日終了夏の合格応援
10%OFFクーポン対象講座
10%OFFクーポン提供2022年10月17日開始
2022年10月31日終了秋の感謝祭10%OFFクーポン
プレゼント全商品10%OFF
クーポン提供2022年12月17日開始
2022年12月31日終了年末感謝&新年応援
15%OFFクーポン15%OFFクーポン
2枚提供時期(2023年) キャンペーン等の名称 内容 2023年1月4日開始
2023年1月31日終了新年応援キャンペーン 対象講座
5,000円OFF2023年4月20日開始
2023年5月10日終了直前対策早割キャンペーン 対象講座
3,000円OFF2023年6月14日開始
2023年7月31日終了合格応援早割キャンペーン 対象講座
11,000円OFF2023年7月19日開始
2023年7月31日終了夏の合格応援!15%OFFクーポン 15%OFFクーポン
2枚提供2023年8月1日開始
2023年8月31日終了夏の合格応援!15%OFFクーポン 15%OFFクーポン
1枚提供2023年8月8日開始
2023年8月31日終了夏の学習スタート応援Wキャンペーン 対象講座
3,300円OFF時期(2024年) キャンペーン等の名称 内容 2024年1月1日開始
2024年1月31日終了新年応援キャンペーン
15%OFFクーポン対象講座
15%OFFクーポン提供2024年1月4日開始
2024年1月31日終了新年応援キャンペーン 対象講座
5,000円OFF2024年6月21日開始
2024年7月22日終了合格応援早割キャンペーン 対象講座
11,000円OFF2024年7月5日開始
2024年7月22日終了新規登録者向け
特別割引クーポン配布対象講座
15%OFFクーポン提供2024年8月1日開始
2024年8月31日終了夏の学習スタート応援Wキャンペーン 対象講座
3,000円OFF2024年8月1日開始
2024年8月13日終了新規登録者向け
特別割引クーポン配布対象講座
15%OFFクーポン提供2024年8月16日開始
2024年8月31日終了新規登録者向け
特別割引クーポン配布対象講座
15%OFFクーポン提供2024年10月17日開始
2024年10月27日終了秋の合格応援キャンペーン 対象講座
3,000円OFF2024年10月18日開始
2024年10月31日終了新規登録者向け15%OFFクーポン 対象講座15%OFF
クーポン提供- 合格お祝い金制度
- 2024年12月12日現在、スタディング税理士講座では10,000円がもらえる合格お祝い金制度を実施中です。詳細ページはこちら。
⇒ 【スタディング公式】税理士講座 合格お祝い金制度 - 再受講割引
- 2024年12月12日現在、スタディング税理士講座では再受講割引コース「更新版」が提供されています。
⇒ 【スタディング公式】税理士講座 コース一覧・購入 - Wライセンス応援割
- スタディング税理士講座はWライセンス応援割による割引価格で受講できる場合があります。また、スタディング税理士講座を受講後、他資格の講座を割引価格で受講できる場合があります。
⇒ 【スタディング公式】Wライセンス応援割 - 教育訓練給付制度
- 2024年12月12日現在、スタディング税理士講座は教育訓練給付制度(学費の20%が支給される資格取得支援制度)の対象講座です。詳細ページはこちら。
⇒ 【スタディング公式】教育訓練給付制度(一般教育訓練)のご案内
スタディング税理士講座を実際に受講してレビュー
スタディング税理士講座を実際に受講してレビューします。
「簿記入門コース」のレビュー
簿財2科目合格コースに含まれている簿記入門コースは「簿記の知識が全くない方に向けた基礎知識習得レッスン」です。
実を言うと、私はスタディング税理士講座はすでに簿記の知識を十分持っている人だけが受講するのだと思っていました。しかしそれは誤解で、簿記の知識が全くない人がゼロからスタートできるようになっています。
それを可能にしているのがこの簿記入門コースです。「簿記って何?」「仕訳って何?」「貸方・借方って何?」というところから学んでいきます。必要なのはせいぜい足し算・引き算・掛け算・割り算の能力くらい。
中村講師の解説は非常にわかりやすいです。一度聞いただけで簿記の仕組みがサクサクと頭に入ってきます。私は過去に独学で簿記3級・2級を取得しているのですが「こんなにわかりやすい講義があるなら先に聞いておきたかった!」と思いました。
具体的にどうわかりやすいのかと言うと、たとえば簿記には「貸倒れ」という用語があるのですが、それを説明するのに中村講師は次のような具体例を挙げています。
当社は得意先に対して5月10日に掛売上50,000円、こういう取引をしたとします。この掛代金の支払い期日が8月末日。つまり当社は8月末日になったら50,000円を受け取る権利があると。
8月末日になって当社は掛代金の請求をした、ところが得意先は倒産して大変なことになっていた。「申し訳ありません、1円も払えません」と、そんなこと言われても困っちゃうんですけれども。
「えーっどうしよう、売掛金が貸倒れになった!」、こういうのが当社にとっての「貸倒れ」。このとき当社側でどう会計処理をするのかを今回は見ていきます。
一度聞いただけでは不気味な響きのする「貸倒れ」も、このように具体例に基づいて説明してもらえたらたちまち腹落ちします。このように簿記入門コースでは最初から終わりまで誰にとってもわかりやすい解説を聞けるんです。
スタディング税理士講座は簿記の学習歴が無くても税理士を目指せる体制が整っていると言って良いでしょう。「税理士になりたい!でもまだ簿記のことを何一つ知らない…」という人に最適です。
なお簿記入門コースは「簿財2科目セット」のパーフェクトパックにのみ含まれていますので注意してください(2023年5月現在)。
同じ「簿財2科目セット」でもミニマムパックやアドバンスパックには付属していません。また、簿記入門コースを簿財2科目セットとは別に購入・受講することはできません。
簿記入門コースを受講したい方は間違えずに「簿財2科目セット パーフェクトパック」を選択するようにしましょう。
「基本講座」のレビュー
基本講座では簿記論・財務諸表論について中村講師の解説をもとに学んでいきます。講義を視聴して私が抱いた感想を一言で言うと「すごく丁寧」です。
まず丁寧だと思わされるのが最初に受けることになるガイダンスです。9回にもわたって「そもそも会計とは?」「簿記論と財務諸表論とは?」「出題範囲と出題形式は?」「とるべき学習方法と合格ラインは?」といった簿財攻略の全体像を学びます。
スタディング税理士講座の合格戦略をじっくりと理解することで、今まで知り得なかった簿財2科目合格までの道筋がパッと見えてきます。ゴールまでにやるべきことがイメージできるようになり、学習意欲も勢いよく燃え始めます。
ガイダンスの後は本編に入っていきますが、本編の内容もやはり丁寧です。前述の簿記入門コース(=日商簿記3級程度の知識)を前提に、ひとつひとつ積み上げるようにして会計科目のイロハを学習します。
たとえば基本講座の「計算10 貸倒れと貸倒引当金」では簿記入門コースで学んだ「貸倒れ」に付け加える形でさまざまな貸倒れのパターンとその仕訳を学んでいく、という具合です。
このように基本講座では全てが整然と階段上になっています。あることを学び、そしてその学んだことだけを前提に次のことを学んでいく。この流れが一貫しているんです。
だから基本的につまずくことがありません。難しい概念や用語も「1つ前までの内容がわかっていればスッと理解できる」ようになっています。
以上のように講座の設計が行き届いているので、初心者でも臆することなく税理士試験対策を進められます。
「理論暗記対策」のレビュー
税理士試験の簿財2科目のうち財務諸表論では穴埋め問題・記述問題があります。この種の問題で得点するには理論の暗記が不可欠です。
そこでスタディング税理士講座では暗記専用のツールである理論暗記ツールを提供しています。
理論暗記ツールでは暗記するべき文章が列挙されています。それぞれの文章で重要キーワードが伏せられているので、キーワードを覚えてそらで言えるようにしよう、というツールです。
スイッチをOFFからONにするとキーワードを赤色の帯で伏字にでき、赤帯をタップすると該当部分の伏字を解除できます。自分のタイミングで答え合わせができ、便利です。
会計基準をただ読み込んで記憶できる人はごく一部の天才だけでしょう。多くの人にとっては「穴埋めクイズ」を解くようにしてキーワードから覚えていくのが最適です。
理論暗記ツールではまさにそれができるようになっていて、学習者としては非常にありがたいと感じます。
ところで、車の運転中などには手元の端末を見られませんので、理論暗記ツールも使えません。そんなときは理論暗記音声を活用できるようになっています。
暗記するべき文章を女性の聞きやすい声で読み上げてくれますので、それを繰り返し聞き、自分でも声に出すなどして覚えていきます。
理論暗記の最後のステップとして理論記述練習も設けられています。会計原理・会計原則・会計基準等を文章の形で書けるようになるためのトレーニングです。
書くべき項目が指定されており、数行の空行が設けられています。脳をフル回転させて暗記した内容を思い出して書き、別途用意された模範解答と照らし合わせます。それを繰り返すことで会計基準等を書けるようになるという仕組みです。
以上のようにスタディングでは理論問題への対策が充実しています。「何を暗記すれば良いのか」が明確になっているだけでなく「キーワードから文章へ」のプロセスを誰でもたどれるように設計されていると感じます。
「スマート問題集」のレビュー
スマート問題集は基本講座に付属している問題演習システムです。
講義動画の内容理解を助けてくれる一問一答となっています。例として「簿財 貸倒れと貸倒引当金1」のスマート問題集を解く場合は次のように使います。
「簿財 貸倒れと貸倒引当金1」のスマート問題集を開き、練習モード・本番モードのどちらかを選びます。練習モードは「問題と解説が交互に表示」されるモードで、最初のうちはこちらを使うのがお勧めです。
問題1が表示されます。問題文を読んで選択肢を1つ選び回答します。
正解・不正解と解説が表示されます。解説を読んで納得できたら「次の問題へ」をタップして問題2を表示します。以上を繰り返してテンポ良く問題を解いていけばOKです。
一定数の問題を解き終わると採点結果が表示されます。
以降、同じ問題を何度でも繰り返し解くことができます。一度解き終わったパートについては復習モードを使って間違った問題だけを抽出し、再度取り組むことも可能です。
以上のような一問一答が基本講座のレッスンごとに用意されています。講義を聞いた直後に解いて自分の理解度を確かめたり、時間をおいてから解いて復習するといった用途で非常に役立ちます。
ちなみにスマート問題集の解説画面は充実度が高いです。解説自体がわかりやすいだけではありません。講義動画を見直す必要を感じたとき「復習するには」のリンクをタップすると該当するレッスンに即座に移動できるようになっています。
このリンクがあるおかげで講義動画・WEBテキストを使った復習がしやすいです。
さらに解説画面では今解いた問題を「要復習に追加」することもできます。
これをやっておくと、後で復習モードを使う際、要復習問題だけを抽出してまとめて解くという使い方ができます。苦手意識のある問題などを積極的に「要復習に追加」して漏れなく対策すれば、試験本番の高得点にもつながるはずです。
そうしてスマート問題集を繰り返していくうちに知識が定着し、正解数が増えていきます。
全問正解を達成するとそこそこ嬉しいです。こうやってゲーム感覚で問題を繰り返し解いていくことで税理士試験への対応力が養われていきます。
要は一種のゲーミフィケーションです。スマート問題集を使ってスマホゲームに熱中するように受験対策ができる。このことはスタディングの最大の魅力の1つだと感じます。
「トレーニング・テーマ別演習・実力テスト」のレビュー
スマート問題集を解いた後に取り組むアウトプット教材として「トレーニング」「テーマ別演習」「実力テスト」が用意されています。
これらはPDFで提供されており、自分で印刷して解くのが一応の建前になっています。
しかしながらかなりの分量があるため、製本版(冊子版オプション)を付けておくことを強く勧めます。私も下の画像の通り製本されたトレーニング・テーマ別演習・実力テストを購入しました。
というのも、たとえばトレーニングに関して言うと次の通り2,000ページ以上もあるんです。
冊子タイトル | ページ数 |
---|---|
トレーニング1 | 538ページ |
トレーニング2 | 314ページ |
トレーニング3 | 378ページ |
トレーニング4 | 261ページ |
トレーニング5 | 291ページ |
トレーニング6 | 261ページ |
合計 | 2,043ページ |
こんな量を手作業で印刷・管理するのは非常に手間がかかってしまい現実的ではありません。素直に冊子版オプションを買いましょう。
内容面について言うと「トレーニング」「テーマ別演習」「実力テスト」はそれぞれ次の位置づけです。
- トレーニング
- 基本講座の内容理解をさらに進めるための練習問題。要はスマート問題集の延長だが、手を動かすという点でより実践的
- テーマ別演習
- 一定範囲のテーマごとに練習問題を解く。トレーニングよりも発展的・応用的な内容が多い。目標時間の設定があり「まずは時間内に解けるようになる」ことを目標とする
- 実力テスト
- 本試験の形式に慣れるための簡易な模試。形式(見た目や配点)は本試験と同じで、内容は本試験よりもやさしい。分量は簿記論5回分、財表5回分
足し合わせると1回通して解くだけでも骨が折れそうなボリュームになります。とはいえ合格レベルの実力を身に付けるには上記の問題集を繰り返し解かなければなりません。これをこなすのは正直かなり大変です(でもやるしかない!)。
「スタディングはオンライン完結」と謳っているサイトがよくありますが、以上からわかるように税理士講座に関してはオンライン完結とは言いがたいので注意しましょう。むしろ「とにかく手を動かして解く、解く、解く」という実践重視のスタイルです。
「解説はあるの?」気になる人がいると思います。もちろんわかりやすい解説がついていますので安心してください。
- トレーニング
- 問題を数問解くと、そのすぐ後のページに解答・解説が掲載されている
- テーマ別演習
- 問題を数問解くと、そのすぐ後のページに解答・解説が掲載されている。それとは別に中村講師による解説講義も視聴できる
- 実力テスト
- 問題冊子とは別に解答・解説冊子がある。それとは別に中村講師による解説講義も視聴できる
難易度がやや高めの「テーマ別演習」と「実力テスト」に関しては動画による解説が用意されています。
このように解説も十分ありますので「解けない・わからない」という事態は基本的に起きないようになっています。
まとめると、トレーニング・テーマ別演習・実力テストのステージで私たちが取り組むべきは「学習時間の確保」+「気合と根性の反復演習」であると言えます。
「直前対策講座」のレビュー
直前対策講座は税理士試験の直前期に受講する講座です。「直前対策コース」と呼ばれることもあります。
直前対策講座では簿記論と財務諸表論でそれぞれ9回分の問題演習を実施します。第1回から第3回は直近3年分の過去問演習、第4回以降はオリジナル問題による演習です。
どの回も本試験と同じ形式の問題になっていて、受講生はまず自力で解いて採点まで行います。その後に解説講義を視聴するという流れで学習を進めていきます。
直前対策講座を実際に受講して感じたのは「とても安心できる講座だ」ということです。そう感じた理由はいくつもあります。まず「問題演習を何回繰り返せば良いのか」を最初にはっきりと教えてくれます。
おかげで「何をどのくらいやれば十分だと考えていいのか」がわかります。勉強の予定が立てやすいので安心できるんです。
また「私たちが直前対策講座で問題演習をするにあたって意識するべきこと」も明確にしてくれます。
その具体的内容をここに記すことはしません。もしそうすると、スタディングの指導ノウハウを勝手に公開することになってしまいますので。
なので抽象的な言い方にはなりますが「本試験で十分に得点する」というゴールから逆算したとき、現時点でどんな方針で問題に取り組むべきか、そしてそれがどのように試験本番につながっていくのかを意識付けしてもらえるのだと思ってください。
言い換えると税理士試験の当日に自信を持って試験に臨む自分の姿をイメージできるようになるということです。自分の理想的な状態を見据えて、そこに向けてまっすぐ進もうと思えるので、迷わずに学習できる。このことが安心感につながります。
さらに、直前期の学習範囲を明示した上で「他校の教材や市販の教材に手を伸ばす必要は一切ない。敷かれたレールに乗れば良い」と言い切ってくれます。
直前期は「本当にこのままのやり方で勉強していて合格できるのか?」と焦ったり、混乱したりするもの。でもこの直前対策を受講することで「そこまで言うなら、スタディングを信じて頑張ってみよう!」と思えて、不安が無くなります。
しかも実際にスタディングだけで簿財に合格した人が大勢いるので、講師の言葉の信頼感は十分です。
以上述べたように、直前対策講座では私たち受講生が余計なことに惑わされず、合格点を取るというただ1つの目的に向かって進めるようにサポートしてもらえます。
私は「これは受講して良かった!」と思えました。あなたがもしスタディングに申し込むなら、この直前対策講座がリリースされるのは例年5月頃なのですが、ぜひ受講する時を楽しみにしていただければと思います。
よくある質問
スタディング税理士講座に関するよくある質問に答えます。
受講料はいくら?
スタディング税理士講座の料金は次の表の通りです(2024年12月9日現在)。
コース | 価格(税込) |
---|---|
簿財2科目ミニマムパック [2025年度合格目標] | 59,800円 |
簿財2科目アドバンスパック [2025年度合格目標] | 74,800円 |
簿財2科目コンプリートパック [2025年度合格目標] | 109,800円 |
法人税法ミニマムパック [2025年度合格目標] | 49,800円 |
法人税法アドバンスパック [2025年度合格目標] | 63,800円 |
消費税法ミニマムパック [2025年度合格目標] | 49,800円 |
消費税法アドバンスパック [2025年度合格目標] | 63,800円 |
相続税法ミニマムパック [2025年度合格目標] | 49,800円 |
相続税法アドバンスパック [2025年度合格目標] | 63,800円 |
国税徴収法ミニマムパック [2025年度合格目標] | 49,800円 |
国税徴収法アドバンスパック [2025年度合格目標] | 63,800円 |
【コーチングサービス付き】簿財2科目セット [2025年度合格目標] | 179,800円 |
簿財2科目 コーチングオプション(月1回) [2025年度合格目標] | 58,000円 |
簿財2科目 コーチングオプション(月2回) [2025年度合格目標] | 108,000円 |
冊子版オプション (簿財2科目セット2025年版) | 29,800円 |
冊子版オプション (法人税法2025年版) | 19,800円 |
冊子版オプション (消費税法2025年版) | 19,800円 |
冊子版オプション (相続税法2025年版) | 19,800円 |
冊子版オプション (国税徴収法2025年版) | 14,800円 |
スタディング税理士講座の公式サイトでは、最新の価格情報はもちろん「コースの詳細」「更新版(再受講割引)」の有無・料金、「講師の公式プロフィール」「合格者の声の有無・内容」なども確認できます。ぜひチェックしてみてください。
スタディングだけで合格できる?
数多くの口コミを検証した結果、スタディングだけを受講したとしても、少なくとも簿財2科目に合格できる可能性は十分あるという結論が得られています。詳しくは合格可能性の検証記事をご覧ください。
簿記論だけ/財表だけ勉強できる?
スタディング税理士講座では「簿記論のみのコース」や「財務諸表論のみのコース」は提供されていないため、簿財のどちらか一方だけを受講したい場合も簿財2科目セットを受講することになります。
「それだと無駄な勉強が増えそう…」と思うかもしれませんが、その問題はクリアできます。スタディング税理士講座(簿財2科目セット)の受講を開始したら「学習フロー」をタップしましょう。学習フローには次の選択肢があります。
- 簿記入門 学習フロー
- 簿記論 集中学習フロー
- 簿財2科目 集中学習フロー
- 財務諸表論 集中学習フロー
上記のうち、簿記論のみを勉強したい人は「簿記論 集中学習フロー」を、財務諸表論のみを勉強したい人は「財務諸表論 集中学習フロー」を選択します。
そうすると「簿記論の合格に必要な箇所だけ」「財務諸表論の合格に必要な箇所だけ」を学習できます。
冊子版オプションは買うべき?
冊子版オプションはぜひ購入しましょう。なぜかと言うと、スタディング税理士講座の冊子版オプションは「トレーニング・テーマ別演習・実力テスト」を印刷・製本したものなのですが、分量がかなりあるからです。
- トレーニング
- 冊子6冊(合計で約2,000ページ)
- テーマ別演習
- 冊子6冊(合計で約600ページ)
- 実力テスト
- 模試形式の冊子20冊(合計300ページくらい)
冊子版オプションを買わない場合、これらを手作業で印刷し管理することになります。ただでさえ勉強以外のことで時間をとられたくないのに、ものすごい手間がかかってしまうんです。
「印刷無しで勉強すれば良いのでは?」という人もいるかもしれませんが、実際には紙の上で実際に解く作業を繰り返さなければ何も身につかないと思います。
ただ「冊子版オプションは3万円近くかかってしまうから、即決で買えない」という人もいるでしょう。大丈夫です。冊子版オプションは後で買うこともできます。
なので「必要性を実感したら買う」のでも構いませんし、簿財のインプット学習とスマート問題集が終わって「自分は諦めずに勉強を続けられる!」と確信できてから冊子版オプションを買う、というのでも良いと思います。
トレーニング・テーマ別演習・実力テストのレビューも書いていますので、まだの方は目を通してみてください。
クレジットカードで分割払いできる?
スタディング税理士講座はクレジットカードを使った分割払いに対応しています。VISA、Master、JCB、Amexのカードが利用可能です。
分割回数・分割手数料の詳細はカードを発行した会社との契約によりますので、必要に応じてカード会社に問い合わせましょう(手元のカードの裏面に問い合わせ先が載っています)。
クレカで分割払いをする際の手順・注意点はカード支払い(一括・分割)の手順・注意点の記事で解説しました。実際に分割払いを申し込んだ際のスクリーンショットも掲載しています。ぜご覧ください。
ローンで分割払いできる?
スタディング税理士講座は信販会社(JACCS)のローンによる分割払いに対応しています(決済額が4万円以上の場合のみ利用可)。
ローンで分割払いをする際の手順・注意点はローン分割払いの手順・注意点と支払額節約法の記事で解説しました。実際に分割払いを申し込んだ際のスクリーンショットも掲載しています。ぜご覧ください。
iPadで受講できる?
スタディング税理士講座はiPadでも受講できます。詳しくはスタディングをiPadで受講する2つの方法と注意点の記事をチェックしてみてください。
最安値で購入・受講する方法
2018年からほぼ毎年スタディングを受講している私がスタディング税理士講座を安く購入する方法について解説します。
キャンペーンを利用する
スタディング税理士講座では年に6~7回キャンペーンが実施されています。キャンペーン期間中は対象講座が3,000円~10,000円ほど安くなりますので、ぜひ利用しましょう。
キャンペーンの最新情報とキャンペーンが実施されやすい時期についてはスタディングの割引情報まとめ記事で発信しています。随時更新していますのでブックマークしていただき、時々チェックしてください。
割引クーポンを利用する
スタディングでは割引クーポンを使用して5~10%OFFの価格で講座を申し込むことができます。クーポンを獲得する方法はいくつかありますが、ひとまず次の2つのクーポンのいずれかを狙っていただくのが良いと思います。
- スタディングに新規登録する際にもらえる5%OFFまたは10%OFFクーポン
- スタディングに登録済みの方の場合は毎年1月・4月・7月に配布されている10%OFFクーポン
クーポンの獲得方法について詳しく知りたい方はスタディングのクーポンを獲得する方法と注意点の記事をご覧ください。
スタディングのキャンペーンとクーポンは併用可能です。つまり2つの割引を同時に使うことにより通常価格よりもかなり安く受講申し込みができます。
ただし、あまりにも併用することを狙い過ぎると十分に講座を検討できないまま申し込みをすることになったり、逆になかなか申し込みができず学習機会を逃がす結果になってしまうかもしれません。
併用は「たまたまキャンペーン期間中にクーポンをゲットできた」ときに実行するのがお勧めです。
更新版やWライセンス応援割を利用する
スタディングを受講するのが2回目以降の方はキャンペーンやクーポン以外の割引制度も活用できます。
スタディング税理士講座の受講履歴がある場合は更新版を利用できるかもしれません。料金は通常価格の半額ほどになることが多いです。更新版の利用可否を次のページでチェックしましょう(ページ下部に更新版の情報があります)。
スタディングで税理士講座以外の講座を受講したことがある場合はWライセンス応援割を使って税理士講座を受講できるかもしれません。更新版ほどではないものの、割引価格で申し込めます。
Wライセンス応援割の利用可否を次のページでチェックしましょう。
更新版の解説記事とWライセンス応援割の解説記事も用意しています。詳しく知りたいときにご覧ください。
この記事のまとめ
今回はスタディング税理士講座の簿財2科目講座を実際に受講してレビューしました。
教材の充実ぶりから「スタディング税理士講座で簿財2科目の学習をしても大丈夫そう」と思えたのではないでしょうか。もしそう思えたなら、スタディングで税理士資格取得への第一歩を踏み出していただければと思います。
以上、参考になれば嬉しいです。