宅建試験に一発合格済みの宅建士Kiryuです(*^o^*)
今回は宅建の独学で挫折しそうな時にとるべき行動を話します。
「何日もテキストを読んできたけど、意味がわからない!」
「過去問が全く解けない!」
など、心が折れてしまいそうな時に、ぜひ参考にしてみてください。
宅建の独学で挫折しそうな時は、少し休もう
宅建の独学で挫折しそうな時は、思い切って少し休みましょう。
紙の本を使っているなら、それを閉じて。
電子教材で勉強しているなら、それを終了して。
しばらくの間、勉強から離れてください。
数日、あるいは1週間。とにかく「もう1度頑張ってみようかな」と思えるときまで。
今は休むと決めて、宅建に関係する全てのことをシャットアウトするのがベストです。
休むべき理由
なぜ休むべきなのかというと、挫折しそうなときは「原因と対策」が見えてこないからです。
あなたはここしばらくの間、仕事と勉強に追われる日々が続いていたのではないでしょうか。
そんな日々が続くと、心も体も疲れてしまいます。
ちなみに、その疲れを自分で意識できているかどうかは別です。
無意識のうちにも、疲れが溜まることはありますので。
* * *
疲労が蓄積すると、脳が正常に働きません。
本来、人間は何か問題にぶつかったとき、原因を見つけて対策を講じようとします。
でも、宅建の独学で行き詰まったときは、疲れで脳が正常に働いていないため、原因も対策も見えてきません。
だから、気持ちが「挫折」という方向に行ってしまいます。
疲労が原因と対策を見えなくし、そのことがさらに疲労を生み…という負のループに陥ってしまうんですね。
* * *
ループを断ち切るため、宅建の勉強から離れましょう。
休むことで「原因と対策」が見えてくる
いったん休むことで、今回挫折しそうになっていることの「原因と対策」が見えてきます。
原因と対策が見えてくれば、自然と気力も湧いて、事態は好転していきます。
よくある原因と対策は、以下のような感じです。
よくある原因:特定の科目が苦手
たとえば「権利関係があまりにも難しい」ことが、心が折れそうになっている原因だとわかったとします。
そういうときは、難しいと思う論点や過去問に関して、わかりやすい解説がないどうかネットで検索してみましょう。
たとえば「代理」が難しいなら、「宅建 代理 解説」で検索してみてください。
あなたが難しいと感じるポイントは、他の人も難しいと感じやすいです。
そのぶん、そういう人に向けた解説も、実はたくさん用意されています。
その中にはあなたがわかりやすいと感じるものもあるはずです。
よくある原因:暗記しても忘れてしまう
たとえば「暗記してもすぐに忘れてしまう」ことが、心が折れそうになっている原因だとわかったとします。
そういうときは、忘れても良いので、時間をおいて繰り返し思い出してみましょう。
人間の記憶の仕組みは不思議なもので、一度覚えただけでは忘れてしまいますが、時間をおいて繰り返し思い出すことで定着するようになります。
具体的な方法としては、次の画像のような「単語カード」を用意して、暗記したい事項をクイズ形式で書き入れます。
そして、単語カードに書き入れたクイズを解く作業を、毎日1回だけで良いので、やってみるのです。
最初の1日目はあまり正解できないかもしれませんが、2日目、3日目と続けていれば、確実に正解率は上がります。
「時間をおいて繰り返し思い出す」。暗記にはかなり有効なので、トライしましょう。
単語カードを用意するのが手間だと感じる場合は、フォーサイト宅建士講座を使うのもありです。
というのも、フォーサイトには「クイズが書き込まれた単語カード」が教材としてついています。
また、フォーサイトのeラーニングアプリを使うと、単語カードと同じことがアプリでできます。
カードを自作する手間を省いて効率よく学びたい人は、チェックしてみてください。
よくある原因:過去問が解けない
たとえば「過去問が解けない」ことが、心が折れそうになっている原因だとわかったとします。
そういうときは、「過去問は最初は解けないものだ」と開き直りましょう。
実際、私もかつて過去問がなかなか解けず、とても悩んでいました。
ものすごく頑張ってテキストを読み込んだのに、どの年の過去問も思ったように得点できなかったんです。
でも、繰り返し解いみると、3周目には50点満点中40点台後半を取れるようになりました。
そのあたりの話は、次の記事に書いています。

最初は解けなくても、反復練習を重ねていきましょう。
よくある原因:教材が自分に合っていない
たとえば「教材が自分に合っていない」ことが、心が折れそうになっている原因だとわかったとします。
そういうときは、思い切って教材を変えましょう。
幸い、宅建試験に関しては色々な教材が存在しています。

文字中心のもの、図表などの視覚要素を重視したもの、文字と図表のバランスをとったものなど、色々な教材があります。
宅建試験の独学をする場合、あなたはあなたにあった教材を必ず見つけることができます。
自分に適さないとわかった教材にはさっさと見切りをつけて、次の教材を手に入れることが合格への近道です。
* * *
以上、挫折の原因と対策についてお話ししました。
上記はあくまで例に過ぎません。
あなたが挫折しそうになった原因が他のものである可能性も大いにあります。
でも、少し休んで心身の疲れをとった後であれば、おのずとあなた自身の「原因と対策」が見えてくるはず。
まずは、宅建の独学から離れて、気持ちをリセットしましょう。
宅建試験への挑戦は、リセット後にまた始めればOKです。
休んでも合格は遠のかない
「宅建の独学をやめて休んでいると、合格が遠のくのではないか」
そう心配する人がいるかもしれません。
私の考えは逆で、むしろ挫折しそうな時に勉強をやめないで続けているほうが、合格を遠ざけてしまいます。
蓄積した疲労が原因と対策を見えなくし、そのことがさらに疲労を生む…という負のループを断ち切れないからです。
最終的には完全に挫折してしまい、二度と宅建試験に挑む気が湧いてこなくなります。
そんな最悪の結果を避けるためには、思いつめずに「少し休む」ことが大切なんです。
心と体が回復すれば、現状を打破する次の一手は、必ず見えてきます。
この記事のまとめ
今回は「宅建の独学で挫折しそうな時は、少し休もう」というテーマでお伝えしました。
この記事のポイントを復習しましょう。
- 宅建の独学で挫折しそうな時は、「もう1度頑張ってみようかな」と思えるときまで休むのが得策
- 挫折しそうなときに休むべき理由は、疲れた状態では「原因と対策」が見えてこないから
- 心と体がリフレッシュすると、原因と対策もわかるようになり、また挑戦できる
以上参考になれば嬉しいです。
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