宅建試験に一発合格した宅建士杉山貴隆です。
今回は宅建の正式名称をお伝えします。具体的には宅建試験の正式名称・宅建資格の正式名称、そしてそれらの英語バージョンを示していきます。
履歴書に書くときのシンプルな書き方も提示しました。ぜひ参考にしてみてください。
宅建の正式名称(日本語)
はじめに日本語を書くときの宅建の正式名称を見ていきましょう。
試験名と読み方
宅建試験の正式名称は次の通りです。
宅地建物取引士資格試験
「たくちたてもの とりひきし しかくしけん」と読みます。
資格名と読み方
宅建あるいは宅建士の資格としての正式名称は次の通りです。
宅地建物取引士
「たくちたてもの とりひきし」と読みます。
履歴書に書くときの書き方
履歴書の資格欄に書く際は次のように記します。
- 試験合格済みだが未登録の場合
- 宅地建物取引士試験 合格
- 都道府県に登録済みの場合
- 宅地建物取引士(○○県 登録済)
「登録実務講習 受講中」とか「宅地建物取引士証 発行待ち」とかを書くべきだという意見もあるようですが、個人的にはそこまで書かなくていいと思っています。履歴書はシンプルにわかりやすくしておくのが良いからです。
実際、私は余計なことは書いたことないですし、書かなかったからといって何か言われたこともないありません。書いてない点については面接などで聞かれたときに答えましょう。
履歴書の資格欄には年月を書き入れる箇所があります。何の年月を書けばいいか悩む場合は下記を参考にしてください。
- 試験合格済みだが未登録の場合
- 合格発表日の年と月。または合格証書に記載のある年と月
- 都道府県に登録済みの場合
- 資格登録申請をした後に届く登録通知書に記載された年と月。宅地建物取引士証が手元にある場合は取引士証に記載のある年と月
宅建の正式名称(英語)
近年はグローバル化が進み外資系企業へ応募する人も増えていますので英語バージョンも示しておきます。
試験名
宅建試験の英語名はカッチリとした正式名なものがないようです。差し当たり次のように書いておけばよいと思います。
Real Estate Transaction Agent Qualification Examination
英単語の意味が気になる方は下記を参照してください。
- Real Estate
- 不動産
- Transaction
- 取引
- Agent
- 代理人、仲介人。ここでは「士」の訳語
- Qualification Examination
- 資格試験
資格名
宅建資格については正式な英語名と考えて良いものが一応あります。
Real Estate Transaction Agent
上記を正式な英語名と考える根拠は国土交通省が出している不動産事業者のための国際対応実務マニュアル(57ページ)です。
宅建資格を管轄している国土交通省による訳語なので、これを正式なものとみなして構わないと思います。
履歴書に書くときの書き方
履歴書に書く際は、こういった書き方をすると良いでしょう。
- 試験合格済みの場合
- Real Estate Transaction Agent Qualification Examination of Japan
- 登録済みの場合
- Real Estate Transaction Agent of Japan
私自身は実際に英文レジュメ(英語の履歴書)書いた経験はないのですが、色々調べた結果、上記で良いという結論に至りました(つまり自分が書くとしたら上記のように書きます)。
ちなみに私はTOEIC890点で翻訳業の経験も少しあります。なのである程度は信頼していただいていいかと思います。
この記事のまとめ
今回は宅建の正式名称を取り上げて、日本語バージョンと英語バージョンを示しました。あなたの就職活動・転職活動が円滑に進むことを願っています。
以上、参考になれば嬉しいです。
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