宅建の資格登録はめんどくさいけど、実は良い経験になる【プラス思考】

宅建の資格登録はめんどくさいけど、実は良い経験になる【プラス思考】

宅建試験に独学で一発合格した宅建士Kiryuです。

今回は宅建の資格登録はめんどくさいけど、実は良い経験になるという話をします。

私も経験があるのでわかるのですが、宅建士として都道府県に登録する手続きって、結構手間がかかります。

登録の案内資料を見ているだけで、億劫おっくうな気持ちになってしまうほどです。

でも、それもある意味では「気の持ちよう」。

今はめんどうだと感じているあなたも、この記事を読むことでプラスの発想に転換できます。

ぜひ参考にしてみてください。

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宅建登録はめんどうだけど、良い経験になる

今回お伝えしたいことの結論は、「宅建登録は確かにめんどうなんだけど、実は良い経験にもなる」ということです。

というのも、宅建の資格登録を進めるにあたり、ほとんどの場合に次の2つの特別な書類が必要になります。

  • 運転免許証や保険証とは全く異なる「身分証明書」
  • 登記されていないことの証明書

※必要な書類は他にもあります。詳細は各都道府県のホームページの情報や、宅建試験の合格通知に同封されている案内資料を参照してください。

「身分証明書? 登記されていないことの証明? 何のこと…?」と困惑してしまうことでしょう。

でも、

「世の中にはまだまだ自分の知らない公的書類があるんだな~」

「今まで行ったことのない機関へ足を運ぶチャンスかもな~」

という具合に考えると、少し前向きな気持ちになります。

一種のクエスト(冒険)だと考えて、ゲーム感覚で書類を集めていくと楽しいかもしれません。

上で2つの書類を挙げましたが、それぞれどういうものなのか、どうすれば手に入るのかを、以下で簡単に記しますね。

身分証明書

「身分証明書」は、あなたが禁治産者・準禁治産者・破産者でないことを証明するための公的な書面です。

[画像で見るとこんな感じ]

「禁治産者・準禁治産者」というのを聞いたことがないという人も多いと思います(私もそうでした)。

実は「禁治産者・準禁治産者」は旧制度の用語であり、今で言う「成年被後見人・被保佐人」のことを指しています。

つまり、身分証明書とは「この人は成年被後見人・被保佐人ではなく、破産者でもないよ」ということを公的に証明してくれるものなんです。

* * *

でも、どうしてそんなことを証明する必要があるのでしょうか?

宅建試験のテキストで学んだことを思い出してみましょう。

そう、宅建士の欠格事由として「成年被後見人、被保佐人、復権を得ていない破産者」という定めがあるからです。

宅建士として登録するにあたり「私は欠格事由に該当しません」ということを主張するために、「身分証明書」を提出します。

* * *

「身分証明書」は、本籍地の市町村で取得します。

生まれ故郷やその近くに住んでいる人は、特に難しいことはありません。

自分の戸籍のある市町村の役場へ行って、手数料数百円を支払って交付申請をすれば、すぐに取得できます。

とはいえ、「身分証明書」は多くの人にとって一生請求することのない証明書であり、あなた自身もおそらく最初で最後の請求になるでしょうから、良い経験になるはずです。

* * *

生まれた土地から離れた場所に住んでいる人は、少しの作業と時間が必要です。

たいていは、本籍地の市町村の窓口に必要書類を郵送し「身分証明書」を返送してもらう、という対応がとれると思います。

ただし、手数料相当額を支払うために定額小為替を用意して同封したり、返信用封筒を同封したりと、こまごまとした処理が必要になるはずです。

そういうことも、ひとつの経験だと考えてやってみてください。

(ちなみに、私も田舎から遠く離れた場所に住んでいるため、郵送で請求しました)

* * *

窓口で申請する場合も、郵送で申請する場合も、必要書類や手数料について事前に市町村のホームページの情報を確認してみると良いと思います。

たとえば福岡市が本籍地の人なら「福岡市 身分証明書」というキーワードでGoogle検索すればOKです。

登記されていないことの証明書

「登記されていないことの証明書」は、あなたが成年被後見人または被保佐人であるという記録がないことを証明するための公的な書面です。

[画像で見るとこんな感じ]

「えっ、成年被後見人や被保佐人でないことは身分証明書で証明できるはずでは?」と思ったかもしれません。

確かにそうなのですが、実は成年被後見人・被保佐人でないことについて身分証明書で証明可能なのは「2000年3月31日までの状況」に限られます。

どういうことかというと、ある人が成年被後見人または被保佐人になった場合、従来は本籍地の「戸籍」にその旨が記録されていたのですが、法制度の見直しがあり、2000年4月1日以降は東京法務局が管理する「後見登記簿等ファイル」に記録されることになっているんです。

以上の事情から、成年被後見人または被保佐人でないことを証明するには、「身分証明書」と「登記されていないことの証明書」の両方が必要となっています。

ややこしいですね。

* * *

「登記されていないことの証明書」は、次のいずれかの方法で申請できます(2021年3月現在)。

  • 東京法務局の窓口で申請
  • 東京法務局の「後見登録課」宛に郵送で申請
  • 全国の法務局の本局で申請(支局・出張所では取り扱い無し)

ちなみに私は福岡市に住んでいるので、福岡県の法務局本局である「福岡法務局」(福岡市中央区舞鶴)で窓口申請をしました。

それまで法務局なんて行ったことが無かったので、それこそ良い経験になりました。

(その後、不動産会社に入社したため仕事で法務局へ何度も行くことになりました。資格登録時に法務局に足を運んでいたことは、いわば「予習」になりました)

どうしても面倒なら登録しないのもアリ

「まぁ確かにひとつの経験にはなるかもしれないけど、実は不動産会社に勤めているわけでもないし、当分その予定もないから、やっぱり面倒なんだよね…」

そう思う人もいるかもしれません。

そもそも宅建士として登録しておく必要性が低いのであれば、「今は登録しない」と決めてしまうのもアリだと思います。

資格登録をしなかったとしても、宅建試験の合格自体は一生有効です。

なので、今後転職か何かで登録が必要になったときに初めて資格登録の手続きをとるということでも構いませんし、実際そうしている人はたくさんいます。

実は資格登録には37,000円くらいの手数料も必要だったりするので、その意味でも、必要になったときに登録する、ということでいいのではないかと思います。

* * *

なお、今現在不動産会社に勤めているとか、近いうちに不動産会社に就職したい人は、やはり早いうちに資格登録を済ませておきましょう。

確かに面倒な気持ちはわかります。

でも、やってみると難しいものではないですし、意外と思い出に残ったりするので、いいものですよ。

この記事のまとめ

今回は「宅建の資格登録はめんどくさいけど、良い経験になる」というテーマでお伝えしました。

この記事のポイントをまとめると、次の通りです。

  • 宅建士の資格登録をする際は、「身分証明書」と「登記されていないことの証明書」を取得する必要がある
  • 耳慣れない書類だが、それらを収集するクエスト(冒険)だと考えれば楽しめる
  • 一生に一度の書類を請求してみたり、法務局に行ってみたりすること自体が良い経験になる

以上、参考になれば嬉しいです。

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