2018年から資格対策通信講座の研究を続けている杉山貴隆です。
スタディング司法試験・予備試験講座を受講した人の意見を聞きたい
そう望んでいる方に向けて、今回はスタディング司法試験・予備試験講座を実際に購入・受講してレビューします。この記事を読んでわかることは主に次の3つです。
- スタディング司法試験・予備試験講座を受講した感想
- スタディングの特徴・他社との違い・メリット・デメリット
- 最安値で購入し受講する方法
実体験に基づく良質な情報をお伝えできるよう努めました。ぜひ参考にしてみてください。
スタディング司法試験・予備試験講座を受講してレビュー
スタディング司法試験・予備試験講座を受講してレビューします。
※今回受講したのは予備試験合格コース(総合)[2023年+2024年試験対応]です。なお同コースには司法試験合格コース(総合)の教材も全て含まれていますので、司法試験合格コースを検討中の方にも読んでいただけると幸いです。
「基本講座」のレビュー
基本講座では法律基本7科目(憲法・刑法・民法・民事訴訟法・刑事訴訟法・商法・行政法)に関する基礎知識を学んでいきます。なお基本講座は基礎コースと表記されることもありますが、同じものです。
講義動画では小村講師が各科目の解説を行います。視聴してみた印象はサラサラと掻き込むお茶漬けのような法律入門という感じで、論点を細かく深く掘り下げるのではなく、全体を広く浅くスピーディにおさえていきます。
司法試験・予備試験は学習範囲が膨大なので意図的にあっさりした解説を行っているものと思われます。なるべく早くインプット学習を終えて、問題演習等のアウトプットに取り組んでほしい(そのほうが本試験で得点しやすい)ということなのでしょう。
「小村講師は誰にでも理解できるやさしい言葉を使っている」とも感じました。たとえば刑法がどのような機能を持っているのかという話題で「一般予防機能」「特別予防機能」という難しい用語が出てきますが、小村講師は次のように解説しています。
一般予防機能は社会の一般人に犯罪をさせない機能。「こういう行為は犯罪だから、一般の人・社会の人はしないでくださいね」と伝える、そういう機能ですね。
特別予防機能は当該犯罪者に将来再び犯罪をさせない機能。1回犯罪をしてしまった人に対して刑を科するなどして「お前もう二度とこういうことするなよ、割に合わないだろ」と指示する、命令する、そういう機能ということですね。
このような解説なら「一般予防機能」「特別予防機能」がどういう意味なのか、中高生でも理解できそうです。小村講師は法学部出身者ではありませんが、だからこそ難解な専門用語を羅列せず、私たちに馴染みのある言葉で説明できるのでしょう。
講義をわかりやすくしているもう1つの特徴として図解を多用して視覚的に情報を整理していることを指摘できます。例えば刑法の科目で犯罪の成立要件を解説する際には次のようなスライドが提示されていました。
このような図や表・イラストといったものが講義では頻繁に出てきます。おかげで抽象的になりがちな法的概念・法的議論を具体的なイメージで理解できます。
記憶にも残りやすく、たとえば問題演習の教材(スマート問題集など)を解いているときも「講義で図解されていたアレだ」と思い出しやすいです。
以上のように基礎講座では「小村講師の平易な解説講義」と「さまざまな視覚要素」を自分の脳にインプットし、短答式試験対策の基盤を作っていきます。
なお基礎講座では講義動画の他にWEBテキストも提供されています。こちらは講義内で使われているスライドとその補足事項が記された簡易なもので、テキストというよりは「レジュメ」のようなイメージです。
講義視聴をきちんと行うのであれば、WEBテキストに目を通す必要性はあまりありません。スタディング司法試験・予備試験講座のWEBテキストの内容はいわば講義内容の圧縮版であり、講義以上のことが書かれているわけではないからです。
逆に「講義を聞かずにWEBテキストを読み進める」といった学習を好む人もいると思いますが、そういう学習には向かないと思います。WEBテキストにあるのは要点のみであり、詳しい解説が書かれているわけではないからです。
WEBテキストは「講義の視聴後、ざっと内容を復習したいときに眺める」という形で使うのが良いでしょう。
「スマート問題集・セレクト過去問集」のレビュー
スマート問題集・セレクト過去問集は基本講座に付属している問題演習システムです。
スマート問題集は講義動画の内容理解を助けてくれる○×一問一答となっています。例として「刑法13 違法性阻却、正当防衛(その1)」のスマート問題集を解く場合は次のように使います。
「刑法13」のスマート問題集を開き、練習モード・本番モードのどちらかを選びます。練習モードは「問題と解説が交互に表示」されるモードで、最初のうちはこちらを使うのがお勧めです。
問題1が表示されます。問題文を読んで○×を選んで回答します。
正解・不正解と解説が表示されます。解説を読んで納得できたら「次の問題へ」をタップして問題2を表示します。以上を繰り返してテンポ良く問題を解いていけばOKです。
一定数の問題を解き終わると採点結果が表示されます。
以降、同じ問題を何度でも繰り返し解くことができます。一度解き終わったパートについては復習モードを使って間違った問題だけを抽出し、再度取り組むことも可能です。
以上のような一問一答が基本講座のほぼ全てのレッスンに対して用意されています。講義を聞いた直後に解いて自分の理解度を確かめたり、時間をおいてから解いて復習するといった用途で非常に役立ちます。
ちなみにスマート問題集の解説画面は充実度が高いです。まず解説自体がわかりやすく、加えて重要判例もよく引用されています。
解説を読んで講義動画を見直す必要を感じたときは「復習するには」のリンクをタップすると該当するレッスンに即座に移動でき、復習しやすいです。
さらに解説画面では今解いた問題を「要復習に追加」することもできます。
これをやっておくと、後で復習モードを使う際、要復習問題だけを抽出してまとめて解くという使い方ができます。苦手意識のある問題などを積極的に「要復習に追加」して漏れなく対策すれば、試験本番の高得点にもつながるはずです。
以上見てきたのは○×形式のスマート問題集で、次にセレクト過去問集を取り上げます。練習モード・本番モード・復習モードといった機能が使える点はスマート問題集と同じです。
ただセレクト過去問集では過去問をベースとした出題になりますので、問題の難易度が一気に上がります。
司法試験・予備試験の過去問だけあってそう簡単には正解できません。私など最初は10問中たった2問しか正解できないのも普通でした…。
でも何度も繰り返していくうちに知識が定着し、正解数が増えていきます。
全問正解を達成するとそこそこ嬉しいです。こうやってゲーム感覚で問題を繰り返し解いていくことで、司法試験・予備試験への対応力が養われていきます。
要は一種のゲーミフィケーションです。スマート問題集・セレクト過去問集を使ってスマホゲームに熱中するように短答対策ができる。このことはスタディングの最大の魅力の1つだと感じます。
「法律実務基礎講座」のレビュー
法律実務基礎講座は予備試験の論文式試験の科目「法律実務基礎科目」の対策講座です。
論文式試験の対策講座の1つではあるのですが、この講座では過去問の検討はしませんし、論文を実際に書くトレーニングもしません。
では何をするかというと、講師が次の2点について講義を行います。
- 法律実務基礎科目はどういう科目で、どのように学習すれば良いのか
- 過去に問われてきたさまざまなテーマに関する概説
要するにこの講座では法律実務基礎科目の基礎知識の習得を行います。そして実際に論文を書くトレーニングは後の「論文対策講座(予備試験実践編)」で行うという建付けです。
予備試験ルートで司法試験を目指す人にとって、法律基礎科目はとてもわかりにくいですよね。論文式試験の範囲に含まれてはいるけれど、民法や刑法といった具体的な法律について学ぶわけではありませんので。
またその内容も「法律理論と法律実務の架け橋」といったもので、ロースクール以外では教わる機会がありません。なのでスタディング司法試験・予備試験講座で法律実務基礎の対策ができるのは助かりますし、ありがたいと感じます。
法律実務基礎講座の講義は基本講座と同じく小村講師が行います。スライド内で図解を交えつつ情報を整理し、はじめて勉強する人にもわかりやすく伝えてくれます。
WEBテキストもありますが、基本講座同様、講義の要約版となっており、講義を視聴した後にざっと内容を復習する用途で使うのが良さそうです。
法律実務基礎講座は以上のような内容で、形式的には基本講座の延長という感じです。また内容面も実は民法・民訴法・刑法・刑訴法の延長だとみて差し支えありません。
個人的には「法律実務基礎講座は何だか難しそう、辛そう」だと勝手に警戒していたのですが、実際には基本講座で得た知識の土台の上にもう少し付け加えるだけのことであり、当初予期した苦痛はなく、自然と学ぶことができました。
「論文対策講座(基本フォーム編)」のレビュー
論文対策講座(基本フォーム編)では司法試験・予備試験の論文答案の基本的な書き方を学んでいきます。
この講座で小倉講師が強調していることですが、司法試験・予備試験の論文はただ自分の考えを書いていくものではありませんし、基本書に書かれている論証を暗記して吐き出せば点が取れるというものでもありません。
ではどうすれば良いのかというと、決まった型に沿った書き方をする必要があります。その型とは法的三段論法です。そして論文対策講座(基本フォーム編)では法的三段論法に基づいた答案作成について徹底的に学んでいきます。
「そんな論法は聞いたことないし、難しそうだし、自分には合わないかも…」と不安に思うかもしれませんが、心配する必要はありません。
というのも、論文対策講座(基本フォーム編)の最初のいくつかの講義動画で、法的三段論法とは何なのかを小倉講師がわかりやすく解説してくれます。私自身、法的三段論法なんて聞いたこともありませんでしたが、一度講義を聞いただけで概要を理解できました。
加えて、法的三段論法は司法試験の採点実感でも繰り返しその重要性が指摘されており、論文式試験を攻略するには避けて通れません。基本フォーム編はそのような必須技術を習得するとても良い機会です。
法的三段論法の基本がわかった後にこの講座でやることは実践です。論文式試験の基本7科目に関して重要判例を題材とした問題が出題されますので、実際に自分で答案を作成しながら学んでいきます。
もっとも、最初のうちは各問題に対する解説講義の内容を聴いて理解するだけで精一杯かもしれません。少なくとも私はそうでした。
なので、例えば1周目は講義全体を通して視聴するだけにして、実際に答案を作成するのは2周目からというように、自分の力に合ったペースで進めれば良いと思います。
なお論文対策講座(基本フォーム編)では問題・参考答案・答案構成用紙・答案用紙を講義動画とは別で見られるようになっています。
それぞれPDFとしてダウンロードしたり、印刷したりすることもできます。学習の初期段階では答案を紙に書いてもスマホ・PCを使って書いても問題ありませんので、自分の学習スタイルに合った使い方をすると良いでしょう。
話を戻すと、この基本フォーム編では論文試験の各法律科目のいろいろなテーマについて「規範定立」「あてはめ」「結論」の流れを繰り返し、法的三段論法を体得していきます。
基本を何度も実践して答案作成の型を体で覚えていくことで「どんな問題が出ても、ある程度は書ける」と自信がつく構成になっています。
なので「論文なんて書いたこともないし、何を書けば良いのかもわからない」という人こそ、ぜひ受けてみてください。論文式試験に対する漠然とした不安や苦手意識をすっかり無くせるはずです。
「論文対策講座(予備試験実践編)」のレビュー
論文対策講座(予備試験実践編)は論文の書き方に関する基本的知識・スキルがあることを前提としつつ、予備試験に向けて実践力を鍛えていく講座です。
予備試験の論文式必須7科目についてそれぞれ7題(計49題)、加えて刑事実務基礎・民事実務基礎についてそれぞれ3題(計6題)、全部で55題に取り組みます。なお出題は旧司法試験および予備試験の論文式問題をもとにしたものです。
動画のプレーヤーのすぐ下のところで問題と参考答案を閲覧できるようになっています。
問題を読んでまずは自分なりに答案を書いて、その後、参考答案に基づいた小倉講師の解説を視聴する、というのがこの講座の流れです。
基本フォーム編で学んだことを活かしつつ独力で書いてはみるのですが、それを参考答案と比べるとやはり大きな差があると気づきます。
そこで解説を何度も聞いたり答案を写本したりして、必死に自分の実力を合格レベルに近づけていく…そんなイメージです。
解説講義は小倉講師の受験経験・指導経験に基づいた超実践的な内容になっており、かなり聴きごたえがあると感じます。問題点をどのように切り分ければいいのか、出題に対して知識不足となった場合にどのように論述するか等、学ぶことばかり。
各科目の後半の出題では参考答案の他に残念答案と採点基準シートも用意されており、そちらも参考になります。
上記のうち採点基準シートは特に有用で、いくつもの評価項目とそれぞれの配点が記されており、自分の答案を客観的にチェックできます(PDFとしてダウンロード可、印刷可)。
スタディングには論文の添削指導がついていないのですが「採点基準シートによって第三者的視点を持てること」がその点を補っていると言えます。
基本講座・スマート問題集・セレクト過去問集・法律実務基礎講座・論文対策講座のそれぞれの一部を無料お試し講座で受講できます。
実際に利用すると学習のイメージがつかめます。まだの方はぜひトライしてください。
スタディング司法試験・予備試験講座の特徴
スタディング司法試験・予備試験講座の特徴を解説します。
オンライン特化で合格者輩出
スタディング司法試験・予備試験講座は紙の教材を提供することなく合格者を輩出する類まれなオンライン試験対策講座です。
スタディングの合格実績は合格率・合格者数といった形で明示されているわけではありませんが、合格者の声に掲載されている内容から一定数の合格者の存在を確認できます。
- 予備試験合格者8名のコメントを掲載
- 司法試験合格者16名のコメントを掲載
合格者の声はスタディングが実施している任意のアンケート調査によるもので、上記の他にも合格者はいると考えられます。なお直近で「令和4年の司法試験の合格者」「令和4年の予備試験の合格者」の声も掲載されました。
以上のことから、スタディングは今後もコンスタントに司法試験・予備試験合格者を世に送り出すだろうと期待できます。
講師は現役の弁護士
スタディングでは2人の講師が講義・教材開発を担当しています。2人の講師には「社会人になってから司法試験合格を志した」「連続不合格の苦難を乗り越えて合格を手にした」という共通点があります。
神戸大学理学部物理学科卒。東村山法律事務所代表弁護士(東京弁護士会登録番号第45072号)。
大学在学時は学業が肌に合わず、就職活動も思うようにいかなかった。そのため卒業後はフリーター生活に突入。消化不良の日々の中、最難関資格試験の司法試験に合格することで人生を変えようと決意。
大手予備校に入って受験対策を行い司法試験に挑むも、短答式試験すら合格できずに終わる。その後、法政大学法科大学院へ進学・修了し、司法試験を改めて受験したが、結果は総合3,000位で再度不合格。
ここで「合格できない原因は自分の勉強方法にある」と気が付き、問題演習重視型の学習に切り替えた。これにより2010年に総合順位109位(上位1.3%)で司法試験合格。
その後は弁護士として都内大手事務所に勤務した後、2014年に自身を代表とする法律事務所を設立。交通事故・相続・借金等の問題解決を引き受けている。
スタディングでは「動画だけで内容を理解できる司法試験講座」という新しいコンセプトの試験対策講座を開発し、同講座で主任講師を務めている。
東京都立大学法学部政治学科卒。東村山法律事務所パートナー弁護士(第二東京弁護士会登録番号第49598号)、法政大学法科大学院特任講師。
大学卒業後は塾講師をしていたが、教え子達の成長ぶりに刺激され「自分も成長したい」と考え、司法試験合格を志す。しばらくは講師を続けながら受験生活を送り、短答式試験には合格したが、論文式試験は受からなかった。
その後法科大学院に進学・修了するも、論文式試験を突破できず不合格が続いた。そこで合格者の答案を研究し「合格する書き方」を見出したことが転機となり、2012年、晴れて司法試験合格を手にする。
試験合格後は都内法律事務所に所属して事件を担当しつつ、法科大学院の刑事法の講師や厚労省の労働契約関係委員会の外部委員を歴任。スタディングでは論文対策講座を担当している。
繰り返しになりますが、講師の2人はどちらも初めから法曹を目指していたわけではなく、大学卒業後に一度社会人になっています。そして司法試験を志すも連続不合格の苦難に遭い、それを乗り越えて新司法試験に合格した実力者です。
特に小村講師は理系出身者であり、法律のバックグラウンドが全くない状態からスタートし弁護士にまで上り詰めています。ゼロから積み上げて法曹資格を得る、その一連の流れを実際に経験した講師から学べることはスタディングの大きな魅力の1つです。
選べる3つの初学者向けコース
スタディング司法試験・予備試験合格講座は初学者向けのコースとして次の3つを用意しています。
- 予備試験合格コース(基礎)
- 基本講座のみ
- 予備試験合格コース(総合)
- 基本講座
実務基礎講座
論文対策講座(基本フォーム編)
論文対策講座(予備試験実践編) - 司法試験合格コース(総合)
- 基本講座
論文対策講座(基本フォーム編)
※「司法試験合格コース(総合)」は「法科大学院生のための司法試験合格コース」と表記されることもあります。
予備試験合格コース(基礎)は基本講座のみを提供しており、予備試験の短答式試験対策を主眼としています。ひとまず予備試験の短答式試験の合格を目指す方は予備試験合格コース(基礎)を選択すると良いでしょう。
予備試験合格コース(総合)は基本講座に加えて実務基礎講座と論文対策講座2編を提供するものです。予備試験の短答式試験・論文式試験両方の合格を目指す方は予備試験合格コース(総合)を選択すると良いでしょう。
司法試験合格コース(総合)は基本講座に加えて論文対策講座(基本フォーム編のみ)を提供するものです。法科大学院に在学中または修了済みで司法試験の受験資格を持っている方はこちらを選択すると良いでしょう。
「基本講座」「論文対策講座(基本フォーム編)」は上記3つのコースで共通のものが提供されています。
選べる2つの学習経験者向けコース
スタディング司法試験・予備試験講座は学習経験者向けコースとして次の2つを用意しています。
- 予備試験論文対策コース
- 実務基礎講座
論文対策講座(基本フォーム編)
論文対策講座(予備試験実践編) - 書ける!判例論証講座
- 憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法
予備試験論文対策コースは予備試験の論文式試験対策を主眼としています。予備試験の短答対策がひと段落し、論文式試験の対策に移行したい場合に受講すると良いでしょう。
書ける!判例論証講座はスタディングのもう1つの論文式試験対策講座で「判例の立場で簡潔な論証を書く」ためのトレーニングを行います。判例に基づく答案構成を極めたいときや論文式試験の点数の伸び悩みを感じたときに受講すると良いでしょう。
スタディング司法試験・予備試験講座と他講座の比較
「スタディング司法試験・予備試験講座」と「司法試験・予備試験の対策講座を提供している競合4社」とを比較し、特徴を明確にしていきます。比較の対象となる講座の名称は次の通りです。
※各社の初学者向け予備試験対策講座をピックアップしています。
受講料の比較
はじめにスタディング司法試験・予備試験講座の受講料を他社の司法試験・予備試験講座の受講料と比較します。スタディングを含めた5講座の税込通常価格は次の表の通りです。
講座 | 受講料 |
---|---|
スタディング | 134,200円 |
伊藤塾 | 414,800円 |
資格スクエア | 703,780円 |
アガルート | 768,460円 |
LEC | 1,102,870円 |
スタディング司法試験・予備試験講座は他社と比べて圧倒的に安く受講できます。他社の講座が少なくとも40万円、高い場合は100万円を超えてくる中、スタディングは衝撃の10万円台です。
もちろん、いくら安くても質が悪いなら意味がないのですが、先に見たようにスタディングには予備試験合格者や司法試験の合格者を何名も輩出している実績があります。つまり十分に合格できる水準の講座なのです。
とはいえスタディングはやや特殊な学習スタイルをとっているため人により合う・合わないがあるでしょう。「自分に適している」と思えるかどうかがスタディングを受講するかどうかの決め手になると言えます。
以下ではさらに「アプリ対応の比較」「講義時間の比較」をしていきますので、この講座が自分に合うかどうかを判断する際の助けにしてください。
アプリ対応の比較
次にアプリ対応について比較します。アプリ対応とは「受講生の学習を総合的に支援するスマホ・タブレット対応アプリを提供しているかどうか」です。5講座のアプリ対応は次の表の通りとなっています。
講座 | アプリ対応 |
---|---|
スタディング | アプリあり |
伊藤塾 | アプリなし |
資格スクエア | アプリあり(短答対策のみ) |
アガルート | アプリなし |
LEC | アプリなし |
5つの講座の中で受講生向けにアプリを提供しているのはスタディングと資格スクエアのみです。ただし資格スクエアが提供しているのは短答対策に特化した問題演習アプリであり、受講生の学習を総合的に支援しているとは言えません。
これに対しスタディングのiOSアプリ・Androidアプリでは問題演習ができるのはもちろん、講義視聴やウェブテキストの閲覧もできます。アプリ1つで学習が完結するんです。
スタディング司法試験・予備試験講座のアプリがあれば、職場の休憩時や家事の合間、通勤・通学中など、ありとあらゆる空き時間を活用して学習に取り組むことができます。忙しい人ほど「使える!」と感じることでしょう。
スマホでサッとアプリを立ち上げて学べるスタディングは「専業受験生」でない方には理想的な選択肢であると言えます。
講座内容の比較
最後にスタディング司法試験・予備試験講座の講座内容を他社の司法試験・予備試験講座の講座内容と比較します。5講座の講座内容は次の表の通りです。
講座 | 講座内容 |
---|---|
スタディング | 基本講座 実務基礎講座 論文対策講座 |
伊藤塾 | 120点台から伸ばす予備試験短答対策講座 先取り 論文直前答練 予備試験論文過去問マスター/答練 コンプリート論文答練 予備試験 短答答練 直近判例チェックテスト 予備試験全国公開短答模試 |
資格スクエア | 入門講義 基礎講義 基礎問講義 論文過去問講義 短答重点講義 短答過去問講義 口述対策講義 基礎講義(実務基礎) 論文過去問講義(実務基礎) 基礎講義(選択科目) 論文過去問講義(選択科目) |
アガルート | 総合講義300 論文答案の「書き方」 論証集の「使い方」 重要問題習得講座 短答知識完成講座Ⅰ 短答知識完成講座Ⅱ 法律実務基礎科目対策講座 一般教養科目対策講座 司法試験・予備試験短答過去問解析講座 旧司法試験 論文過去問解析講座 予備試験 論文過去問解析講座 予備試験答練 法律実務基礎科目答練 選択科目対策講座 |
LEC | 1年合格専用入門講座 1年合格専用論文指導 合格答案作成講座 法律実務基礎講座 講義編 ハイレベル論文答練 法律実務基礎講座 演習編 選択科目総整理講座 短答合格講座 ハイレベル短答答練 短答ファイナル模試 |
上の表からわかることは「スタディングのカリキュラムは他講座に比べてシンプルでわかりやすい」ということです。
予備試験は短答式試験と論文式試験で構成されていることはあなたも知っているでしょう(厳密には口述試験もありますが、こちらは合格率が9割以上であり、合格は容易なので考慮から外します)。
スタディングは短答式試験に対しては基本講座で対応し、論文式試験に対しては実務基礎講座と論文対策講座で対応するという明快な建付けになっています。そのため学習開始後も自分が何をしているのかを見失いません。
これに対し他の講座では随分たくさんの講座が詰め込まれています。これだけてんこ盛りになっていると「やってもやっても終わらない」と感じるでしょうし、反復学習もしやすいとは言えません。
スタディングの受講生から合格者が出ている事実からわかることは「カリキュラムはシンプルでも大丈夫」ということです。
あれこれと大量の講座を受けるのではなく、本質的・中核的な部分だけを学ぶことで合格を目指せるのがスタディングの最大の特徴となっています。
スタディング司法試験・予備試験講座を選ぶ3つのメリット
スタディング司法試験・予備試験講座を受講すると次の3つのメリットが得られます。
「働きながら学習」に最適化されている
スタディング司法試験・予備試験講座を選ぶメリットの1つめは「働きながら学習」に最適化されていることです。
生計を維持するためフルタイムの仕事やパート・アルバイトなどを継続しつつ、その合間を縫って司法試験・予備試験の対策を進めたい人は多いでしょう。その場合、移動中や移動した先の空き時間で勉強することになります。
でも分厚い予備校本や基本書はかさばりますので、持ち歩くのが大変です。鞄が重いだけでも無意識のうちに学習のモチベーションが下がってしまいうのではないでしょうか。
隙間時間メインで勉強する状況でもスタディングの司法試験・予備試験講座なら「アプリで完結」します。だから自宅にいようが駅にいようがスマホ1台でウェブテキストを読めますし、講義動画も見られますし、問題演習まで可能です。
事実、スタディング司法試験・予備試験講座で合格した人の中には働きながら合格を勝ち取った人が多くいて、彼らはスマホを活用することでわずかな空き時間を漏れなく学習に充てています。
合格者
フルタイムで働きながらでも、スタディングなら仕事の細切れ時間を有効活用して合格できる[出典]
合格者
働きながらの勉強でしたのでスキマ時間をフルに活用しました。[出典]
合格者
通勤が電車で片道1時間程度であったので、その区間を利用して小村講師のインプット講義を視聴しました。[出典]
全ての学習をスマートフォン1台に集約できる司法試験・予備試験講座は私の知る限りスタディング以外にありません。重いテキスト・問題集を持ち運ぶことなくスマートに学習を進めたい方にとって、スタディングは理想的な選択肢となっています。
最小限の学習量で合格を目指せる
スタディング司法試験・予備試験講座を選ぶメリットの2つめは最小限の学習量で合格を目指せることです。
講座内容の比較で触れたように、スタディングはシンプルなカリキュラムとなっています。そのぶん学習量も小さいです。実際、総講義時間はアガルートやLECの半分程度となっています。
講座 | 総講義時間 |
---|---|
スタディング | 365時間 |
伊藤塾 | 不明 |
資格スクエア | 780時間 |
アガルート | 850時間 |
LEC | 728時間 |
「講義は長いほうが良いのでは?」「講座全体でたくさん学習できるほうが良いのでは?」と思う人もいるでしょう。でも必ずしもそうではありません。
講義は長ければ長いほど繰り返し視聴するには向かなくなります。テキストも長ければ長いほど繰り返し読みたいとは思わなくなるでしょう。
1周するだけで圧倒的に時間がかかる講座より、全体がコンパクトにまとまっていて反復して学習しやすい講座のほうが知識の定着には有効です。
また初学者の方にとっては最初の1周を終えることが初期段階の目標となりますが、途中で挫折してしまわないためにも分量を抑えた講座内容のほうが適していると考えられます。
枝葉の要素をカットし、学習量を最小限に絞り込むことはスタディング司法試験・予備試験講座が備えている合格戦略の1つなんです。
実績ある講座を格安で受講できる
スタディング司法試験・予備試験講座を選ぶメリットの3つめは実績ある講座を格安で受講できることです。
アガルートや伊藤塾といった有名な講座は合格実績を積み上げてきた歴史があります。その反面、受講料があまりにも高く、経済的に十分な余裕のある人しか受講できません。
では合格実績と料金の面でスタディングはどのように位置づけられるでしょうか?
スタディングは司法試験・予備試験対策講座としては後発であるため「歴史」というほどのものはありません。それでも合格者が着々と輩出されており、実績が少しずつ積みあがってきています。
合格者が出ているということはスタディング司法試験・予備試験講座で合格できる可能性が十分あることを意味します。そして私たちとしては「合格できるのであれば受講料は高いよりも安いほうが良い」ですよね。
スタディングの受講料は格安の10万円台です。オンラインに特化することで人件費や地代を大幅にコストカットし、格安とも言える料金を実現しています。もはや司法試験や予備試験の受験対策と言えども数十万、数百万のお金を必要とする時代ではなくなっているんです。
以上のことから実績ある講座を可能な限り抑制されたモダンな価格で受講したいならスタディングを選択するのが合理的と結論できます。
スタディング司法試験・予備試験講座のデメリット
どんな講座にもデメリットがあります。しかしデメリットを把握した上で受講すれば「こんなはずじゃなかった!」と後悔しなくて済みます。スタディング司法試験・予備試験講座のデメリットを把握しておきましょう。
スタディング司法試験・予備試験講座のデメリットは一般教養科目対策がないことです。
一般教養科目は予備試験の短答式試験の1つです。この科目に対する立場はいくつかありますが、スタディングは「一般教養科目の対策に多くの時間・労力を割くべきでない」としています。その理由は次の通りです。
- 一般教養科目は出題範囲が事実上無制限であり内容も多岐に渡るため、何をどこまでやれば効果が上がるかが不明である
- 短答式試験は法律科目だけでも7科目もあり、配点割合も法律科目が約8割と圧倒的に多い。ゆえに法律科目のほうを重視するべきである
スタディング司法試験・予備試験講座が一般教養科目の対策講座を設けていないのは上記の考慮によるものと思われます。
「それじゃあ一般教養科目は全問不正解に終わってしまう」と不安に思う方もいるかもしれませんが、過度に心配することはありません。
というのも一般教養科目は約40問から20問を選択して解答する形式で、ある程度自分の得意な問題を選べるようになっており、また40問の中には時事的な問題や常識で考えれば解ける問題、一般的な国語力・英語力を問う問題も含まれるからです。
高校受験・大学受験の経験のある人であれば、この先、少し意識的に本・新聞・ネットニュース等の情報に接する程度でもいくらかは正解できるでしょう。ゆえに今の時点では一般教養科目対策に拘泥せず、より重要な法律科目に集中するのが望ましいと考えられます。
とはいえ「一般教養科目についてもできる限りの対策をしたい」という人もいると思います。そのような方はアガルートの単科講座「一般教養科目対策講座」を受講してはいかがでしょうか。
この講座では一般教養科目の出題範囲のうち社会科学・人文科学に焦点を絞って対策を行います。受講料は2万円前後と受講しやすい価格帯ですので、一度検討してみてください。
スタディング司法試験・予備試験講座はこんな人におすすめ
以上の内容を踏まえて、スタディング司法試験・予備試験講座がどんな人にあっているのかを述べていきます。
まずはスタートしたい人
スタディング司法試験・予備試験講座はまずはスタートしたい人にお勧めできます。
「予備試験に挑戦してみたい。うまくいったら司法試験も受けたい。でも勉強を継続できるかどうか不安」。そう思って一歩踏み出せない方は多いようです。
問題になるのは「お金」と「時間」です。まず「お金」に関して言うと、司法試験や予備試験の場合、試験対策講座に申し込むだけで数十万円、下手をすれば100万円以上かかることも。
それだけ多額の費用をかけると、途中で続けられなくなってしまったときの経済的ダメージが大きくなりすぎます。だからスタートを切ることも難しく感じてしまうわけです。
この点、スタディング司法試験・予備試験講座は受講料は10万円台。この金額であれば仮に撤退する判断に至ったとしても「良い勉強になった」と思って諦めがつきます。だから始めやすいんです。
「時間」に関して言うと、たいていの司法試験・予備試験講座は講義もテキストも重厚長大です。こんなにボリュームがあるなら、自分には到底試験合格は不可能なのではないかと思ってしまいます。
でもスタディングの講座内容は情報を厳選した最小構成の司法試験・予備試験講座です。「これなら自分でも1周できそうだし、続けて2周、3周できるかもしれない」と思わせてくれます。
どこまで続けられるかは今の段階ではわかりませんよね。それでも挑戦してみたいなら、必要な費用を抑えつつ、ミニマルに学習できるスタディング司法試験・予備試験講座をぜひ活用しましょう。
アプリを活用して学習したい人
スタディング司法試験・予備試験講座はアプリを活用して学習したい人にお勧めできます。
国内最難関の司法試験や、その受験資格を得るための予備試験を攻略するには通常数千時間の勉強が必要です。ゆえに以前は、毎日机の前に腰かけてゆっくりと参考書を広げる余裕のある人しか司法試験・予備試験の合格を目指せませんでした。
でもスタディングが司法試験・予備試験講座を提供するようになってからは状況が変化しています。スタディングなら紙の教材がなく、学習をアプリに集約できるからです。
たとえフルタイムで仕事をしていようと、毎日の学業・アルバイト・部活動・家事育児に奔走していようと、その合間にスマホを取り出すことはできるはず。
そしてアプリをサッと起動すれば学び始めることができる。「今、ここ」を学習の機会に変えられる。だから多忙な人も司法試験・予備試験に挑戦できる。スタディングはそんなチャンスを私たちに与えてくれます。
忙しいことを言い訳にせず、アプリで学習し合格を勝ち取る。そのように覚悟を決められる人はスタディングをぜひ受講しましょう。
添削指導なしで試験を突破したい人
スタディング司法試験・予備試験講座は添削指導なしで試験を突破したい人にお勧めできます。
ここまで触れてきませんでしたが、スタディングは添削指導を実施していません。大手の司法試験・予備試験対策講座は大抵「論文答案の添削」をカリキュラムに盛り込んでいますが、スタディングはそれを省略しているんです。
「添削が無いのは明らかにデメリットでは?」と思った人もいるでしょう。しかし必ずしもそうではありません。なぜならスタディング司法試験・予備試験の合格者の中には添削指導を他社のものも含め一切受けずに合格している人がいるからです。
合格者
予備試験対策段階のうちに本試験の過去問も軽く解いてみて採点実感を熟読していました。
添削を受けることについて、質や費用対効果の面から抵抗感があったため、採点実感を読んで自分の文章を推敲し、粗を潰しました。
直前は予備校の添削指導を受けるかも迷いましたが、邪魔になるだけだと思い、ついぞ受けませんでした。
これだけでも本番で論文270点を超えることができましたので、不安に駆られて予備校に課金する必要はないと思います。[出典]
また小倉講師も次のように述べています。
論文試験は、書くべきイメージをつかむのに一番苦労します。このイメージがつかめないと答案をどれほど書いても合格答案が書けるようになりません。
しかし、最初に書くべきイメージをつかめさえすれば、その後は、試験過去問の答案をご自分で書いて自己添削を繰り返すだけでも合格答案を書く力は身に着けられると思います。
添削に全く意味が無いとは言いません。添削を受けることで実力を伸ばせる人もいるでしょう。お金の余裕があるなら受けても良いのかもしれません。
ただ、実際には添削指導がなくても採点実感の活用と自分自身の推敲とで腕を磨き、合格する人がいます。つまり添削指導は合格に必須ではないんです。
スタディングは必須でないものをそぎ落としたスリムな講座です。余分な指導を受けることで時間と料金を取られたくない、そう感じている方はぜひスタディング司法試験・予備試験講座を選びましょう。
よくある質問
スタディング司法試験・予備試験講座に関するよくある質問に答えます。
受講料はいくら?
スタディング司法試験・予備試験講座の料金は次の表の通りです(2024年11月7日現在)。
コース | 価格(税込) |
---|---|
予備試験合格コース(基礎) [2025年+2026年試験対応] | 89,100円 |
予備試験合格コース(総合) [2025年+2026年試験対応] | 138,000円 |
法科大学院生のための司法試験合格コース(総合) [2025年試験対応] | 129,900円 |
予備試験合格コース(総合)個別指導付 [2025年+2026年試験対応] | 398,000円 |
司法試験・予備試験-個別指導(トライアル版)1回 司法 2025 | 19,800円 |
個別指導(2回)ターム1 司法 2025 | 52,800円 |
個別指導(2回)ターム2 司法 2025 | 52,800円 |
個別指導(6回)ターム1 司法 2025 | 151,800円 |
個別指導(6回)ターム2 司法 2025 | 151,800円 |
個別指導(12回)ターム1 司法 2025 | 290,400円 |
個別指導(12回)ターム2 司法 2025 | 290,400円 |
書ける!判例論証講座 [2025年試験対応版]秋の判例学習キャンペーン 司法 2025 | 77,000円キャンペーン割引価格 66,000円 |
書ける!判例論証講座 [2025年試験対応版]基本講座受講者割引 秋の判例学習キャンペーン 司法 2025 | 59,400円キャンペーン割引価格 48,400円 |
スタディング司法試験・予備試験講座の更新版(再受講割引版)の料金は次の表の通りです。
コース | 価格(税込) |
---|---|
【更新版】予備試験合格コース(基礎) [2025年試験対応版] | 39,800円 |
【更新版]予備試験合格コース(総合) [2025年試験対応版] | 59,800円 |
【更新版】司法試験合格コース(総合) [2025年試験対応版] | 54,800円 |
【更新版】書ける!判例論証講座 [2025年試験対応版] | 38,000円 |
【更新版】予備試験論文対策コース [2025年試験対応版] | 34,800円 |
受講料はときどき変わるので公式サイトの情報もチェックしてください。後述の最安値で購入・受講する方法も要チェックです。
クレジットカードで分割払いできる?
スタディング司法試験・予備試験講座はクレジットカードを使った分割払いに対応しています。VISA、Master、JCB、Amexのカードが利用可能です。
分割回数・分割手数料の詳細はカードを発行した会社との契約によりますので、必要に応じてカード会社に問い合わせましょう(手元のカードの裏面に問い合わせ先が載っています)。
クレカで分割払いをする際の手順・注意点はカード支払い(一括・分割)の手順・注意点の記事で解説しました。実際に分割払いを申し込んだ際のスクリーンショットも掲載しています。ぜご覧ください。
ローンで分割払いできる?
スタディング司法試験・予備試験講座は信販会社(JACCS)のローンによる分割払いに対応しています(決済額が4万円以上の場合のみ利用可)。
ローンで分割払いをする際の手順・注意点はローン分割払いの手順・注意点と支払額節約法の記事で解説しました。実際に分割払いを申し込んだ際のスクリーンショットも掲載しています。ぜご覧ください。
iPadで受講できる?
スタディング司法試験・予備試験講座はiPadでも受講できます。詳しくはスタディングをiPadで受講する2つの方法と注意点の記事をチェックしてみてください。
オフラインで受講できる?
オフラインで受講できるかどうかは私自身で検証して調べました。結論だけお伝えすると次の通りです。
- あらかじめダウンロードしておいた講義動画はオフラインでも再生できる
- それ以外の機能はオフラインでは使えない
詳しくはスタディングはオフラインで使える?検証してみたの記事をチェックしてみてください。
最安値で購入・受講する方法
2018年からほぼ毎年スタディングを受講している私がスタディング司法試験・予備試験講座を安く購入する方法について解説します。
キャンペーンを利用する
スタディング司法試験・予備試験講座では年に5~6回キャンペーンが実施されています。キャンペーン期間中は対象講座が11,000円ほど安くなりますので、ぜひ利用しましょう。
キャンペーンの最新情報とキャンペーンが実施されやすい時期についてはスタディングの割引情報まとめ記事で発信しています。随時更新していますのでブックマークしていただき、時々チェックしてください。
割引クーポンを利用する
スタディングでは割引クーポンを使用して5~10%OFFの価格で講座を申し込むことができます。クーポンを獲得する方法はいくつかありますが、ひとまず次の2つのクーポンのいずれかを狙っていただくのが良いと思います。
- スタディングに新規登録する際にもらえる5%OFFまたは10%OFFクーポン
- スタディングに登録済みの方の場合は毎年1月・4月・7月に配布されている10%OFFクーポン
クーポンの獲得方法について詳しく知りたい方はスタディングのクーポンを獲得する方法と注意点の記事をご覧ください。
スタディングのキャンペーンとクーポンは併用可能です。つまり2つの割引を同時に使うことにより通常価格よりもかなり安く受講申し込みができます。
ただし、あまりにも併用することを狙い過ぎると十分に講座を検討できないまま申し込みをすることになったり、逆になかなか申し込みができず学習機会を逃がす結果になってしまうかもしれません。
併用は「たまたまキャンペーン期間中にクーポンをゲットできた」ときに実行するのがお勧めです。
更新版やWライセンス応援割を利用する
スタディングを受講するのが2回目以降の方はキャンペーンやクーポン以外の割引制度も活用できます。
スタディング司法試験・予備試験講座の受講履歴がある場合は更新版を利用できるかもしれません。料金は通常価格の半額ほどになることが多いです。更新版の利用可否を次のページでチェックしましょう(ページ下部に更新版の情報があります)。
⇒ 【スタディング公式】司法試験・予備試験講座 コース一覧・購入
スタディングで司法試験・予備試験講座以外の講座を受講したことがある場合はWライセンス応援割を使って司法試験・予備試験講座を受講できるかもしれません。更新版ほどではないものの、割引価格で申し込めます。
Wライセンス応援割の利用可否を次のページでチェックしましょう。
更新版の解説記事とWライセンス応援割の解説記事も用意しています。詳しく知りたいときにご覧ください。
この記事のまとめ
スタディング司法試験・予備試験講座はオンライン特化の試験対策講座です。スマートフォン1つでインプット学習からアウトプット学習まで、合格に必要なすべてのことに取り組めます。
本編で触れませんでしたが、スタディングを運営するKIYOラーニングは東証マザーズ上場企業です。上場企業が運営する数少ない通信講座としてスタディングは今後も業界をリードし、信頼と実績を積み重ねていくことでしょう。
そんなスタディングが提供する最先端のオンライン学習システムを最大限に活用すれば、予備試験はもちろん、司法試験の合格もきっと勝ち取れます。法曹としての豊かな未来を手にするために、スタディング司法試験・予備試験講座の受講をスタートしましょう。
以上、参考になれば嬉しいです。