宅建に一発合格した私の過去問の解き方【9個のコツを公開】

宅建に一発合格した私の過去問の解き方

宅建試験に独学で一発合格した宅建士Kiryuです(*^o^*)

今回は宅建試験に一発合格した私の過去問の解き方を語ります。

「国家試験を受験するのは初めて」「不動産の知識もほとんど無い」なんて方も大丈夫。

私も国家試験は初受験でしたし、不動産の知識もゼロからスタートしましたが、この記事で紹介する方法で過去問を解く練習を続けた結果、高得点をゲットして合格できました。

ぜひ参考にしてみてください。

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宅建の過去問の解き方

宅建に一発合格した私の過去問の解き方は、次の通りです。

過去問を解く段階
「試験1回分50問を」「時間無制限で」「必要ならテキスト等を見て」解く
結果を採点する段階
「正解・不正解を記録しつつ」「解説を読み込みながら」「自分に厳しく」採点する
演習を繰り返す段階
「10~12年分を」「期間をあけて」「制限時間内にほぼ満点取れるまで」繰り返す

「過去問を解く」「結果を採点する」「演習を繰り返す」の3段階に関して、それぞれ3つのコツがあります。

合計9個のコツを、以下で詳しく解説していきます。

過去問を解く段階のコツ

はじめに、「過去問を解く」段階についてお話ししていきます。

「試験1回分50問を」解く

過去問を解く段階のコツ1つめは、「試験1回分50問を(まとめて)解く」ことです。

私は、宅建試験の本番で最良の結果を得るために、過去問演習の段階から「なるべく本試験と同じ形式で解く」ことを重視しました。

そのため、宅建試験の過去問は「テーマ別に収録されたもの」ではなく「年度別に収録されたもの」を入手し、

さらに「1回の勉強につき、1年度分50問を一気に解く」ということを続けました。

最終的に過去問10年分を3周ほどしましたので、過去問演習の段階で「約30回の試験の予行演習」を実施した上で試験に臨んだことになります。

* * *

「なるべく本試験と同じ形式で解く」ことがなぜ重要なのかを、ハーフマラソンに例えて考えてみましょう。

※フルマラソンでも同じことですが、宅建試験は2時間くらいなのでハーフマラソンに例えます。

「練習でハーフマラソンと同じ距離を30回走った人」と、「それ以外の練習をした人」とでは、当然ハーフマラソンを30回走った人のほうが本番で上手く走れるだろう、と想像できますよね。

宅建試験も全く同じことで、小手先のテクニックを学んだり、ちょっとした練習問題を繰り返すよりも、本番と同じ分量の問題を30回解いたほうが、圧倒的に本番に強くなれます。

* * *

ちなみに、私の場合は過去問演習の後、市販の予想模試を使ってさらに20~30回分の試験の予行演習をしました。

問題演習をこれだけ積み重ねておくと、「もはや誰にも負ける気がしない」という気分で試験当日を迎えられますので、お勧めです(^^)

「時間無制限で」解く

過去問を解く段階のコツ2つめは、「時間無制限で解く」ことです。

宅建試験は2時間の試験ですので、過去問演習をする際にも2時間以内に解くのが理想だと言えます。

しかし私の場合、過去問演習をはじめたばかりの頃は2時間では全然時間が足りませんでした。

そこで、「時間は一応計測するものの、2時間経った後もそのまま解き続ける」という方針を取ることにしました。

もっと言うと、時間内に解ききることよりも、「問題文を丁寧に読んで理解し、1問1問丁寧に解く」ことのほうを重視したのです。

最初のうちは、50問を解くのに制限時間の倍の4時間くらいかかってしまうこともよくありました。

でも、過去問演習を続けていくうちにそれが3時間となり、2.5時間となり、やがて2時間を切っていきました。

最終的には1時間と少しくらいの時間で解けるようになったほどで、自分でも驚きました。

* * *

といっても、1時間と少しで解けるようになったのは、同じ過去問を何周も繰り返していたからかもしれませんよね。

では、過去問演習を十分に済ませた後、初見の予想模試を解いたときや、受験当日の本試験を解いたときはどのくらい時間がかかったのかと言うと、

まず、予想模試では制限時間の2時間を超えたことは全く無く、1.5時間前後で解けていました。

試験本番も同様に1.5時間くらいで解けましたので、だいぶ余裕がありました。

* * *

ということで、過去問演習においては2時間という制限時間を意識しつつも、それにこだわり過ぎなくてOKです。

最初のうちは、スピードよりも「問題文を正確に読む」「ケアレスミスをしない」といったことに気を付けて、丁寧に解きましょう。

2周目、3周目と繰り返すうちに、自然とスピードは上がっていきます。

「必要ならテキスト等を見て」解く

過去問を解く段階のコツ3つめは、「必要ならテキスト等を見て解く」ことです。

過去問演習を始めた当初は特にそうなのですが、問題文を読んで「この内容はテキストで学んだはずだけど、どうしても思い出せないな~」ということがよくあります。

こういうとき、次の3つの選択肢があると思います。

  • 思い出せないので、とりあえず勘で答えを選んでおく
  • 思い出せないので、その問題はとばして後で復習する
  • 思い出せないので、テキストを見て答えを選ぶ

上記のうち最悪なのは1です。

勘で答えた場合、もし偶然にも正解してしまうと、勘で答えたことを忘れてしまって、復習もしないままになりがちだからです。

それよりも良いのが2番目のやり方です。

わからない問題をとばしていく場合、「偶然にも正解する」ことはあり得ないので、採点の際に必ず復習する機会を得られます。

ただしこの方法にはデメリットがあって、それは「問題が解けないモヤモヤを抱えたまま次の問題に行くことになる」ことです。

「わからないな~」「自分ってダメだな~」「そもそも正解はどれなんだ~」という雑念が50問目を解き終わるまで残ってしまい、スッキリしません。

その問題を解決するため、私は3の方法を採っていました。

すなわち、知識を思い出せないのであればその場でテキストを見て、その場で正しい知識を復習してしまうのです。

テキストの必要箇所を読んで「あぁ、そうだった!ということは答えはコレだ」という具合に答えがわかれば、モヤモヤを解消して次の問題に進めます。

* * *

過去問演習は長丁場になりがちです。

だからこそ、小さなストレスが生まれとき、それを放置せずにこまめに解消していくようにすると良いと思います。

そうすると、精神的にも安定した状態で学習を継続できます。

結果を採点する段階のコツ

次に、「過去問を解いた結果を採点する」段階についてお話ししていきます。

「正解・不正解を記録しつつ」採点する

結果を採点する段階のコツ1つめは、「正解・不正解を記録しつつ採点する」ことです。

1問ごとに、正解だったのか不正解だったのかを記録します。

私に関して言うと、次ようなエクセルの表を作って記録していました。

正解・不正解をエクセルの表に記入

この表はある年度の過去問の1周目から3周目までの正解・不正解を記録したものです。

不正解だったところだけ「1」と記録しています。

こういった記録をつけておくことによるメリットはいくつかあるのですが、そのうちの1つが「後で間違えた問題のみ復習できる」ことです。

たとえば試験の直前期になると「これまでに1度でも不正解になった問題を、まとめて解きたい」と思うことがあります。

そういうとき、上の表のような記録があれば、不正解だった履歴のある問題を一気に抽出できます。

こういった復習作業に役立てるため、「正解・不正解を記録しつつ採点する」のがおすすめです。

「解説を読み込みながら」採点する

結果を採点する段階のコツ2つめは、「解説を読み込みながら採点する」ことです。

過去問題集に掲載されている解答一覧を見て「この問は正解できた」「この問は不正解だった」とわかるだけでは、何の意味もありません。

大切なことは、解説を読み込んで自分の知識や理解が正確だったかどうかを確認することです。

私の場合、特に最初のうちは、試験1回分を解き終わった後には全50問の解説を必ず読むようにしていました。

不正解だった問の解説を読むのはもちろんですが、正解だった問に関しても解説を読んだのです。

この点、「正解できた問題の解説まで読むことはないんじゃない?」と思う人もいると思います。

しかし、私は次の理由から「正解できた場合でも解説を読むべきだ」と考えています。

  • 「なぜこの選択肢が正解だと言えるのか」についての自分の考えが間違っている可能性があるから
  • 「なぜこの選択肢が不正解だと言えるのか」についての自分の考えが間違っている可能性があるから
  • 実は問題文を誤読しているのに、たまたま正解していることがあるから

要するに、過去問演習では「正解に至るまでの思考プロセス」が正解だったどうかを重視しよう、ということです。

正しい思考ができなければ、試験本番で少しひねった問題が出たとき正解にたどり着けません。

というより、大抵の場合は過去問と全く同じ問題が本試験に出ることはなくて、一ひねり・二ひねりあるのが普通です。

したがって、思考プロセスに誤りがなかったかどうかを検証する意味で、正解だった問についても解説を読むのが良いと思っています。

INFO

過去問演習を継続するうちに「この問については、もうこれ以上解説を読まなくても100%理解できている」とわかることも増えてきます。

そういう自信が持てたら、解説の読み込みは省略してOKです。

「自分に厳しく」採点する

結果を採点する段階のコツ3つめは、「自分に厳しく採点する」ことです。

採点を進めているうちに、「これは正解と考えていいんだろうか?」と少し悩むことがあります。

たとえば次のようなケースです。

  • すぐには答えがわからなかったので、テキストを一部読んでから解いて、結果として正解した場合
  • 正解ではあったけど、答えを得るまでの思考プロセスが間違っていたことが判明した場合

いわば「形だけ正解だった」というケースですね。

こういうとき、私はその問を「正解」とみなすのではなく、自分に厳しく「不正解」と判定していました。

なぜそうするかというと、実質的には不正解なので「不正解」と記録するほうが嘘が無い気がするからです。

また、「不正解」と判定し記録しておくことによって後で復習する機会を作れる、という理由もあります。

先にも触れたように、試験の直前期などには「これまでに間違った履歴のある問題だけをまとめて解きたい」と思うことがあり、そういうとき上記のような「形だけ正解だった」問も含めて解いたほうが、より良い復習になります。

つまり、後で復習したいときのために「不正解」と判定しておくわけです。

* * *

以上のように自分に厳しく採点することは、少し精神的にはつらいところもあるかもしれません。

でも、最終的には自分の実力を正しく計測し、強化していくことにつながりますので、できる限り自分に厳しくしておくのがお勧めです。

演習を繰り返す段階のコツ

最後に、「過去問演習を繰り返す」段階についてお話ししていきます。

「10~12年分」繰り返す

演習を繰り返す段階のコツ1つめは、「10~12年分繰り返す」ことです。

宅建試験の出題パターンや出題論点は多岐にわたっています。

本番で良い点数を取りたければ、それらを網羅的に習得しておくべきですが、網羅的な習得が可能になる分量が「10~12年分」です。

「10~12年分」を繰り返し解いて、どんな出題を投げてこられても打ち返せるだけの対応力を身に付けましょう。

* * *

「3年分」とか「5年分」だと少ないのだろうかと疑問に思う人もいるかもしれませんが、少ないと思います。

実際、本気で合格を狙う人は10~12年分は仕上げてきます。

自分もその一人になるべきです。

* * *

ところで、「10年分」と「12年分」ならどちらにするのが良いのでしょうか。

私自身は10年分の対策にとどめましたが、正直言ってどちらでも良いと思っています。

時間に余裕のある人は12年分を選び、あまり余裕がない人は10年分にしておく、というのでOKです。

「期間をあけて」繰り返す

演習を繰り返す段階のコツ2つめは、「期間をあけて繰り返す」ことです。

たとえば過去問を1年分、50問解いたとします。

ここで、繰り返し学習が必要だからといってすぐに同じ50問を解くのは、あまり効果的ではありません。

というのも、「忘れかけた頃に復習するのが最もよく記憶に定着する」ことが科学的に知られているからです。

気になる人は「分散学習」とか「エビングハウスの忘却曲線」というキーワードで調べてみてください。

* * *

ではどのくらいの期間をあければ良いのかというと、宅建試験の場合は次のサイクルでやっていくのがスムーズです。

  • 過去問1年分(50問)を解いて採点する
  • 次に、別の1年分を解いて採点する
  • 次に、別の1年分を解いて採点する
  • (繰り返し)
  • 過去問10年分(または12年分)を完了したら、最初に戻る

要は、10年分(または12年分)を各1回ずつ解いて、それが終わったらもう1度10年分(または12年分)を各1回ずつ解く、という具合です。

こうすると、ある程度期間を置いてから繰り返すことになり、自然と効果的な学習ができます。

* * *

最初のうちは「ずいぶん時間がかかる」「全然正解できない」などと感じるかもしれませんが、大丈夫。

解けば解くほどスピードは上がり、正解率も上がっていきます。

「制限時間内にほぼ満点取れるまで」繰り返す

演習を繰り返す段階のコツ3つめは、「制限時間内にほぼ満点取れるまで繰り返す」ことです。

多くの宅建受験生が、「過去問演習のやめ時」に関して悩みます。

過去問演習は、何周回せばいいのでしょうか? 3周でしょうか? 5周でしょうか?

これについては「一律の答えは無い」と私は考えています。

* * *

ではどうやってやめ時を判断すればいいのかというと、データを見て決めます。

その目安が「制限時間内に満点近くとれるようになるまで」です。

宅建試験は50点満点なので、「満点近く」というのは48点くらいだと思ってください。

たとえば過去問10年分を4周した段階で、もし「全ての年度で45点前後」という結果であれば、もう1周くらいしたほうがいいです。

過去問10年分を5周解いてみて「全ての年度で48点以上」とれたら、次のステップ(予想模試演習など)に進んでください。

ちなみに、どうして48点以上という基準になるのかというと、それだけの点数が取れるようになったら、

「すでに過去問演習で学べることは学び尽くしてしまっている」

「このまま過去問演習を繰り返すより、次のことに時間を使ったほうが得るものが大きい」

と考えられるからです。

* * *

ちなみに、私の場合は過去問を3周した時点で、全年度で制限時間内に48点以上とることができました。

なので、その時点で過去問演習をやめて、予想問演習(市販の予想模試)に切り替えました。

ひとつの例として、参考にしてください。

INFO

もう少し補足すると、通常は3周よりも多く解くことになるのではないかと思います(たぶん5周くらい)。

というのも、私が3周で過去問演習を終えられたのは、その前段階の「テキスト学習」に異常に時間をかけていたことが影響していそうだからです。

テキストの読み込みに時間を割き過ぎたことは私にとって反省点のひとつなのですが、そのぶん知識が定着していたことも事実でした。

もしテキストをもっとサラッと読んでいたなら、過去問演習は5周くらいやっていただろうと思います。

この記事のまとめ

今回は「宅建に一発合格した私の過去問の解き方」についてお伝えしました。

紹介した9つのコツをもう1度復習すると、次の通りです。

過去問を解く段階
「試験1回分50問を」「時間無制限で」「必要ならテキスト等を見て」解く
結果を採点する段階
「正解・不正解を記録しつつ」「解説を読み込みながら」「自分に厳しく」採点する
演習を繰り返す段階
「10~12年分を」「期間をあけて」「制限時間内にほぼ満点取れるまで」繰り返す

過去問演習は宅建試験の勉強の中でも最もハードなところで、多くの人がこの段階でくじけてしまいます。

でも、過去問演習をビシッと仕上げることができれば、合格はそう遠くないと思えるほど、確固たる実力がつきます。

ゴールを見据えて、1周ずつ積み重ねていきましょう。

以上、参考になれば嬉しいです。

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