宅建試験に一発合格した宅建士杉山貴隆です。
今回はこんな悩みや疑問に答えます。
宅建試験に落ちる人ってどんな人? 受からない原因は? 事前に知って対策したい!
勉強もしたし模試も受けた。それでも合格できる自信がない。他にできる対策はある?
全力を尽くしたけど、落ちてしまった!ショックだし、悔しい。来年も受験するべきか迷う…
最初に事実ベースでお伝えすると、宅建試験の合格率は約15%ですので8割以上の人が不合格になります。
だから仮にあなたが試験に落ちてしまったとしても全く不思議なことではないんです。むしろ確率だけを考えれば落ちるのが普通とも言えます。
そうは言っても、何か月も勉強をして年1回の試験を受けるのですから不合格になることは絶対に避けたいですよね。
そこでこの記事では宅建試験に落ちる人の特徴を確認し「あなた自身が不合格にならないで済むための対策」について考えていきます。
この記事を読み進めていくと、あなたは次のメリットを得られます。
- 宅建試験に落ちる人・落ちた人の特徴や不合格の原因がわかる
- 試験日まで残り1ヶ月の時点からどのような対策を始めれば良いかわかる
- 万が一今年度の試験で落ちてしまったとき、翌年度どうすれば良いのかがわかる
ぜひ最後まで読んでください。そして今日から不合格を避けるための対策を実践していきましょう。
宅建試験に落ちる人の特徴・落ちる原因
まずは私の周囲にいた「あぁ、この人はきっと今年落ちるな…」「案の定、落ちたな…」「来年も落ちそうだな…」という人達の特徴を見ていきます。
計画性に乏しい
宅建試験に落ちる人は計画的な学習ができていません。
受験を決めたその日から試験当日まで何日あるのかも知らず、どのようなスケジュールで勉強していくのかも決めず、ただなんとなくテキストを読んだり過去問を解いたりしています。
そのため本試験日までにテキストを読み終わらなかったり、過去問を反復して解くことができていなかったり。中途半端な学習で終わってしまうんです。
宅建試験に合格できるかどうかは1にも2にも計画的に勉強できるかどうかにかかっています。計画的に勉強できれば半分くらいは合格できたようなものです。
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でも仮にあなたが学習の計画を立てられなかったとしてもそれはそれで仕方がないことだと思います。なぜなら宅建試験に合格するためにどのくらい勉強すればよいのかは普通はわからないからです。
必要な学習量がわからないと計画を立てるのは困難ですが、そんなことは誰も教えてくれませんよね。とすれば計画的に勉強できなかったとしても無理はありません。
では自分で学習計画を立てる自信がない人はどうすれば良いのでしょうか? 私からのアドバイスは2つあります。まずアドバイスの1つめですが、宅建合格に必要な学習時間と学習法について知りましょう。次の記事で解説しています。
学習計画を立てるのは難しいことですが、この2つの記事を読み込んでいただければ最低限の情報は手に入ります。「だいたいこんな感じのスケジュールで良さそうだ」とイメージしやすくなるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
上記を読んでみても「難しそう」「いまひとつ自信がもてない」と感じたあなたへ、アドバイス2点目。宅建試験の学習スケジュールを自動作成してくれるスマホアプリManaBunの利用を検討してください。
スマホアプリManaBunはフォーサイト宅建士講座のeラーニングシステムです。アプリの指示通りに日々の学習をこなすだけで試験日までに受験対策を完了できる優れものとなっています。
ManaBunはあなたが一日をどのように過ごしているかという情報をもとに日々の学習可能時間を自動計算し、あなただけの学習スケジュールを提案してくれます。計画性に自信が無い人はこのようなアプリの力を借りて学習を進めていけば手間要らずです。
アプリManaBunはフォーサイト宅建士講座の受講生になれば無料で利用できます。できないことや苦手なことを無理にやろうとするのではなく、素直に他者に頼って合格を目指しましょう。
eラーニングアプリManaBunの詳細はアプリを提供しているフォーサイト宅建士講座の公式情報を確認してみてください。
リンク先で概要を把握した後、当ブログのManaBunレビュー記事も合わせて読んでいただくとさらに有益な情報が得られます。
独学にこだわっている
宅建試験に落ちる人はなぜか独学にこだわり続けています。
通学・通信という選択肢を知らないわけではないのですが、なぜか自分の力だけで勉強しようとするのです。もしかすると、周囲に独学で合格した人がいて、自分にもできるはずだと信じているのかもしれません。
しかし私が思うに宅建試験で独学で合格しているのはもともと勉強のセンスのある人がほとんどです。子どもの頃から勉強が好きだったり得意だったりして、クラスでも成績が1番か2番くらいに良く、ずっと「優秀だね」と言われ続けてきたような人。
そういう人は物心ついてから宅建試験を受けるまでの10年・20年の間に「勉強はこうすればうまく行く」という自分なりの戦術を身に付けています。だから大抵のことは独力で何とかやり遂げてしまいますし、独学・独習のプロセス自体を楽しいと思っています。
彼らは宅建試験にも全く同じ姿勢で臨みますが、数十年に渡って積み重ねてきた成功体験があるので難なくハードルを乗り越えてしまうんです。独学合格者にそのような背景があることを、独学にこだわる人は重視していないように思います。
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厳しめに言うなら、勉強が好きでも得意でもない普通の人が独学にこだわり続けるのは判断ミスなんです。独学することを選んだら、参考書選びから学習の順序・内容、日々のスケジュールまであらゆることを自分の力で決めなければなりません。
貴重なエネルギーと時間を勉強そのものではなくその周辺のことに割かざるを得なくなります。でも普通の人がこれをやりだすとすぐに燃料切れになってしまって、挫折・失敗のもとになります。おすすめできません。
「謙虚な凡人」であるならば独学にこだわるのはやめましょう。
宅建士という資格は幸運なことにたくさんの通信講座・オンライン講座や通学講座が提供されています。それらを利用すれば、参考書選びやスケジュール等々の余計な作業を省略して即座に質の高いカリキュラムで学習を始められます。
もし独学で合格できれば、確かに費用も安く済んで周囲の人にも良い恰好ができるかもしれません。でも、あなたがたどり着きたいゴールはそこではないはず。
そもそものゴールは「合格」であって、そこに至るプロセスは本来何だって良いはずですよね。それならば思い切って独学を避け、少しお金を使ってショートカットしてみる。そのくらいの柔軟さがあっても良いのではないでしょうか。
当ブログでは、通信講座の中でもフォーサイト宅建士講座とスタディング宅建士講座の利用を勧めています。私はどちらも購入し試した上でレビュー記事を書いています。ぜひ一度読んでみてください。
ちなみにこの2つの講座は無料で試すことができます。あなたも気軽に試してみてはいかがでしょうか。
宅建に興味が無い
宅建試験に落ちる人は宅建資格や不動産事業に根本的に興味が無い場合も多いです。
興味が無いために勉強も長続きせず、身に付かず、結局不合格になってしまいます。興味が無いのになぜ受験するのかと言えば、多くの場合会社の上司や親に言われて、イヤイヤやっているのです。
このような人達は自分のプライベートの時間を使って勉強するのですが、本来自分のものである時間を自分のために使えず興味の無い勉強に費やすわけですから、感じるものは苦痛以外の何ものでもありません。ある意味とても可哀そうです。
こういう人の場合、突き放すようですが早めに宅建士資格のことは見切ってしまったほうが有意義な人生になると私は思います。宅建試験の合格は諦めて、自分が本当にやりたいこと・本当に楽しいと思えることに時間を使うのだと方針転換するのです。
そのほうが満足度の高い時間の使い方になることはもちろん、その時間で生み出したものを実社会に還元することで社会的にも意義のある時間の使い方ができます。
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それでも、現実にはさまざまな事情により受験をやめることができないという人が大半かもしれません。どうしても受験せざるを得ないなら少しでも宅建資格に興味を持てるよう工夫してみましょう。
宅建に興味を持つ方法として私がおすすめしたいのは宅建入門マンガを読むことです。ストーリーを通して宅建士や不動産業界について理解を深めることで、少しずつ宅建に対する関心が増していきます。
宅建入門マンガを選ぶ際は宅建入門マンガ比較ランキングの記事を参考にしてみてください。
以上、宅建試験に落ちる人の特徴をみてきました。これから宅建試験の学習を始める人や学習開始後間もない人は上記を参考に「落ちる人の特徴」に当てはまっていないかどうかチェックしていただければと思います。
もしあてはまっていたらここまでに触れてきた対策についてもぜひ実行してください。
ラストスパートでできること
宅建試験に合格するためには、実は本試験日まで1ヶ月を切ってからのラストスパートが非常に重要です。
最後の1ヶ月間を頑張りぬける人は合格していきます。逆に最後の1ヶ月間で正しい学習ができなかった人や勉強以外のことに時間を使ってしまった人は不合格になってしまいます。
そこで以下ではラスト1ヶ月であなたが何をするべきなのかをまとめます。これまでの学習成果を土台にしてもう1段階か2段階、自分の実力を引き上げましょう。狙うべきは点数にして2点~4点のアップです。大丈夫、あなたならできるはず。
ラスト1ヶ月でできること
試験当日までラスト1ヶ月の時点からできること。それは当ブログの色々なところで言っていますが予想問題集(市販の予想模試)をやり込むことです。
予想問題集には、宅建試験のプロが過去の出題傾向を分析し「今年はこれが出る」と予想した問題が詰め込まれています。予想は当たることも珍しくありませんので解かない理由はありません。
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予想問題集を解くのにはもう1つ重要な側面があります。それは初見の問題を解く経験を改めてやっておくことです。
あなたはおそらくラスト1か月の時点で過去問題集を繰り返し解き終えていると思います。それは素晴らしいことなのですが、繰り返しというのはどうしても慣れを生じてしまう側面があります。
人間は1度読んだ問題文であれば2回目以降は素早く読めて解答スピードも上がります。早くなるなら良いじゃん、と思われるかもしれませんが必ずしもそうではありません。
忘れてしまいがちですが、初見の問題を読んで解答するという作業にはとても時間がかかるんです。このことを理解しないまま本試験を迎えた場合、いつもと同じスピードで解答できないことに対して激しく焦ってしまいます。
なので本試験日を迎える前に初見の問題に少しでも多く触れておくことが重要です。「初めて解く問題は思ったよりも時間がかかるし、難しく見える」ことを経験できていれば、本番でも精神的な余裕が生まれます。
この余裕の有る無しが合否に決定的な影響を与えますので意識しておいてください。
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ラスト1ヶ月の時点で「既に予想問題集を1冊やり終えているよ」という人もいるかもしれません。もしそうなら追加でもう1冊やりましょう。
予想問はいくつかの大手資格対策予備校が出しますので、内容が異なるものを数冊は購入できます。時間の余裕があるなら2冊以上解くべきです。
私は予想問題集を3冊やり込むことで40点取れました。あなたもぜひ40点という絶対安全圏を目指してください。
ラスト1週間でできること
ラスト1週間を切ったら新しいことに手を出すべきではありません。残された時間はこれまでの積み重ねの中で見えてきた課題に取り組んでください。
あなたは自分が苦手な分野や繰り返し間違えている問題を知っていると思います。それらを1つずつ徹底的につぶしていきます。
ただ単に問題を解くというよりも「なぜ苦手なのか?」「なぜ何度も間違えてしまったのか?」を冷静に分析し、原因を突き止めるのがおすすめです。根本原因を潰してしまえば、理屈上は二度と不正解になることはないからです。
たとえば私の場合、繰り返し間違えたいくつもの問題をよく観察したところ問題文の読み間違い・早とちりが失点の原因になっていることがわかりました。
「誤っているものを選びなさい」という問題なのに正しいものを選んで間違える、といったミスを何度もしていたのです。
それに気づいてからは、問題文の最後の「正しいものを選べ」「誤っているものを選べ」に下線を引く対策を始めました。結果としてその種のケアレスミスは激減しました。
このように自分で自分の弱点を潰していく作業を最後の1週間でできる限りやっていきます。
ラスト1日でできること
試験を翌日に控えたその日は土曜日のはずです。最後だからといって追い込みの勉強をするのではなく早めに切り上げてしまいましょう。
試験攻略で大切なのは毎日の積み重ねです。1日だけ特別に頑張ったとしてもそれが結果に大きな影響を与えるわけではありません。むしろ最後の土曜日は体調などのコンディションを調整することのほうが重要です。
たとえばご飯は胃腸に良いものを控えめな分量食べるようにしましょう。消化の悪いものを食べたり好きなものを食べすぎてしまったりすると、翌日のパフォーマンスに悪い影響を与えます。
肉や油ものを控えて、野菜と魚・豆を中心とした食事がおすすめです。「女性が好む健康食」をイメージすると良いと思います。
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夜になったら試験会場への行き方を復習し、持って行くものを確認し、準備万端ととのえて就寝します。時間帯はいつもより少し早いくらいがいいでしょう。
もしかすると緊張してなかなか寝付けないかもしれませんが「今日まで頑張ったから大丈夫!」と自己暗示をかけながら眠りに入ってください。
それでも眠れないときは無理に眠ろうとせず、首や肩をマッサージして揉みほぐしましょう。ベッドで横になってリラックスした心でゆっくり脳を休められれば、それで十分です。
ラスト1時間でできること
試験会場には集合時刻の1時間くらい前には着いておくのがベストです。会場で受け付けを済ませ、自分の席を探します。意外とわかりにくいので、わからなければ気軽に会場スタッフに尋ねましょう。
自分の席がわかったら、次は最寄りのトイレを探しておきます。上の階や下の階のトイレが利用できるかどうかも確かめておくと良いでしょう。試験直前のトイレは非常に込み合うため、代わりのトイレを見つけておくのがオススメです。
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トイレの位置確認が終わったら、席について精神を統一します。周囲の人はテキストを読み込んだり問題を解いたりしているかもしれませんが、あまり気にしてはいけません。
それよりも心を落ち着かせ、試験当日までの自分の努力を振り返ってください。「今日までこんなに頑張った。だからたくさん正解できるはず。必ず合格する」と自分自身にメッセージを送り続けてください。
繰り返しになりますが、宅建試験は積み重ねがモノを言う試験です。試験開始前のこの時点でどの受験生が合格するかはほぼ決まっています。静かな海のように心を落ち着けてください。あなたがするべきタスクは残り3つです。
- 筆記用具と受験票を机の上に並べる
- 緊張をやわらげるため、目を閉じて深呼吸をする
- 「さあ、やるぞ!」と心の中で唱えて自信を高める
ベストを尽くしましょう!
来年も受験するべきか?
試験は悔いなくやり切った!でも、どうしても力が及ばず落ちた…ということも人によってはあり得ます。
試験までの日数が無かった、モチベーションの維持が難しかった、プライベートで思わぬ出来事があり勉強どころではなくなってしまった等、合格を逃してしまう理由はさまざまです。
試験に落ちた場合に向き合わなければならなくなるのが「来年も受験するべきかどうか問題」です。
宅建試験の受験準備には費用も時間もかかりますし、精神的な負荷も大きなものがあります。次の年も受験するなら今年と同じかそれ以上のコストが必要かもしれず、悩ましい問題となります。
そんなときは次の2つの問いかけを自分自身に投げかけてみると良いと思います。
- どうしても宅建士の資格を取りたいのか?
- 今年度の悪かった点を見つけ出して次年度は改善できるか?
以下でもう少し説明します。
宅建資格の必要性を問い直そう
「どうしても宅建士の資格を取りたいか?」はあなたの心の状態に関する問いかけです。
宅建試験は合格率約15%の狭き門となっています。このような競争の世界では「合格したい!」「資格を取りたい!」という強い思いが無ければ勝つことは難しいです。
あなたの心に勝ち抜く気概はありますか? もちろん今まさにそういう気持ちでいる必要はありません。結果がわかったばかりですからね。
でもいつかは闘争心の炎を燃やす必要があります。その火種となるものが自分の心の中にあるかどうか、自分に問うてみてください。
改善点の有無を検討しよう
「今年度の悪かった点を見つけ出して次年度は改善できるか?」は合格できなかった理由を自分で明らかにできるかということです。
何が悪かったのかを把握できなければ、翌年も同じ結果になってしまいます。逆に自分の不備・不手際を客観的に洗い出せるなら、改善に努めることで次こそは合格できるはずです。
来年度も受験するあなたへ
上の2つの問いかけの両方に「YES」と答えることができるなら、あなたは来年度も受験するべきだと思います。
1年近く時間もありますから、次こそは必ず合格するのだと決意してもう一度頑張りましょう。私もこのブログに情報を書いていくことであなたのリベンジを応援したいと思います。
ひとつ知っておいて欲しいのは、あるとんでもないハンディキャップを乗り越えて合格した人の話です。その人は「どうしても宅建士の資格を取りたい」という思いだけで何度も受験をしましたが、4回失敗しました。
5度目の受験の際は勉強方法を大きく見直すことで見事に合格を果たしました。「合格したい」という思いだけでなく改善する意思が不可欠だとわかる好例です。
ところで、こちらの方が乗り越えたハンディキャップとは何だったのでしょうか。それは非常に高いハードルで、私はその話を知ってとても驚いたのですが、人間はその気になればこんなことも可能なのだと勇気づけられました。
詳しくは再受験で落ちた人に伝えたい宅建試験の勉強法の記事を読んでみてください。
特別付録:絶対避けたい!落ちる人のカッコ悪い言動
宅建試験で毎年のように落ちている人がいます。そして彼らに共通しているのはいくつかのカッコ悪い言動です。
深く考えることなくやっていると思うのですが、見苦しいのでやめたら良いのにと思います。以下、そんな言動をまとめてみましたので参考にしてください。
合格者を見ると「勉強教えて!」と言う
宅建試験に毎年のように落ちる人は合格者を見かけると「勉強教えて~!(><;)」と言います。
確かに自力では解決できない問題があるときには誰かを頼ることが大切ですが、他人の時間を使って自分のレベルを上げたいのならそれなりの対価を支払うべきです。
もし対価を払えないなら「厚かましい」「他者依存が過ぎる」と思われても仕方ありません。誰かに教えてほしいときは合格者に無理を言うのではなく、少しお金を払ってプロの授業を受けましょう。
たとえばスタディング宅建士講座のビデオ講座は長年宅建試験の受験指導を務めている講師が話していいて、とてもわかりやすいです。
スマホ1台あれば何回でも繰り返し聞けますし、何より格安で受講できるのでおすすめです。
「見直したら間違えたんだよね~」と言う
宅建試験に毎年のように落ちる人は「去年受験したとき、最後に見直しでアッ!と間違いに気が付いて直したら、直さないほうが正解だった!あれが無かったら受かってたなァ~~」と言います。
いやいやいや! たぶん無意識のうちに別のところも間違っていると思いますよ。それに、1問や2問で合否が分かれるくらいの点数しか取れないのなら、どっちにしろ落ちていたんじゃないでしょうか。
こういう言い訳は、その人自身の潔くない部分をアピールしているだけです。聞いているこちらが情けない気持ちになってきますので、やめましょう。
合格発表後「自己採点では受かってたのに!」と言う
宅建試験に毎年のように落ちる人は、合格発表が終わった後「自己採点では合格だったのに!」とか「受かってるはずなのに、絶対おかしい!」と言い張ります。
もうね、なんというか…
論外。
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以上、宅建試験に落ちていく人のあまり美しくない言動を見てきました。こんなことではいけませんよね。上記のような行動をあなたの周りで見かけたら、心の中で笑い飛ばしてしまいましょう。
この記事のまとめ
今回は宅建試験に合格できない人の特徴と受からない原因、不合格にならないためにラストスパートでやるべきこと、翌年の行動指針の決め方についてお話をしてきました。要点を復習しましょう。
- 宅建試験に落ちる人は計画性がなく独学にこだわり続ける傾向があるが、フォーサイト宅建士講座やスタディング宅建士講座などの適切な対策講座を利用することで問題を解消できる
- 残り1ヶ月のラストスパートで重要なのは、予想問演習、苦手な問題・分野の克服、十分な休息と精神統一である
- 来年も受験するかどうかを決める際は「どうしても宅建士資格をとりたいか?」「今年度の悪かった点を次年度改善できるか?」と自問自答してみると良い
冒頭でもお伝えしたように、宅建試験で不合格になることは決して珍しいことではありません。だからこそ不合格の芽は徹底的に摘み取っておくことが大切です。今度の受験が初受験の人も2回目以降の受験の人も、悔いの残らないよう試験対策をやり抜きましょう。
あなたはこの記事をここまで読んだくらいですから「不合格」という暗いテーマにも真剣に向き合える強靭な心を持った人です。だから絶対にできるはず。自分を信じて宅建取得に向けて突き進んでください。
以上、参考になれば嬉しいです。
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次回は宅建試験の当日や前日までにやるべき9つの必須事項を紹介します。下のブログカードをタップすると移動できます。