宅建の過去問をひたすら解きまくるべき5つの理由

宅建の過去問をひたすら解きまくるべき5つの理由

宅建試験に独学で一発合格した宅建士Kiryuです。

今回は宅建試験の過去問をひたすら解きまくるべき理由についてお話しします。

私自身、宅建の過去問は10年分を3周しました。延べ1500問を解きまくったことになります。

また、過去問の分析をもとにして作られた予想模試についても、試験10回分を3周ほどしましたので、こちらを合わせれば延べ3000問です。

結果として宅建試験の本番で50点満点中40点という「安全圏」の点数を取って一発合格できましたので、過去問の重要性は身をもって理解しています。

そこでこの記事ではなぜ過去問を解くことが重要だと言えるのかを5つの観点からお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

宅建の過去問をひたすら解きまくるべき理由

宅建の過去問をひたすら解きまくるべき理由は、次の5つです。

  • 出題パターンを把握できるから
  • 最適な解き方を見いだせるから
  • 間違えやすいポイントが明確になるから
  • スピード感を体で覚えられるから
  • 知識が定着するから

以下で1つずつ解説していきます。

【理由1】出題パターンを把握できるから

宅建の過去問をひたすら解きまくるべき理由の1つめは、「出題パターンを把握できるから」です。

宅建試験の出題は、かなりの部分がパターン化されています。

たとえば「正しい選択肢を選ぶ」「誤っている選択肢を選ぶ」というのが2大出題パターンです。

その他に「正しい選択肢がいくつあるかを答える」「正しい選択肢の組み合わせを答える」といったマイナーな出題パターンもあります。

以上は回答方法で分類した出題パターンですが、出題の内容についてもパターン分けできます。

たとえばこんな感じ。

  • 1つのテーマ(たとえば「取得時効」とか)に関する基本知識を問う出題パターン
  • やや長文の判決文を読ませて読解力・思考力を問う出題パターン
  • 一定の知識と計算力で正しく回答できるかを問う出題パターン

こういった出題パターンがあることを理解し、それらに慣れ親しんでおけば、そのぶんだけ問題文の読み取りが早くなり、誤読する可能性もおさえられます。

結果的に得点力が向上し、より合格しやすくなるのです。

以上のことから、テキストを読んだだけでは知ることのできない「出題パターン」を把握するために、過去問をひたすら解きまくることが重要であると言えます。

【理由2】最適な解き方を見いだせるから

宅建の過去問をひたすら解きまくるべき理由の2つめは、「最適な解き方を見いだせるから」です。

過去の本試験問題を何問も解き続けるうちに、「こういうプロセスで解けば、ミスなく確実に正解できそうだ」という自分なりの解答手順が見えてきます。

たとえば、私が実際にやっていた解答手順ですが、各選択肢を読んだら、各選択肢の末尾に自己判断で「○」「×」を書いていました。

選択肢の末尾に○×を書く

※通常は黒鉛筆で書きますが、わかりやすくするため明るい赤色で書いています

その選択肢が正しい内容であれば「○」、誤った内容であれば「×」ということです。

なぜ「○」と「×」を書くようにしていたかというと、こうすることでケアレスミスを防ぐことができるからです。

というのも、「○」と「×」を書く前の私は「誤っているものはどれか」という問題文を「正しいものはどれか」と読み違えてしまうミスをよくしていました。

しかし、仮にそのような問題文の誤読をしていたとしても、もし選択肢1を読んで「○」を書き、2番目の選択肢を読んでもう1つ「○」が続いたなら、「何かおかしいぞ?」と気づくことができます。

「正しいものはどれか」という出題であれば、2つ以上の選択肢が「○」になることはないはずだからです。

いわば「解答プロセスの中でケアレスミスを検出する仕組み」を作ったわけですね。

* * *

こんな具合に、ミスを可能な限り減らし、最も確実に正解するための自分なりの戦略が、過去問を解き続けることで見えてきます。

また、先に「出題パターン」に触れましたが、たとえば「出題パターンごとの解法」についても、過去問をたくさん解いていく中で自分なりのやり方がわかってきます。

試行錯誤を繰り返すことで次第に方法論が蓄積していき、結果として本試験でも素早く正確に問題を解くことができるのです。

以上のことから、自分にとって最適な解き方を見いだすために、過去問をひたすら解きまくることが重要であると言えます。

【理由3】間違えやすいポイントが明確になるから

宅建の過去問をひたすら解きまくるべき理由の3つめは、「間違えやすいポイントが明確になるから」です。

同じ過去問を何周も繰り返し解いていると、1度間違った問題の大半はそれ以降間違えなくなります。

その一方、どうしても2度・3度と繰り返し間違えてしまう問題もあることに気づくはずです。

繰り返し間違えてしまう原因を追っていくと、自分では意識できていなかった「苦手分野の存在」が明らかになったりします。

また、必ずしも苦手ではなかったとしても、先ほど出した例のように問題文を早とちりして間違えやすい、といったケースもあります。

どういう問題で繰り返し間違うのかが見えてきたら、間違える原因を追求し、それをひとつひとつ潰していくことで、本試験の正解数を増やせます。

以上のことから、間違えやすいポイントを明確にするために、過去問をひたすら解きまくることが重要であると言えます。

INFO

間違えやすい問題がどれなのかを確実に浮かび上がらせるために、「正解できたかどうかを1問ずつ記録していく」のがおすすめです。

次の記事でその方法を紹介しています。

宅建の過去問は何周回す?【結論:データを見て決めればOK】
【宅建士合格ブログ】過去問題集は何周解けばいいのでしょうか? 答えは「データ」が教えてくれます。詳細は本文で。

ぜひこちらも参考にしてみてください。

【理由4】スピード感を体で覚えられるから

宅建の過去問をひたすら解きまくるべき理由の4つめは、「スピード感を体で覚えられるから」です。

宅建試験の制限時間は120分(2時間)と決まっています。

試験本番ではこの時間内に50問全てを解ききり、願わくば「自信がない問題を再度解く」「マークミスが無いかどうかを見直す」といった作業に使える時間も残しておきたいものです。

そのために1問あたりおよそ2分で解くことにすると、100分で全問を解き終わって、20分の余裕を残せる計算になります。

しかし、1問あたり2分というのが体感としてどのくらいのスピード感なのか。こればかりは、実際に自分で問題を解いてみないとわかりません。

私の場合、過去問演習を始めたばかりの頃は、制限時間が経過した時点でまだ7~8割しか解き終わっていない、ということが普通にありました。

しかし過去問を解き続けるうち、次第に「どのくらいの速さで問題文・選択肢を読めばいいのか」「図を書いて考える時間はどのくらいを見積もればいいか」「この問題はすぐにはわからないから飛ばすという判断をするまでに、最大でどのくらい時間を使うべきか」といったことが、自然とわかってきます。

そうして、過去問10年分を3周する頃には、「制限時間内で余裕をもって50問を解き、ある程度の見直しまで行う」というところまで、スピードを上げることができました。

もし私が過去問を大量に解く訓練を怠っていたら、試験本番でも制限時間内に50問を解くことができず、不合格に終わっていたことでしょう。

以上のことから、試験問題を解く際のスピード感を、「1問2分」というような机上の空論ではなく肌感覚として身に付けるために、過去問をひたすら解きまくることが重要であると言えます。

【理由5】知識が定着するから

宅建の過去問をひたすら解きまくるべき理由の5つめは、「知識が定着するから」です。

過去問を繰り返し解く一番の理由はこれだと思っています。

というのも、人間の脳は本当にいい加減で、テキストを1~2回読んだくらいでは知識が全然頭に残りません。

もう少し正確に言うと、知識は脳内に一応入ってきているのですが、うまく取り出すことができない(思い出せない)のです。

そこで、過去問を数多く解くことによって、脳の知識を上手に検索して取り出す訓練をします。

最初のうちは全然正解できなかった問題も、繰り返し解いていれば自然と正解できるようになります。

この状態を一般的には「知識が定着した」というわけですが、実態としては「過去問を解くのに必要な情報を記憶から取り出す能力が向上した」という方が正確です。

いずれにしても、知識をアウトプットする能力を他の誰よりも高めた状態で本試験に臨めば、必然的に試験の結果は良いものになり、合格が実現します。

以上のことから、「知識を定着させるため」あるいは「脳からスムーズに情報を取り出せるようになるようになるため」に、過去問をひたすら解きまくることが重要であると言えます。

過去問を解くのが面倒…という人へ

「過去問が重要っていうのはわかったけど、ひたすら解きまくるって大変だよね… なんとか回避する方法は無い?」

そう感じている方もいると思います。

しかし、残念ですが過去問を解かずに宅建試験に合格することはできないと断言できます。

たとえて言えば、短距離走の選手が「速く走る」ためには「速く走る理論」をいくら知っていてもダメで、「実際に走る」練習を積み重ねなければなりませんよね。

宅建試験も同じです。

受験当日に試験問題を素早く正確に解くためには、「実際に解く」練習を積み重ねていく必要があります。

* * *

なお、世の中には、「テキストを繰り返し読むだけでいい。自分はそれで合格した」という人もいるみたいです。

でも、それはその人が「テキスト読むだけでアウトプットまで上手くなる天才肌の人」であるか、もしくは「たまたま運が良くて、まぐれで合格した人」であるかのどちらかだと思います。

「速く走る理論がわかるだけで、(走る練習をしなくても)早く走れる」ような奇跡は、私を含めた一般の「凡人」には起きません。

自分自身を凡人であると思うなら、ぜひ正攻法で攻めていきましょう。

* * *

以上述べたように、過去問を解くことそのものは避けることができません。

でも、あなたが感じるであろう負担感を軽減する方法はあります。

というのも、「アプリで過去問が解けて、解説も読めて、採点・集計もアプリが自動的にやってくれる」、そんなシステムを無料または有料で利用できるんです。

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無料の過去問アプリを次の記事で紹介しています。

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この記事のまとめ

今回は「宅建試験の過去問をひたすら解きまくるべき5つの理由」をお伝えしました。

5つの理由を復習すると、次の通りです。

  • 出題パターンを把握できるから
  • 最適な解き方を見いだせるから
  • 間違えやすいポイントが明確になるから
  • スピード感を体で覚えられるから
  • 知識が定着するから

過去問を解く作業は長く、つらく、地味な作業になりがちですが、そのぶん確実にあなたの実力を合格の二文字が見える高みにまで引き上げてくれます。

私自身、過去問演習が終わった段階で「これだけ解いたら…たぶん受かる」と思ったものです。

未来を信じて解き続けましょう。

以上、参考になれば嬉しいです。

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