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【簡単】無知な人でも独学で宅建を取れる方法【実証済み】

独学で宅建士

宅建試験に一発合格済みの宅建士杉山貴隆です。

今回は全く無知な人でも独学で宅建を取れる方法についてお話しします。私自身、完全に知識ゼロの状態から勉強をスタートして独学で一発合格できました。

この記事では私の経験を整理し誰にでもできる簡単3ステップとしてお伝えしていきます。最後まで読んでいただければあなたも知識ゼロからスムーズにレベルアップ可能です。ぜひ参考にしてみてください。

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無知な人でも独学で宅建を取れる方法

無知な人でも独学で宅建を取れる方法は次の3ステップです。

  1. 時間を確保する
  2. 教材を自分で選ぶ
  3. 勉強を開始し継続する

以下でもう少し詳しく説明します。

【ステップ1】時間を確保する

無知な人でも独学で宅建を取れる方法の最初のステップは時間を確保することです。

宅建試験に合格するには一般的に300時間の学習が必要だと言われています。これに従うなら、現時点から宅建の試験日(毎年10月の中旬)までに何が何でも300時間を確保する必要があります。

たとえば宅建試験の当日まで残り150日(5か月)だとすると、単純計算で1日あたりの勉強時間は2時間です。このように残された日数で300時間を捻出できるだろうかと考えてみるのがこのステップです。

【ステップ2】教材を自分で選ぶ

無知な人でも独学で宅建を取れる方法の2番目のステップは教材を自分で選ぶことです。

独学すると決めているなら少し大きめの書店に行って宅建試験の対策テキストを見比べてみると良いでしょう。いくつもの出版社がテキストを出していてそれぞれに特色があるので、自分に合ったものを探します。

テキストを見比べた結果「独学では難しそうかも」という判断に至ることもあるかもしれません。そういうときは通信講座や通学講座も検討に入れてみると良いでしょう。

いずれにしても教材を自分自身で選択し手に入れるところまでがこのステップです。

【ステップ3】勉強を開始し継続する

無知な人でも独学で宅建を取れる方法の最後のステップは勉強を開始し継続することです。

ステップ1で「1日あたりだいたい○時間くらい勉強すれば300時間確保できる」と、ざっくりした計画を作りました。その計画に従って日々淡々と勉強を進めていきます。

もちろん仕事が忙しかったり遊びに行ったりして時間がとれない日もあるでしょう。そういう日があれば他の日の勉強時間を増やして補います。

合格するのに必要だと言われている300時間を死守するべく日々の勉強を積み重ねていくのがこのステップです。

* * *

以上3ステップをご紹介しました。複雑なことは一切なく、その気になれば誰にでも簡単に実行できます。

私は3ステップをこのように実行しました

ここまでの話は少し抽象的だと感じた人もいるかもしれません。そこで以下では私が受験した年に上記3ステップをどのように実行したのかを具体的に示していきます。

【ステップ1】時間を確保する

私が宅建試験の受験を決めたのは3月頃のことでした。当時の私は以下のように考えました。

4月から勉強を始めたとして10月中旬までの期間は6か月と少々。おおむね200日くらい。300時間を200日で消化するとなると、毎日2時間ほど勉強しなければならない。

ただ当時の私は就職したばかりで仕事が忙しく、平日に確保できるのはせいぜい1時間程度だと見積もっていました。そこで平日に消化できなかった1時間分は休日で消化しようと考えました。

毎週の予定として平日の5日間はそれぞれ1時間、休日2日間はそれぞれ3.5時間勉強すると考えたら計算上のつじつまはあいます。時間は確保できそうだったので、私は次のステップに進むことにしました。

【ステップ2】教材を自分で選ぶ

私は書店に出かけて行って宅建のテキストを見比べました(当時の私は全くお金が無かったので、通信講座や通学講座の選択肢はあり得ず、独学一本と決めていました)。

1度見ただけでは決められず、何度か書店に通ってテキストを比較検討しました。当時、知り合いから『わかって合格る宅建士 基本テキスト』が良いと勧められていましたが、立ち読みしてみてそれほど良いとは思えなかったので却下しました。

最終的に、講師が話すような文体で書かれていて、少し読んで自分にとってわかりやすいと感じたユーキャンの『宅建士速習レッスン』を選択しました。無事教材を選ぶことができた私は次のステップに進むことにしました。

INFO

『宅建士速習レッスン』は2022年度より『ユーキャンの宅建士 きほんの教科書』にリニューアルしています。

【ステップ3】勉強を開始し継続する

いよいよ学習開始です。私はテキストを少しずつ読むところからスタートしました。

平日は朝1時間ほどテキストを読み出社しました。休日は少なくとも3時間、多いときはさらに1~2時間追加して勉強しました。

全くの独学でしたので、本当にこんなふうに勉強を続けていて大丈夫だろうか?と不安でしたが、自分にできることをやろうという気持ちで読み進めました。テキスト一読した後は過去問を解き、予想問題集を解くというステップで進めていきました。

当時最も気にしていたのは確実に必要だと思われる300時間を下回らないように日々の学習を積み重ねていくことです。とはいえ自分の納得いくまで勉強するということを続けたら、結果的に400時間くらいは勉強することになりました。

受験した結果、合格基準点よりはるかに良い点をとることができました。もし合格点前後を目指すなら300時間程度の勉強で済ませておいても十分だったと思います。

* * *

以上が私自身がたどった3ステップの道筋です。「不動産取引に関する知識は完全にゼロ」というところからスタートして、半年ほどかけて勉強し独学一発合格できました。

あなたが無知な状態から独学で宅建に合格しようとするなら、上記の3ステップを実行するのが最もシンプルかつ堅実なやり方です。

「そんな簡単なわけないでしょ?」

「いやいや、全くの無知な状態から始めるのにたったの3ステップ? そんな簡単なわけがない。もっとヒケツとかコツとか、秘密の勉強法とかあるんでしょ?」

そう思う方もいるかもしれません。確かに学習を進めていく上での細かいテクニックがあるかないかで言えば、あります。

でも本質的なところだけを見るなら上で紹介した3ステップが必要な手順の全てです。そして私は独学で一発合格する人の多くが上記3ステップを実行していると考えています。

* * *

逆に、宅建試験になかなか合格できない人は上記3ステップを甘く見ていて、きちんと実行していません。たとえばステップ1の「必要な時間を確保する」を実施せずに、何となく勉強を始めている人がとても多いです。

ステップ2の「教材を自分で選ぶ」も本来は必須ですが、他人に勧められたものを思考停止で使っている人がたくさんいます。ステップ3の「学習を開始・継続する」に関しては、継続できない人が多いのはもちろん、そもそも勉強を始められない人もいたりします。

結局、知識ゼロからスタートして宅建試験に合格するために必要なことは簡単で誰にでもできそうな上記3ステップをひとつひとつ丁寧に実行していくことなんです。

3ステップをもう少し詳しく知りたい場合

「OK。ざっくりとした流れはわかったからやってみる。でもちょっと情報が足りない気もする。もう少し細かく具体的に教えてほしい」

もちろんです。このブログでは宅建試験の勉強法の詳しい説明や合格するための考え方を、いくつもの記事に詳しく書いています。ぜひ参考にしてください。

たとえばステップ1「時間を確保する」については勉強時間の解説記事が役立つと思います。

宅建の勉強時間は?一般的な目安と独学合格した私の推奨時間
【宅建士合格ブログ】宅建試験の合格に必要な勉強時間について、「世間一般で言われている目安」と「完全初心者の状態から独学し一発合格した私の推奨時間」とをお伝えします。

ステップ2「教材を選択する」についてはテキストの選び方の記事や問題集の選び方の記事が参考になると思います。

宅建テキスト おすすめ・ランキングに頼らない選び方
独学一発合格したブログ運営者が宅建テキストを選ぶ際の「3つの選択基準」と「やってはいけないこと」を論じます。基準に合致するテキスト1選も紹介。
宅建の問題集 おすすめ・ランキングに頼らない選び方
【宅建士合格ブログ】宅建の問題集は、どんな種類のものを何冊用意すればよいのでしょうか? 宅建試験・管理業務主任者試験に独学一発合格した私の意見をお伝えします。

ステップ3「勉強を開始する」についてはおすすめの勉強法の記事を読んでください。

一発合格できた!私のおすすめ宅建独学勉強法&高得点で勝ち抜くコツ
【宅建士合格ブログ】宅建試験に独学で一発合格した私がおすすめの勉強法や反省点、高得点を取るコツを詳しくお伝えします。

私が自分の経験から得たノウハウをすべて無料で公開していますので、ぜひ一読していただければと思います。きっと有益な情報が見つかるはずです。

この記事のまとめ

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今回は「無知な人でも独学で宅建を取れる方法」というテーマについて私の経験をもとにお伝えしました。提示した方法を復習すると次の3ステップです。

  1. 時間を確保する
  2. 教材を自分で選ぶ
  3. 勉強を開始し継続する

たとえ不動産や法律に関して何も知識を持っていなかったとしても、この3ステップをひとつずつ進めていきましょう。それだけで宅建合格のゴールが少しずつ見えてくることをお約束します。

以上参考になれば嬉しいです。

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