宅建試験一発合格済みの宅建士Kiryuです(*^o^*)
今回は宅建のオンライン講座について解説します。
具体的には「オンライン講座とは何か」「私が実際に受講した4つのオンライン講座(おすすめ順)」という2つの話題を提供します。
記事を一読していただくと、オンライン講座がどのようなものか明確にイメージできるようになり、「結果に結びつきやすい講座選び」が可能になるはずです。
ぜひ参考にしてみてください。
宅建のオンライン講座とは
宅建のオンライン講座とは、インターネットを通じた学習ができる通信講座(WEB講座)のうち、ネット上でほぼすべての学習ができるタイプの講座を指します。
大きな視点で考えてみましょう。
まず、宅建の資格対策講座は「学校に通うタイプのもの」(通学講座)と「学校に通わないタイプのもの」(通信講座)に分けることができます。
通信講座は、従来の「紙のテキストやDVDを郵送する通信講座」と、「講義のインターネット配信など新しい技術を取り入れている通信講座」(WEB講座)に分かれます。
ここまではWEB講座の解説記事でもお伝えした通りです。
WEB講座はさらに2つのタイプに分かれます。「オフラインの教材を組み合わせることでカリキュラムが完成するもの」と、「オンライン教材のみでカリキュラムが完成するもの」との2つです。
このうちの後者、つまり「カリキュラム内のほぼ全ての学習をインターネット上で実施できる講座」をオンライン講座と呼びます。
オンラインで学習が完結しますので、「紙の教材は一切無い」ということも珍しくありません。
ただ、現時点では紙の教材を必要とする人も多いため、「紙の教材も一応用意してある(でも必須ではない)」という講座も多いです。
実際に使った宅建オンライン講座4つをおすすめ順に紹介
当ブログの管理人Kiryuは、4つのオンライン講座を購入して受講しました。
それら4つを、「オンライン講座としておすすめできる順」に紹介していきますね。
スタディング宅建士講座
スタディング宅建士講座は、KIYOラーニング株式会社が展開しているオンライン講座です。
特徴は次の通り。
- インターネット上に用意されたビデオ講座・WEBテキスト・問題演習システムを使って、インプット学習からアウトプット学習まで一通りの学習が可能
- 講師 竹原健氏の講義が猛烈にわかりやすい
- 内容が充実しているのに価格が2万円程度とリーズナブル
- 合格者の声多数
スタディングは、「紙の教材を無くしてオンラインのみで学習を完結させる」というスタイルを業界でもいち早く(2010年頃)打ち出しました。
そのため、オンライン講座としては最も長い歴史と実績を積み重ねています。
講座の内容が充実しているのは当然ですが、UI(表示画面)も非常に洗練されている点が見逃せません。
宅建士の学習用教材としてスタディングを選んだ人は、最高の受講体験を得ることができるでしょう。
価格の安さも相まって、オンライン講座として第一にオススメできるのがスタディング宅建士講座です。
レビュー記事はこちら。

公式サイトはこちらです。
フォーサイト宅建士講座
フォーサイト宅建士講座は、株式会社フォーサイトが展開しているオンライン講座です。
特徴は次の通り。
- eラーニングアプリで講義動画の視聴・デジタルテキストの閲覧・デジタル過去問題集の閲覧・問題演習システムの利用等が可能
- 受講生の合格率の高さに定評あり
- 2020年度は宅建講師が講義をYouTubeでライブ配信するなど、チャレンジングな精神にあふれた講座
フォーサイト宅建士講座は、もともと「従来型の通信講座」だったのですが、近年はオンライン講座へと転換しつつあります。
変化の途上であることから紙のテキストや問題集も送られてくるのですが、それらと同じ内容のものをeラーニングアプリ「道場破り」で利用できるため、オンライン講座としての受講が可能です。
最初に紹介したスタディング宅建士講座に比べると価格が高めとなっています。その分、毎年の受講生合格率も高い水準を維持しています。
レビュー記事はこちら。


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オンスク.JP宅建士講座
オンスク.JP宅建士講座は、株式会社オンラインスクールが展開しているオンライン講座です。
特徴は次の通り。
- 通信講座としてはかなり珍しい「サブスクリプション制」をとっており、月額980円で宅建士講座を含めた40講座以上を受講できる
- 宅建士講座は資格対策予備校TACの一流講師が担当
- ウェブテキストが無いのと過去問の網羅性が無いのが難点
オンスク.JPの宅建士講座は純然たるオンライン講座で、紙やDVDといった教材は一切無く、完全にインターネットのみで受講します。
オンスク.JPの専用サイト内またはアプリで分かりやすい講義を視聴しつつ、オリジナルの練習問題を繰り返し解き、実力を高めていきます。
なお宅建合格者の私としては、ウェブテキストが無い点が少々気になります。
宅建試験に合格するためには広範囲の知識が必要になりますが、その全てを講義動画で得るのは困難です。だからこそ、大抵の宅建士講座にはテキストが付属しますし、スタディング・フォーサイトもアプリ等でウェブ上のテキストを利用できます。
オンスク.JP宅建士講座はテキストが一切無いため、知識がもっと必要だと感じることがあるかもしれません(私は感じました)。その際は市販テキストを一冊購入する、といった対応が必要になると思います。
レビュー記事はこちら。

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資格スクエア宅建士講座
資格スクエア宅建士講座は、株式会社サイトビジットが展開しているオンライン講座です。
特徴は次の通り。
- 現役の司法書士による講義(宅建士・行政書士にも合格済)
- 2019年に始まったAI予想模試「未来問」が人気
- 問題演習システムが無いのが難点
資格スクエア宅建士講座は、インプット講座・アウトプット講座・直前対策講座・未来問から構成されています。
大部分が講師による講義です。資格スクエアのサイトにログインして講義動画を視聴する、という形式となっています(アプリは無し)。
個人的には、問題演習機能が無いというのが結構残念なポイントです。宅建試験は「問題を解く練習をどれだけ重ねたか」が結果に大きく影響しますので…
問題演習機能が無い代わりに、『クラウド宅建士OUTPUT問題集』が無料で送付されます(2020年版の場合)。
それを使えば過去問を解くことはできそうですが、「オンラインだけで全てを済ませる」というわけにはいかなくなるので、注意しましょう。
レビュー記事はこちら。

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この記事のまとめ
今回は「宅建のオンライン講座とは?実際に使った4つの講座をおすすめ順に紹介」というテーマでお伝えしてきました。
復習すると、宅建のオンライン講座とは「インターネットを通じた学習ができる通信講座(WEB講座)のうち、ネット上でほぼすべての学習ができるタイプの講座」を指しています。
私が購入・受講したオンライン講座をおすすめ順に並べると、次の通りです。
- フォーサイト宅建士講座
- スタディング宅建士講座
- オンスク.JP宅建士講座
- 資格スクエア宅建士講座
あなたに合いそうな講座はあったでしょうか。
講座の使用感を知りたい場合は、各講座の無料お試し受講に申し込んでみましょう。
ネットで情報を探し続けるのではなく、実際にサンプルの講義を聴いたり、サンプル問題を解いてみたりするほうが、実感を伴った判断ができますよ。
今回は以上となります。
何かしら参考にしていただけたら嬉しいです。
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